ポラスの評判は上々!耐力壁ジャパンカップで7回優勝の実力派です
ポラスは、埼玉、東京、千葉で新築一戸建てから建て替え、リフォームまで「住まい」に関することを幅広くサポートしている会社。
メディア掲載数も多いポラスは、関東エリアだと有名な住宅メーカーでもあります。
グッドデザイン賞を15年連続受賞している実力派の住宅メーカーですが、実際の評判はどうなのでしょう?
ポラスは、知名度が高いだけに、良くも悪くも話題に上がりやすい企業です。
ポラスで建てた方、見積もりをもらったけど他で建てた方などのリアルな声を参考に、家づくりのポリシーから住宅の機能性、住み心地まで、気になる評判をチェック!
ポラスは注文住宅も扱う住宅メーカーですが、リアルな口コミを参考にしてみると建売のクオリティに定評があるメーカーのようですね。
具体的には、こんなポイントが好評価されています。
- 地震に強い
- デザインが個性的過ぎず、かといって地味過ぎもせず適度にシンプル
- 主婦目線の生活動線で、住みやすい
- 住宅街そのものの作り方がうまい
- 街の雰囲気が良く、キレイ!
特に注目したいのは、街の作り方について。
注文住宅ともなるとそれぞれ立地条件や間取りが違うわけですから、その口コミと同じことが自分にも当てはまるかどうかはわかりません。
ですが、ポラスの口コミ評判によれば、家単体を見るのではなく住宅街という街全てを見てバランスを取ることに長けていることがわかりました。
ポラスは、家を建てるだけでなく人と暮らしに着目したハウスメーカーですから、その点に満足しているという評判があるなら、同社の狙い通り!といったところでしょう。
自分の家がどんなに素晴らしく、満足度の高いものであったとしても、住宅街全体としてデザインがちぐはぐだったり暮らしにくかったりしたら意味ないですからね。
子育て中だったり、介護の問題を抱えていたりするのであればなおさら、「住み心地」「暮らしやすさ」は外せないポイントだと思います。
家そのものの住み心地より街としての暮らしやすさに重点を置きたいなら、ポラスは最適なのではないでしょうか。
実際に分譲住宅の一例を除いてみると、例えばこちらは「北欧」がメインコンセプトになっているとあって、その区画だけ日本離れした雰囲気。
出典:ポラス ワンリンク西大宮332プロジェクト 北欧の街区
テイストが少しずつ違う、けれども「無垢材の温かみを生かしている」「北欧の街並みにありそうなデザイン(例えば白壁×淡いブラウンの屋根)」という点では共通している家々が立ち並ぶ風景からは、ポラスがかなりこだわってその街並みを作り込もうとしていることが感じられます。
実は私の友人もポラスの分譲住宅に住んでいます。
どこにでもありそうな住宅街で、その一画だけが立派に「北欧の街並み」になっていて、初めて訪問したときは感動しました。
どこか懐かしい感じがしたのは、若い頃に行った北欧・ノルウェーで見た街並みのデザインとよく似ていたからだと思います。
ちょうどクリスマスの時期だったのですが、どこのお宅も庭のシンボルツリーをかわいらしくデコレーションしてあり、“町”全体でクリスマスモード。
聞けば、別にみんなで示し合わせてそうしたわけではなく、「お隣さんがやっているから、じゃあウチも」という感じで連鎖していったのだとか。
区画内にある公民会ではワークショップ(何か手作りしたりとか?)も開催されているとかで、親子共々すぐに友達ができて安心したとも言っていました。
住んでいるうちに、自然とそのような「みんなで町を作っていこう」という連帯感が生まれるというのも同社の分譲住宅の特徴の一つと言えるでしょう。
その一方で、あまり好ましくない評判も多いのがポラスの気になるところ。
ネットに書き込まれるのは良い評判より悪い評判の方が多いと言われているので一概にこれを真に受ける必要はないと思いますが・・・、例えば、口コミサイトではこんな声があがっています。
【ソフト面について】
- 営業の対応がものすごく悪い
- 営業マンの態度に腹が立った
- 解体作業は良かったけれど、その後の職人さんの質が悪かった
- メールの返信が遅い
- 個人情報の管理がずさん
【ハード面について】
- 地盤がビミョーな土地にも平気で建てる(沼地、工場跡地など)
- 完了検査で指摘事項があったのに、一向に直しに来る気配がない(税金の支払いもスタートしているのに!)
- 天井が高いわりには断熱・気密が不十分
- 割高感がある
- 建付けが悪く、床鳴りがする
- インテリア課の担当者に当たり外れがある
- 床やクロスの貼り付けがあまく、あまり良くない
ポラスの評判で圧倒的に多いのは、営業マンを酷評する声。
ですが、この手の口コミは全国展開している大手メーカーならどこでもあることで、ポラスに限ったことではありません。
施主と住宅メーカーの間にも人間関係、信頼関係は成立しますし、どんな関係の中にも「相性」というのはあるので。
「建築からアフターまで一貫してみてもらえるので安心」と言う人がいれば、「営業マンに誠意を感じられなかった」と言う人もいたり。
良い悪いはその人のさじ加減ということもありますが、口コミを見ているとやっぱり大事なのは技術もそうですが、「人」なのだなと感じました。
営業マンや職人は選べません。
そのハウスメーカー(この場合はポラスですが)がダメというよりは、その担当者がダメだったという意味で捉えて良いでしょう。
家作りには色んな人がかかわるので、どこまで運が付いて回るかということも家を左右すると思います。
インテリアについてダメ出しする口コミもありますが、こちらのページでも触れている通りポラスのインテリアは決して評判が悪いわけでもないんです。
⇒ インテリアコーディネーターに無料で相談できるポラス
これもきっと、営業さんやインテリアコーディネーターさんとの相性次第といったところなのではないでしょうか。
家選びや家作りは運もあるので、慎重にいきたいものですね。
このように、ネガティブな評判ばかりの掲示板を見てしまうとあれこれ不安になってしまいますよね。
ですが、ポラスは坪単価38万円でいわゆる「ローコスト住宅」系のメーカーでありつつも、耐震性やアフターサービスについては好評価する声も多いんですよ。
とりわけ注目したいのは、耐震性。
建つ前から一邸一邸を3Dシミュレーションし、必要な耐震補強を施すシステムがあるんです。
例えば、こちらの公式サイトでは熊本地震を忠実に再現したシミュレーション画像が掲載されていますが、地震で負荷がかかるであろう部分を細密に分析。
その上で、耐力壁や補強が必要な部分を割り出すことができるんですよ。
「耐震等級3だから、大きな地震にも耐えられます。地震があっても大丈夫です!」みたいなうたい文句で安心させようとするメーカーは多いと思うのですが、たとえ建売であっても全ての家が同じ全く同じではありませんよね。
一人一人に個性があって「体質」があるように、家にも“家質”があるのだとしたら、「耐震等級3だから大丈夫」とは言い切れないでしょう。
ポラスでは建つ前に一邸一邸を3Dシミュレーションした上で必要な補強を施してくれます。
例えば熊本の地震レベルの大きな揺れがきた場合、自分の家の構造の「どの部分」「どんな負荷がかかるのか」を視覚的にとらえることができるってハイテクですよね。
正直、ポラスをはじめとする建売のメーカーって「柱が細い」という点が気になって、「耐震性は大丈夫なのかな?」という不安があったのですが。
ポラスの場合は、独自開発の耐力壁やオリジナルな金物によって耐震性を確かなものにしているんです。
柱の根元部分の金具が地震によってかかる“引き抜き力”にしっかりと抵抗してくれるので、たとえ柱が細くても少なくても、剛性は強いんですよ。
ポラスの耐力壁は国内トップレベルで、「耐力壁ジャパンカップ」で7回も優勝しているんですって!
なるほど、家の強さは柱が太けりゃいいってものではないんですね。
太い柱よりも、細い柱のほうが材料費としては安いですから、当然、家の価格も安くなってきます。
価格は安く、従来よりも強い家を購入することができるのならば、それは願ったり叶ったりですよ!
また、ポラスは自社でプレカット工場を持っているというのもポイント高いですね。
木造住宅の品質は使用する木材のクオリティにかかっていると言っても過言ではありませんが、ポラスは木材を自分たちの手で作ることにこだわっているんです。
プレカットとは「Pre=あらかじめ」「Cut=切る」からきている造語で、家づくりに使用する木材を事前に工場でカットしていることを意味しています。
従来の家づくりだと、木材は大工さんが現地で加工するというスタイルでしたが、今は工場で事前に作っておくというのが一般的ですね。
この方法なら職人の腕次第で品質にバラツキが出るということもありませんし、大工さんは家を作ることに専念できるのでミスも少なくなるだろうというわけ。
こちらはポラスのプレカット工場の様子ですが、かなり規模が大きいですし、オートマティックに管理されている雰囲気が伝わってきます。
現地ではなく工場でプレカットするなら、工期の短縮やコストダウンにもつながりますよね。
カットはコンピューター制御の元で行われますので、人の手だと20日もかかってしまう作業もわずか2時間で終わらせることができるんですって。
ポラスでは「多棟木拾装置」を導入していて、プレカット加工機に対して10棟単位で木材を供給できるため、たった3人のオペレーターだけで作業を進めることができるそうです。
まさに、省エネ、省人化に成功している好例と言えるでしょう。
正直、あれこれネガティブな評判が多かったので、家づくりについてここまで真面目に取り組んでいる企業だとは思っていませんでした・・・!
ついついネガティブな情報に惑わされてしまいがちですが、悪い評判があるのはポラスに限ったことではないはず。
建売でも注文住宅でも、世の中の全ての人が「100点の花丸です!」って評価する家なんてありませんよね、ハッキリ言って。
「家は三度建てないと理想通りにはいかない」なんて言われるように、どうしたって最初の家には不満が残るものです。
ポラスに関してのネガティブな評判を鵜呑みにして「ココはダメだ」と決めつけてしまうのではなく、実際に展示場に足を運んだり営業さんと話してみたりして、自分のハートで感じて頭で考えるプランニングが家づくり成功への近道と言えるでしょう。
事前に知っていれば避けられるトラブルもありますし、併せてコチラのページもチェックしてみてくださいね。
⇒ 新築一戸建てに付き物のトラブル、ほとんどは事前に回避できます
実際にポラスの分譲住宅に住んでいる友人の声を参考にしてみると、「とにかく生活するのに便利なのが一番」とのこと。
SUUMOなどで検索してみてもわかりますが、ポラスの分譲住宅は「駅が近い」「ショッピングモールまで徒歩数分」「近くには公園があって・・・」というように、生活していく上での利便性を大切にしているんです。
例えばこちらの「マチコテ西大宮」も、JRの最寄りまで徒歩8分、イオンモールまで徒歩7分という好立地。
出典:SUUMO 公式サイト ポラスの分譲住宅 マチコテ西大宮
それでいて価格は3480万円~と、このエリアとしてはかなりリーズナブルな価格設定となっています。
保育園も近いので、これから子育てを控えている方には魅力的な条件ですよね。
オシャレでかわいい街並みで、ちょっとした「非日常感」を味わわせつつも、現実的な生活をしていくにも便利というのは、ある意味、家づくりの「理想形」かなと感じます。
分譲住宅に強いメーカーというと、
- 「インテリアもありきたりなのでは?」
- 「あまり個性的な内装にはできないのではないか?」
といった不安を持つ方もいらっしゃるでしょう。
ポラスはどうなのかというと、施工実例やモデルルームの印象としてはイマドキ感を醸しつつも自分たちのカラーを反映した内装にできそう。
例えば、ポラスの公式インスタグラムに掲載されていたこちらのモデルルーム。
リビングの一角に、デコマドで仕切られたフリースペースがあります。
出典:ポラス 公式インスタグラム ナナスクエア大宮・七里デコラブロック】
まだお子さんが小さいうちは、「宿題をしなくちゃいけないんだけど、自分の部屋に一人になるのは怖い」「家族の気配を感じられる場所にいたい」という甘えがあったりしますよね。
このようなフリースペースがあれば、窓越しにお互いの様子は見えるのに同じ空間にいるわけではないので勉強にも集中できるでしょう。
家族からちょっと離れて調べ物をしたいとか、電話をしたいといった場合にもこのスペースが活躍しそうですね。
ハッキリと「○○の部屋」とは決まっていない、家族みんなが自由に使えるフリースペースが一つあるだけで、家族関係もグッと風通しが良くなるのではないでしょうか。
上記でご紹介した「デコマド」もそうでしたが、家族で生活していく上での「あったらいいな」を叶えてくれる間取りがあるのもポラスの魅力の一つ。
例えばこちらは、埼玉県草加市にある「HITOTOKI」という分譲物件のリビングです。
LDKの隣にちょっとした小上りスペースがあり、そこには勉強や読書、ちょっとしたワークにも便利なデスクがあるんですね。
その奥には収納もあって(階段の下のスペースが収納として使えるようになっている)、扇風機や座布団など、使う時にサッと取り出したいものをしまっておくにはちょうど良さそうな配置です。
私も自宅で仕事をしているので実感としてわかるのですが、リビングやダイニングテーブルだとイマイチ作業に集中できないことがあるんですよね。
このようなワークスペースがあれば、日常の「生活」からちょっと距離を置いて仕事や読書に集中することができるでしょう。
家事をしながら宿題をフォローしてあげられるという意味では、子どもの勉強スペースとしても重宝しそうです。
こちらの物件もこれから販売がスタートする段階のようですが(2019年11月現在)、ポラスは関東エリアを中心に建売物件を次々と展開中。
ポラスの建売についてはこちらの記事でも紹介していますのでぜひご覧になってみてください。
おしゃれな町並みだけではなく、間取りをじっくり見てみると子育て世帯に優しい工夫がたくさん凝らされていることに気づくはずです。
新型コロナウィルスの影響でテレワーク生活を強いられる方が増えている中、住宅メーカー各社は「お仕事スペースがある家」を前面に打ち出すようになってきました。
景気が冷え込む中、家を買う人なんていないんじゃないか・・・と思いきや、むしろ「おうち時間をもっと快適なものにするために」と住宅購入に踏み切る方も多いようです。
そんな中、ポラスでも「SOHO空間のある家」を推しているようです。
出典:【ポラス】中央住宅が手がける新築分譲住宅の「SOHO」とは!?
リビングの傍らにちょっとした棚とカウンターがあり、「部屋」とまでは言わずとも仕事にギュッと集中できるスペースが確保されているのです。
小さなお子さんがいるご家庭だと、子どもの様子を見ながら仕事ができるのは安心ですよね。
集中力は削がれてしまうかもしれませんが、万が一の事故を防止できるというメリットは大きいと思います。
個人的に感じていることは、自宅で仕事をする場合は、完全に「個室」にこもるよりも、こういった「半個室」くらいが仕事にも生活にもメリハリがついてちょうど良いということ。
部屋に一人でこもってしまうと、どうしても仕事が中心の生活になりますし、いつまでも仕事ばかりしてしまって生活のON/ OFFのメリハリがつきにくくなります。
ちょっとうるさいくらいの環境で仕事をしたほうが集中力は鍛えられるという科学的なデータもありますし、かっちりした「書斎」を作るよりもあえてこういった半個室みたいな空間を確保できるほうがテレワークも家庭生活もうまくいくのではないでしょうか。
2021年10月現在、ポラスさんは「オリコン顧客満足度ランキング」が3年連続で総合1位だったことを強く前面に打ち出しています。
出典:ポラスグループ 公式サイト オリコン顧客満足度®調査 建売住宅 ビルダー 首都圏 第1位
オリコンのランキングというのは、調査であるオリコンが「満足を可視化する」というコンセプトの元で実施しているランキング。
様々な指標から顧客の「満足度」を調べ、それを数値化して企業を比較⇒ランキングで発表しているものです。
トータルで277万人の声を反映させているものだといいますから、その信ぴょう性は高いとみて間違いないでしょう。
一つのメーカーの実力を評価する上で、やはりこうやって数字で出てくる口コミは無視できない材料になりますね。
裏でお金を払っている・・・なんてことはなさそうです。
数字でハッキリと出るくらいに、様々な観点から見てポラスは「ユーザーから評判が良い」ということでしょう。
たとえばこちらの「フレーベスト」という戸建て商品の紹介ページにもあるように、パンフレットの作り込みにもかなりこだわっているようです。
「森の空気を楽しむ家と街」などコンセプトの作り方もうまいですよね。
こういった「イメージ戦略」的なものも顧客に支持される要素なのかもしれません。
どんなにハイスペックであっても、それをPRする方法がダサかったら、商品の魅力は伝わりませんからね。
関東を代表する「ローコスト」なメーカーということで、「安かろう、悪かろう」的な印象も持たれやすいポラス。
しかし、実際の施工事例を見てみると、「この価格でそこまでやるのか!」と驚かされるようなクオリティです。
実際に住んでいる方の評判などを参考に、その特徴をまとめてみると、
- ポラスは建売の分譲住宅に定評があるメーカー
- ”街”の作り方がオシャレで利便性もよく考えられている
- プレカットなので、品質にバラツキが出にくく工期が短い
- 営業やインテリア担当者についてネガティブな評判もある
- しかし、ローコストでありながら耐震性もバッチリ
いろんなコンセプトの分譲住宅があるので、あっちこっち見て選べるのもポラスの魅力。
「この街で暮らしている私」を思い描けるような、ステキな家に出会えると良いですね。
注文住宅の総合情報
スポンサーリンク