HEMSの主なメーカーは?HEMSのメーカーは何をポイントに選ぶのか?
HEMSが当たり前の時代が来ることを見越して、様々なメーカーがHEMSを発売しています。
電気を扱う主なメーカーすべてが手掛けているといっても過言ではありません。
メーカーが変わっても、できることがあまり変わらないのがHEMSなのですが。
政府のエネルギー政策では、2030年までにZEH(消費した電力と発電した電力が同じになる家)の実現を目指しています。
ZEHの中心となるのはHEMSですから、このままいくと全世帯に設置が義務付けられそうな勢いです。
そんな状況を受けてか、HEMSを販売しているメーカーは数多くあります。
有名無名、家電メーカーからハウスメーカーそして「えっ?!」というようなところも含めて様々です。
しかし、HEMSの役割は電力などエネルギーの使用状況の見える化と、接続された機器のコントロール。
できることは主やメーカーやそれ以外でも大差ないのです。
HEMSを手掛けている主なメーカーは日本を代表する総合家電メーカー、パナソニックや蓄電池では高い評価のシャープ。
他には、自動車の電装設備・最大手のデンソーや東芝系列の東芝ライテックなどがあげられます。
それ以外で、意外なところで販売しているのはNTT東日本。
この「フレッツ・ミエルネ」はNTTのネット回線フレッツを使用することが導入の条件。
その分、非常に安価な設定になっています。
また、トヨタ自動車系列のトヨタメディアサービスもHEMSを販売しているのもユニークなところ。
トヨタ自動車の系列にはトヨタホームがあることを考えると、当然といえるかもしれません。
他にユニークなところでは家電量販店のエディオンや、電設資材では大手の商社、因幡電機産業もHEMSを手掛けています。
少し前のことですが、NECは単独で後付けできるHEMSを販売して話題になりました。
いまだに新築時にスマートハウスを選択し、その一環として導入されるケースが多い中で、後付けできると聞くと新鮮です。
しかしHEMS単独で用いても、既存の電気メーターが見やすくなった程度のものになってしまうので、ほとんど意味がありません。
同時に太陽光発電パネルや蓄電池などを導入しないとHEMSは真価を発揮しません。
また、HEMSに対応している家電もそろえたほうがより効果的です。
そして、周辺の電気設備もメーカーによっては同一メーカーのHEMSにしか対応していないケースがよくあります。
この場合、太陽光パネルや蓄電池を選ぶ方が主になります。
選ぶポイントとしては、あとは使いやすさやディスプレイに出てくるキャラクターの好みでしょうか。
私が聞いたところによると、子どもが楽しむかどうかが節電の大きなポイントになるとか。
お子さんにHEMS選びの主導権を渡すというのも、イイ手かもしれませんね。
注文住宅の総合情報
スポンサーリンク