アフターサービスは大丈夫?和工務店でメンテナンスも考えた素材選び
ほとんどのハウスメーカーや工務店は、家を建ててからが本気のお付き合いだと言っています。
家が完成すればそれがゴールなような気分になりますが、そこからお金を払っていって完済し、その間は安心して暮らせるよう家のメンテナンスが必要になってくるのでむしろスタートに過ぎないのです。
和工務店のアフターサービスがどうなのかは質問コーナーで知ることができましたが、家の引き渡し後も何かあれば修理をするので言ってくださいというとても簡素な文章でした。
通常、定期点検のことやメンテナンスのことが書かれてあるべきなのですが、言われれば対応するくらいの文言に見えました。
本社と近いところで家を建てるのであればトラブルが起きても安心かと思いますが、個人的にはネットだとそっけない態度のように思えたので直接会って話した方が良いように思いました。
和工務店の質問コーナーには、注文住宅は規格住宅とどう違うのかというものに対し、こう回答していました。
「注文住宅では、お客様の要望にあわせて設計を行いますので、より理想的な仕様を実現できます。」
もし注文住宅を和工務店で建ててもらうことになれば、メンテナンス時期も意識しながら素材選びをしていった方が良いでしょう。
特にお金がかかる外壁メンテナンスを考えると、タイルが良いのかサイディングが良いのか塗り壁が良いのか、トータルコストやメンテナンス頻度で見ると最適な素材は変わってきます。
規格型住宅ではある程度決まった形になっているのでこちらで選べないものもありますが、注文住宅であるならば今後のことを考えた家作りが可能なはずです。
自由度が高いからこそ、メンテナンスについてもよく相談すべきだと思います。
家の見積もりをとってもらったらそれが家にかかる値段と思いますが、実はメンテナンスのことも考えるともっと高くなります。
家の価格そのものは安くなっても、メンテナンスにやたらお金がかかるとなれば数十年後にはトータルコストが家本体の価格が高い方が安いというように変わってくるかもしれません。
和工務店は注文住宅を建てることができるので、その点を意識しながら決めていくと将来的に支払う金額を下げることができるでしょう。
本体価格が高くなっても、一括で支払うという人は少ないはず。
住宅ローンでじわじわと支払って行くのであれば、メンテナンスにかかる費用が安い方がお得ではありませんか?
素材を選ぶ時などに、どうしたらメンテナンス費用を浮かせることができるのかをプロに相談しておくと将来の不安が少しなくなると思います。
家の保証期間は、最低10年と決まっています。
これは国が定めたものなのでこれ以下の保証はありません。
つまり、見るべきは10年後の保証はどうなっているのか、です。
和工務店の具体的な保証については、完成保証、という制度がありました。
家が完成するまでに万が一倒産などした際でも、しっかりと完成させることができる保証ということで、安心できますね。
建ててからの保証については、ホームページなどでは確認できませんでしたので、一般的な工務店の保証の話をすると、私が見た限りでは15年や20年という長さが多かったです。
定期的に点検が行われ、10年目のメンテナンスを有料で行うことで保証延長ができるという仕組みが多いですね。
これを嫌う工務店もいて、「あなた、会社の言いなりでお金を支払っていいの!?」と、有償メンテナンスという条件をなしにしているところもあります。
大手ハウスメーカーになってくると長期保証60年なんてものもありますが、それなりに保証にはお金はかかると聞きました。
長さも大事かもしれませんが、サービス内容がしっかりしていれば良いなと思います。
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