ビルドアートのアフターサービスは良い?メンテナンス費用も気になる
ビルドアートは、家を建てたらそこで一生安心して暮らせるようにとアフターサービスとして長期保証を打ち出しています。
その期間は60年とかなり長く、確かに一生守ってくれる保証と言えると思います。
しかし、細かく見ていくと、この保証は20年後には延長をしなければならず、30年後、40年後、50年後にも保証延長をしてやっと60年保証になるという仕組みでした。
強制ではありませんが、保証期間を延長したい場合には追加保証料が必要になることが、米印で小さく書いてありました。
つまり、60年の長期保証によって様々な不安は拭えるけれど、そのためには追加保証料を支払ってどんどん延長していかなければ得られないものなのです。
このような仕組みをとっているハウスメーカーは延長料をとっていることが多く、有償メンテナンスという言い方をしています。
家は、一度建てたらそのまま放置していて良いかというとそうではありません。
定期的に点検し、異常がないか確かめ、修理すべきところがあれば手を加えて品質を維持していきます。
そのために必要なのが点検とメンテナンスで、ビルドアートの場合は家の引き渡しから6か月後、1年後、2年後に無料点検があります。
その他、こちらから家は無料で点検してもらえるので、気になるところがあれば早めに言っておいた方が良いでしょうね。
その時にメンテナンスが必要と判断されれば、無償、もしくは有償でメンテナンスを行ってくれます。
お金がかかるかどうかは建築請負契約の保証内容によって決まってくるため、一概にどうかとは言えません。
点検をすれば、その後メンテナンス費用としてお金がかかってくるかもしれないことは覚悟しておきましょう。
ビルドアートの作る家は注文住宅であり、特にどんな希望にも応えるということをモットーにしている会社なので、作る家は一棟一棟違います。
となると、どこにいつどんなメンテナンス費用がかかるかというのはネットで言えません。
それぞれの家によって異なってきます。
一般的に言われているものの中で一番メンテナンス費用がかかるのは外壁なので、メンテナンス費用を浮かせたいのであれば最初に決める外壁材選びが重要になります。
サイディングは安いものの、メンテナンスは10年に1回ほど行った方が良いとされているため、頻度を考えるなら高いタイルの方が良いと思います。
タイルそのものはメンテナンスフリーというものもありますが、それを支える中身にメンテナンスが必要になってくる場合もあります。
私なら、できれば総タイルの家が良いですね。
家の保証がしっかりしているとその分将来の不安をぬぐうことができます。
例えば、ビルドアートの長期60年保証では、保証期間内のメンテナンスやリフォームには原則追加料金が発生しません。
しかし、これには「原則」という部分がついているので、必ずしも無料になるとは限らないところには注意が必要です。
保証によって得られる安心というのはあるので、60年まで延長できるという選択肢を持っていることに意味があるように思います。
20年保証が終わった後、保証期間を延長するかどうかは自分で決めることができます。
延長料が取られるので、それに対して不満であれば断るという選択肢だってあるのです。
個人的には、長期保証はそのための条件として費用を支払わなければいけないようになっているので、数字だけ見て判断するのは危ないと思います。
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