手付金と頭金の違いを知ることで安全に契約することができる?
特に不動産など大きなものを買う時には、頭金という言葉をよく聞きますよね。
でも、手付金という言葉も聞きます。
この2つの言葉の違いって何なのでしょうか。
調べてみると、手付金は契約時に支払うためのお金を指し、頭金は商品の価格から借入額を引いたお金を指すとありました。
同じような意味に思えても、厳密には違うのですね。
私も時々混乱してしまうので、ここでしっかり覚えようと思います。
わかりやすくイラストが描いてあるサイトでは、大きな円を頭金としていて、その中に小さな円がありこれを手付金としていました。
一度理解してしまえば、このイラストを頭に思い浮かべるだけで「ああ、こうだった」とすんなり思い出せると思います。
特に覚えなくても契約は相手側がしてくれるでしょうけれど、意味が曖昧なまま進める契約も怖いでしょう。
手付金や頭金を支払うとなると、その目安は知っておきたいところです。
その価格を目指して貯金をすれば良いのですからね。
住宅ローンで家の総額を賄えるなら、頭金は0円でも構わないと知りました。
今あまりお金がないという場合には嬉しい情報ですが、それ以降に支払う額が多くなるので長期戦となるでしょう。
一方手付金の目安ですが、相場は物件価格の10%~20%になるという記述を見つけました。
宅建業法で上限は20%以内と決まっているので、少なくとも契約時に限ってはこれ以上を用意する必要はありません。
しかし、建物価格がもし2000万円だとしたら、この20%となると400万円ですから、最初に払う額としてはちょっと高いなと感じました。
半分の10%なら200万円になるので、ここは少し交渉してみても良いのではないでしょうか。
物件を購入するには、実は頭金なしでも大丈夫です。
その代わり、住宅ローンで全て返済していくことになるだけです。
最初に支払わなければいけないお金は手付金の方で、これは貯金が0円でも用意しなければなりません。
親戚や金融機関から借りて、返ってきたらすぐに返金しましょう。
手付金が0円にならないのは、契約時に簡単にそれを解約されないようにするためです。
これが支払われると、売主も確実に買ってもらえるという確信が強まり、本格的に動いてくれます。
手付金は簡単に捨てられない額に設定されているので、相場は価格の10%~20%となっているという情報を知りました。
物件の10%というとかなりの額になり百万円単位でかかわってくるので、これは確かに契約解除はしたくないなという気持ちになりますね。
物件を購入する時、その前に用意しなければならないものが3つあります。
それは、手付金、頭金、諸費用です。
このうち頭金は0円でも構いません。
その分は住宅ローンに組み込まれるからです。
手付金は契約を解除されないようにするための意味合いが強いので、たとえ貯金が0円でも一旦支払う必要があります。
言ってみれば人質のようなものでしょうか。
そして諸費用は、新築を買う場合の相場が物件価格の3〜7%と言われており、中古物件で6〜10%とされています。
ちょっと意外だったのですが、中古物件の方が高いのですね。
諸費用をもっと詳しく見るならば、引っ越しにかかるお金や新しい家具・家電も入ってきます。
この計算をシミュレーションしてみて、総額でいくらになるのかは確かめておきたいところです。
でないと、大抵思ったより高いという感想になってしまうでしょう。
注文住宅の総合情報
スポンサーリンク