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リフォーム成功のノウハウはDIYグッズと柱の交換にあった?

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リフォームでのお勧めの仕上げ建材

リフォームでお勧めの仕上げ建材は、床では無垢材のフローリング、壁クロスもビニール素材ではなく自然素材のもので、いずれも自然色の優しい色合いと風合いを楽しむことができます。

 

例えば、桐材のフローリングは、素足の感触がほんのりと暖かくて柔らかく、色合いも比較的白っぽいため、部屋が明るくなります。

 

反面、汚れやシミには弱い面があるため、桐材の素材感を殺さない範囲で、同じく自然素材の蜜蝋ワックスなどでの保護が必要になります。

 

壁クロスでは、珍しいところでエッグウォールなどはいかがでしょうか。

 

エッグウォールは、卵の殻を素材としたもので調湿機能があり、貼った状態では表面のつぶつぶ感で塗り壁にも見える特徴があります。

 

ただし、ビニールクロスに比べて固いため、入隅や出隅で折り曲げて貼ることには技術を要すること、そして一般的なビニールクロスに比べて高価なため、壁一面だけのアクセントとしての利用がいいと思います。

 

なお、卵アレルギーの成分は除去して製作されているためアレルギーの心配はないようです。

 

このように、自然素材の建材は、高価で一定の取扱いの難しさはありますが、住空間に非常に優しい印象を与えるもので、それだけの価値は十分にあると思います。

リフォームで柱をデザインする

リフォームで間取り変更する際、構造的に重要な柱や筋交いが邪魔になることがあります。

 

このような時でも、建築士などと相談の上で柱や筋交いの移設、あるいは他の部分での補強で解決することは可能ですが、施工の難しさや構造的な不安も残りますので、できれば残したままでデザイン化して活かすことを勧めます。

 

例えば、あらわになった柱や筋交いを黄色や赤などの原色で塗装すると、意外とモダンなアクセントとなり住空間がキュッと締まって見え、柱と柱より少し細い材料でたすき掛けにした筋交いとの組合せは、見た目のバランスも良いものです。

 

勿論、既存の柱や筋交いのままでは、意匠化できない場合もあり多少の修正が必要になる場合もありますが、その際には柱や筋交いの接合金物が見えない、あるいは金物を使用しない昔ながらの納め方にしてもらいましょう。

 

リフォームで柱の交換が必要な場合

リフォームで柱の交換が必要になるケースとしては、シロアリによる食害や腐朽菌による腐食で構造耐力が減少している場合で、多くは土台の補修、断熱材の入替え、さらに防蟻・防腐剤の塗布も必要になります。

 

このような症状になるのは、比較的日当たりが悪く風通しの悪い部分に多く、2階よりも地面に近い1階の外壁周りに多くみられます。

 

また、床下の換気が十分でなかったり、浴室などの水廻りから漏水している場合も、シロアリと腐朽菌の好む環境となりますので、注意が必要です。

 

いずれにしても、柱の交換は専門的な知識が必要になる上、冒頭に挙げたその他の部分の補修も必要になることから、建築士や住宅の構造に熟知した大工さんに相談する必要があります。

 

さらに、柱の交換が必要になった原因を解決しておくことも重要ですから、外壁周囲の風通しを悪くしている植栽や物置の有無、床下通気口がゴミや雑草などで塞がっていないか、などにも注意しておくようにしましょう。

 

リフォームのノウハウをご紹介しています。

 

リフォームのノウハウは戸別情報が基本

一般的にノウハウは、研究・開発と実績・経験を平行させて積み上がっていくものですから、リフォームのノウハウについてもハウスメーカー系などの大手業者の方が有利だと言えます。

 

一方、個々に地域や住宅条件が異なるリフォームでは、その自然環境、構造、築年数、そしてユーザーの利用形態を熟知しているほど適切なリフォーム提案が行えます。

 

ですから、新築時の設計事務所や施工会社、あるいは以前からお世話になっている地域の業者などと懇意にしている場合は、その業者を住宅のかかりつけ医としておくことを勧めます。

 

住宅寿命が延びてきている現在では、建て替えまでに3〜5回ほどのリフォームやメンテナンスが必要になりますが、その都度新たな業者に依頼するよりは、戸別に住宅情報を把握して貰っている、かかりつけ医のノウハウの方が適切だと思います。

 

リフォームで用意しておきたい便利グッズ

住みながらのリフォームでは、業者が作業通路や家具などの養生を行ってくれますが、中には十分とは言えない場合があり、最終的にはユーザー自らの拭き掃除などが必要になる場合が多いと思います。

 

特に、ピアノや布製の家具、あるいはテレビやオーディオ機器などのようにホコリを取り除きにくいものの養生は、ブルーシートなどを被せただけでは十分でなく、養生ビニールなどで包み込んでしまう必要があります。

 

もちろん、業者に徹底した養生を求めることはできますが、施工コストに反映されますから、大事にしているものは自分で養生しておくようにしましょう。

 

その際の便利グッズとしては、塗装業者などが使っている布テープ付きの養生シート(ビニール)で、幅が広い(1m)ほどのものが使いやすいと思います。

 

合わせて、専用の布製の養生シートも便利で、ビニール製の養生シートに比べて隙間なく包み込むことができる上に、繰り返しの利用も可能なものです。

 

なお、これらはホームセンターで手に入れられるものですから、用途に合わせて用意しておくと、リフォーム後の拭き取り掃除が格段に楽になります。

 

DIYリフォームで使用する材料と通信販売

DIYリフォームで使用するほとんどの材料は、ホームセンターなどで販売されていますが、多くは汎用品でオリジナリティーのある材料を見つけることが困難なほどです。

 

その点、通信販売ではデザインや素材に拘った製造業者を見つけることができ、それらの中から新たなイメージを得ることも可能で、工夫次第ではオリジナリティーのあるDIYリフォームとすることもできます。

 

例えば、床の無垢材は建材メーカーが扱っているものよりも多種多様で、製造業者の拘りが現れているものが多く、オリジナリティーに溢れるものです。

 

反面、汎用品に比べて高価であること、常に同じものが手に入れられるとは限らないこと、などがありますが、長期使用に耐えられるオリジナリティーのあるものですから、長い目で見ればコストパフォーマンスの高いものと言えるでしょう。

 

なお、輸入のタイルや衛生設備機器など、ホームセンターでは見ることのできないオリジナリティーのあるものも通信販売で手に入れることもできます。

 

一方、これらの特殊的な材料をDIYで使用するには相応の技術力が必要なため、失敗リスクを避けるためには、材料の支給、もしくは情報を業者に提供して指定材料とするのがいいと思います。

 

注:激安リフォームには問題が山盛り?
安いからといって安易にお願いしてしまうことは大変危険です。

 

激安リフォームの実態については、『 激安リフォームは本当にお得?無金利・無担保ローンも徹底検証』で詳しく調査していますから、しっかりお読み頂いて、注意点をおさえておきましょう!

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