マキハウスのカーサキューブはシンプルなデザインでいいと思う!
マキハウスが展開するカーサキューブは、その名の通り「キューブ」、正方形に近い形になっていて、家としてはかなりシンプルです。
デザインをそぎ落としたというモットーがあるこのタイプの商品は、飾らないけれどこだわりがあるから住みよいということをアピールしていました。
例えば、窓が少ないから余計にシンプルに見えますが、光は大きな天窓からとっているのでとても明るいのです。
陸屋根になっており、これもキューブだからこそできる仕様だなと思いますね。
だから天窓の位置を気にすることなく、どの方角に窓を付けても光は常に一定量入るということです。
ただ、この仕組みだと夏は暑いのではと思いました。
調べてみると、カーサキューブは魔法瓶のような構造になっていることから、夏、冬共に過ごしやすい工夫がされているとのことです。
まさにシンプルイズベストと言えるマキハウスのカーサキューブですが、私の感想としては好みが分かれるかなと思いました。
私はもう少し外観をおしゃれにしたい派なので、シンプルというおしゃれの仕方はそこまで好みではありません。
もう少し素材や色、エクステリアを複雑化させることによってできる凹凸やデザインを楽しみたいなと思います。
ただ、こだわっているところを切り取ると、シンプルだから何もかも簡単というわけではないのだとも感じました。
例えば、外壁はあえて塗り壁にすることによって重厚感を出していました。
これは職人さんが手掛けるところであり、味が出やすいのではないかと思います。
遠目ではわからないかもしれませんが、毎日家の出入りを繰り返すのであれば気付くその丁寧な作りは魅力的でもあります。
デザインをそぎ落としたというマキハウスのカーサキューブは、評判を見ていると意見が二極化していることに気付きました。
単純にシンプルなデザインが好きで、洗練されていると感じる人は一目惚れするようです。
他のハウスメーカーを見ていないという兵もおり、カーサキューブを見てからそれ一択に絞って家を建てたというケースも見かけました。
立方体ということでデッドスペースがないことから、合理的に暮らすためには向いているなと感じます。
しかし、苦手だなと感じる人の多くはそのデザインから他の商品を選びがちなようです。
夢のマイホームを思い描く時に、ここまでシンプルな家は想像しないことが多いみたいですね。
洋風の外観が好きだったり、古民家のようなデザインが好きなら近代チックとも言えるこのデザインは好まれません。
マキハウスのカーサキューブの内装を見ていると、壁を上手く利用した間取りだなと感じました。
私のイメージでは、デスクというと買ってきて自分の好みの場所に置くものなのですが、カーサキューブの内装の例では既に長机が壁から突き出ているような仕様になっていました。
リビングの一角にこのようなスペースが既に設けられているので、あとは椅子をその下に設置すれば作業スペースの完成です。
移動はできませんが、初めからどんな間取りにしたいか明確ならば、おしゃれなので試してみたいなと思いました。
また、同じく壁を上手く利用した間取りには細長い窓が設置されているものがありました。
縦に細長い窓が2列並んで吹き抜けの天井近くまであることから、光を効率よく集めることができています。
個人宅というより博物館のような内装でした。
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