三菱地所ホームの戸建ての特徴と評判を調べてみた
完全にオーダーメイドで戸建てが建てられるのが三菱地所ホームの特徴です。
だから特に、ウッドデッキがあるとか、オプションが豪華という何かに特化したような商品はありません。
ただ思うように建てられるということそのものが特徴となり、唯一どれにも共通しているのが全館空調システムのエアロテックが標準装備だということです。
事例を見てみると、茶室を作ったという大変個性的な家もありましたし、壁の上の方に自転車が展示されているという趣味を見せる間取りを持った家もありました。
ある程度決まった家でないと設計者は大変だと思うのですが、この自由さができる限りのことはやるという意気込みを感じて魅力的に思えます。
ツーバイフォー住宅なので地震対策に向いているものの、この仕組みから和風の家はちょっと苦手という記述もありました。
戸建を三菱地所ホームで建てた、もしくは建てようと検討している人の口コミをチェックしてその評判を調べてみました。
良い点として多かったのは、フルオーダーメイドで家が作れるということでした。
ハウスメーカーは宣伝する時、何かわかりやすいものを提示したいものです。
しかし、三菱地所ホームでは自由設計なことから決まった形というものがありません。
ここが逆にウケたのでしょう。
悪い点としては、全館空調システムはオーバースペックではないかということが挙がっていました。
スウェーデンハウスの高い高気密高断熱を受け継ぐ三菱地所ホームなら、それだけでも十分ではないかという意見です。
確かに、私もエアコンの方が安いなら予算的にそっちの方を選んでしまうかもしれません。
しかしそうなると三菱地所ホームでは戸建を建てられませんね。
フルオーダーメイドだからこそ、三菱地所ホームの戸建を中古で購入する際には注意点があります。
ある程度プランが決まっている商品の中古なら間取りや特徴を掴むことができますが、一人一人の希望によって世界に一つだけしかない家を作る三菱地所ホームの戸建はその個性が強い傾向があります。
中古で安い狙い目だと思っても、その間取りは外観からは想像がつかないような派手さがあるかもしれません。
趣味部屋を作ることだって容易なので、そのままでは自分たち家族には合わないという場合もありえます。
もし三菱地所ホームの戸建を見つけたら、その前の住人の趣味を自分たちの生活に当てはめても問題なく暮らせるかを考える必要があるように思います。
自由設計の家の中古は、見学を納得いくまですることで後悔なく手に入れることができます。
一般的に、坪単価が80万円以上であれば高級住宅ハウスメーカーと言われますが、三菱地所ホームの戸建も坪単価は70~80万円と言われているのでその範疇になります。
ちなみに、70~80万円台の家を作るハウスメーカーは大手に多く、50万円以下の坪単価で作るところはローコストハウスメーカーと言われます。
この基準で見ると、三菱地所ホームは富裕層向けの住宅を販売していると言えるでしょう。
値段が高くなっている理由は様々ありますが、一番の特徴になっている全館空調システム、エアロテックは一つの要因です。
しかし、これが良いという理由で三菱地所ホームで家を建てる人が多いので、一概に高いことが悪いとは言えません。
頑丈な作りだと言われるツーバイフォーで家を作るという技術も、坪単価を上げている要因かなと思います。
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