フィアスホームの評判はどう?
フィアスホームは、特別に断熱性や気密性が高いわけではないのに、何故か光熱費が浮く不思議な家だと言われています。
この謎を解き明かすための鍵は「性能の見える化」です。
省エネに取り組んでいるフィアスホームでは、この家を建てたらどれくらいの光熱費がかかるのかというところを丁寧に計算してくれるので評判が良いです。
これが見えることによって、その家に住む人の省エネに対する意識が高まると言います。
だからこそ、普段から節電しよう、節水しようと思えるわけで、家の性能だけでなく人の意識が変わることによって光熱費が浮いてくるのです。
実際にQ値も1.73とずば抜けて高いわけではありませんが、家の性能はそこそこで良いという人であれば十分満足できるのではないかと思いますね。
何事も具体性が重要で、性能が見えるというのはわかりやすくて良いと思います。
フィアスホームの特徴の一つは省エネに取り組んでいるところでしょう。
しかし、そうは言うものの高気密高断熱と言うにはちょっとC値やQ値が低い気がします。
電気自動車を家と関連付けるなどの工夫が見られますが、技術によって光熱費を安くしているというよりも、その家に住む人の意識を変えることによって光熱費を安くしているという意見がありました。
性能を見える形で提供しているので、それが功を奏した形となります。
家を建てる時、その家に住んだら月々にいくらくらいの光熱費がかかってくるのかというのは気になるところですが、それをハウスメーカーが計算してくれるのは嬉しいなと思いました。
一方で、フランチャイズチェーンであることによる不安が見られるので、気になるなら避けておいた方が良いようにも思います。
様々な商品展開をしているフィアスホームですが、間取りはどのようにできるのでしょうか。
人気の間取りでは吹き抜けがありますが、それをより広く実現可能なのが「バンセ」という商品です。
そのような提案がよくなされるという情報があるので、他の商品より相性が良いのでしょう。
外観をよほど変わったものにしたいという希望がなければ間取りはシンプルで良いというのが個人的意見なので、私なら1階はオープンキッチンでリビングとダイニングを繋げた広い空間にし、2階部分は家族のプライベートルームにしたいなと思います。
変わったものだとスキップフロアを付けたり、和室コーナーを取り入れたりするアイデアもあるのでそれが実現可能かを相談してみると良いでしょう。
あとはそれにかかる費用がいくらかのかを見て財布と相談ですね。
フィアスホームでは、二世帯住宅の建築も可能です。
その種類は、
- 独立二世帯、
- 部分共有二世帯、
- 融合二世帯
と3つあるので、どこまで世帯間の共有スペースを持つかを考えながら間取りを決めていくことができます。
独立二世帯は、完全に世帯間の行き来をなくすことができます。
しかし、ひとつ屋根の下に住んでいるので何かあったら本当にすぐに駆け付けることができるのがメリットと言えるでしょう。
部分融合二世帯は、玄関とお風呂、だけは共有するなど、部分的に一緒に使う場所を作ることができますが、それぞれの独立部分でくつろぐこともできます。
そして融合二世帯は、ほとんど家族人数が多い家という形にもできます。
このうちどれが良いかというのは一概に言えなくて、それぞれの世帯の関係性に大きく関係してくると思います。
フィアスホームで建てられる平屋の実例を見ると、外観が個性的な黒で統一されているものがありました。
玄関扉は家の真ん中にあり、その両隣には2つずつ大きな窓があります。
出入りできそうなくらい大きい窓なので、平屋だとちょっと防犯面を強化しないと窓から不審者の侵入を許してしまいそうです。
玄関ホールは、すぐ隣が壁がない和室になっており、靴を脱いだら即くつろげる場所になっていました。
和室は地べたに寝っ転がることができるのが一番の魅力だと思います。
フィアスホームでは敷地が広い平屋作りを提案していると聞いたので、建築する際にはちょっと土地代がかかるかもしれません。
もし狭い土地しかないなら、上にスペースをとってはしごで上れるロフトを作ることも可能です。
中二階というスペースを作るのは平屋に良いと思います。
フィアスホームで建てる家は、全ての商品において長期優良住宅に適合しています。
具体的に他の家と比べて何が優れているのかというと、まずはバリアフリー性です。
長い間住む家では、自分が年を取ってきた時のことを考えておく必要があります。
その時に段差がないと暮らしやすいのは確かだと思います。
また、劣化しにくい家作りも長期優良住宅に適合するための条件です。
何十年も住んでいるとメンテナンスも必要になってきますが、家がその間ずっと人が住むに適する強度を持っていないと長期優良住宅とは言えません。
また、長期優良住宅では住宅ローン減税において特別な割引を受けることができるので、100万円ほど安くなるということも書いてありました。
家の性能が高くなる分家に費用がかかりますが、住宅ローンで少し安くなるメリットがあります。
フィアスホーム岐阜南店では、施工事例が提示されていました。
表面が印刷シートではなく、本物の木のシート貼りというとことで、機能性だけでなく、見た目にもこだわってくれているところが嬉しいと思いました。
床暖房があると、地域によっては冬にエアコンを使う必要がないというくらいに効果があるところもあると言うので、寒冷地で取り入れると快適性が増すように思います。
ただ、無垢材が熱に弱いため、床に無垢材をどうしても使いたいという人には向きません。
床暖房にも対応できる無垢材もないことはありませんが、やはり複合フローリングよりは耐熱性に不安が残ります。
個人的には、床暖房は寒冷地以外ではちょっとオーバースペックかなと思います。
性能が良いエアコンを買い、古くなってきたら買い替えることで冬の快適さは保てるように思います。
夏にはどうせエアコンを使うので、冬の間全く使わないのはもったいないかな。
外壁に使われるものの代表は、大きく分けて、サイディング、タイル、モルタルの3種類です。
このうち、フィアスホームで最初に紹介されていたのは窯業サイディングでした。
現在、最も多くの住宅に利用されていると書かれていたので、どのハウスメーカー、工務店もサイディングには慣れているでしょう。
デザインも変更可能で、木目調、タイル調、石目調などにすることができます。
タイルではないのにサイディングでタイル調にするというのは、タイルの高い価格を考えたらおいしい手なのかもしれません。
仕上げの塗装の種類によって耐久性に差が出ると記載されているので、原料より塗装に使う材料の方に気を使った方が良いのかもしれません。
私なら、メンテナンス頻度をできるだけ低くできるような高い耐久性を誇るものを選びたいです。
フィアスホームの家の外観のバラエティーは豊富で、商品ごとに特徴があります。
公式サイトでは、洋風、和風、モダン、伝統という風に4つの矢印を設けて、それぞれの商品がどの位置にあるのかを図でわかりやすく表記してありました。
洋風の商品は確かにそれっぽいなとは思うものの、思い切り西洋にある本物のようにと振り切っているわけではありません。
注文すれば対応してくれるとは思いますが、例にある写真は日本の洋風住宅という感じでした。
同じく和風もそこまで純和風という感じではなく、少し和の色を取り入れたという程度に感じます。
フィアスホーム全体で見ると、灰色がかった黒の外壁材を使っていることが多いのが特徴的だなと感じました。
個人的には、外観はどの商品も大幅な差はないように感じるので、ビビッと来たものを選ぶべきだと思います。
フィアスホームは、木造軸組工法にパネル工法をプラスした家を作っています。
木造軸組工法だけだと、柱はあるものの大きな力が加わるとねじれる可能性があると記載されています。
しかし、フィアスホームのパネル工法を取り入れることによってそれが防げるのです。
床や壁面をパネルなどの面で埋めることによって家を一体化させるというモノコック構造にしています。
これなら、地震だけでなく台風などの横からの突風にも強い家になると知りました。
木造軸組工法は、木材を使った家ならどこにでも言われるものだと思いますが、それを改良して家を建てているところが多いように感じます。
フィアスホームもそのうちの一つで、日本の伝統を守りながらも新しい技術でより頑丈な家を目指しているのだなと思いました。
長期優良住宅にするなら当然でしょうね。
オリジナルべた基礎を採用するフィアスホーム
フィアスホームの家の基礎は、「鉄筋コンクリートオリジナルべた基礎」と呼ばれるものを採用しています。
布基礎だと、地面に対して垂直に立てる基礎と、並行に置く基礎がそれぞれ別になっています。
しかし、フィアスホームのべた基礎はそれが一体となっているのが特徴です。
バラバラにならないことで強度が上がるとありました。
家の構造がいくら頑丈でも、それを支える縁の下の力持ちの基礎が脆弱ではあまり意味がありません。
このことを思えば、基礎にこだわってオリジナルを採用してくれているのは安心できるものではないでしょうか。
フィアスホームの家の商品は全て長期優良住宅に対応しているので、それを証明しているかのように感じました。
地震に備えるなら、木造であってもフィアスホームの家で十分安心できると思います。
フィアスホームはモノコック構造で家の耐久性を高めている
フィアスホームが建てる家は木造ですが、一部で言われている鉄骨の方が強いという意見を論破することもできます。
木造軸組工法にパネル工法を追加することによって、「外力に強い」構造を作り上げているからです。
柱と柱の間に何もないのでは強度に欠けますが、その間をパネル等で埋めて、線でなく面で家を支えるモノコック構造にしています。
フィアスホームの商品は全て長期優良住宅に適合するほどなので、その耐久性を高めるためには家の構造に手を抜くことは許されません。
家の構造というと、素人ではわかりにくく現場の様子を見ても言われて納得する他ない部分だと思います。
しかし、フィアスホームは長期優良住宅にできるという点が、素人でも耐久性の高さがわかりやすい点かなと思います。
できれば現場見学会で説明を聞きたいですね。
熱交換換気システムを取り入れているフィアスホーム
家を建てる上で欠かせないのが換気システムです。
フィアスホームでは「高効率・熱交換換気システム」を採用しており、家の中での熱中症を防げることをアピールしていました。
「熱交換」というのは、換気の際に一緒に捨てていた熱を回収して家の中に戻すという意味です。
これによって空調負担を下げることができ、冷暖房の効率も上がるとありました。
いくら性能の良い高いエアコンを買ったとしても、その家が隙間が多い気密性の低い家だとしたら、効き目はほとんどないですよね。
しかし、フィアスホームの家は気密性を高くしていると言いますが、実際のところ数値で見てみるとあまり高いとは言えません。
評判では、そこそこの換気システム、そこそこの気密性と言われているので、「高い気密性」というのは本当だろうかと思いました。
フィアスホームには地中熱エアコン搭載住宅がある
フィアスホームには、地中熱エアコン搭載住宅があります。
地中熱は、これだけ気温の変化が激しい日本でもほとんど変化がなく、一年を通して約15度に保たれていると知りました。
夏に涼しく冬に暖かいという、まさに理想の暮らしができるのです。
虫が地中に潜るのも納得できますね。
この地中熱を利用したエアコンを搭載した住宅がフィアスホームにはあり、一般で売られているエアコンよりも少ないエネルギーで冷暖房ができます。
地中熱に着目したのは面白いなと思いましたが、その仕組みを導入するのと、一般のエアコンで過ごすのと、長期的に見てどちらがお得になるのかをシミュレーションしてから本格採用を決めた方が良いと思います。
私なら、月々にかかってくるであろう光熱費の計算を出し、比較した上で検討してみたいですね。
地熱を利用したフィアスホームの光熱費が浮く家
フィアスホームには、地中の自然エネルギーを利用して基礎空調をまかなう家が建てられます。
これによって得られるメリットは、空調が常に整うことで冷暖房にかかる光熱費が浮くこと、エネルギー消費が少なく地球環境に優しいこと、新鮮な空気が家の中に取り入れられて気持ちよく過ごせることです。
光熱費が浮くというのは嬉しいですが、具体的にどれくらい浮くのかはわかりませんでした。
その家がどれくらいのエネルギーを使うのかによって変わってきますし、地域差や家族構成差もあるので一概にこうとは言えないのでしょう。
実際に地熱を利用した家に住んでいるという人のコメントでは、家全体が元気になったような気がするという意見が書かれていました。
ただ、個人的にはこれは曖昧で「気がする」という表現が気になってしまいました。
シロアリ対策としてフィアスホームが使用するのはホウ酸塩
住んでしまえば見えない箇所というのは必ず出てきます。
その一つが、家のシロアリ対策でしょう。
フィアスホームのシロアリ対策法は、ホウ酸塩を使った防腐防蟻剤を使うことです。
ホウ酸塩は蒸発をしないという特徴があるので、これによって長期にわたって防蟻効果が期待できると公式サイトに書いてありました。
頻繁に防蟻剤をまなかいといけないのかなと思っていたので、これならちょっと安心ですね。
木造の家なので、この辺りにも気を配らなければいけません。
ホウ酸塩は、なんとコンタクトレンズ保存液や目薬などにも使われるというのにはびっくりしました。
シロアリが嫌がるのに人の目に使っても無害なのは安心だなと思いました。
見えない部分こそ徹底してほしいと思うので、木造の弱点もカバーできるハウスメーカーなら信頼して良いでしょう。
タタミダイニングとは?フィアスホームの家の一風変わった空間
フィアスホームには、「タタミダイニング」という変わった名前のダイニングがあります。
ダイニングという言葉自体英語なので、そこにタタミが加わると一体どんな風になるのか想像がつきませんでしたが、写真を見て納得しました。
キッチンカウンターの向かい側に、フローリングから一段上げた空間があり、そこがタタミになっていました。
フローリングとマッチするためか、本格的な縁のあるタタミではなくタイルのように敷き詰められる正方形のタタミが採用されています。
これは一例だと思うので、もっと違う形にもできそうです。
ここに直に座ることができるので、置くテーブルは背の低い椅子を使わないタイプですね。
確かにダイニングは和風スタイルになりますが、周りを上手いこと合わせないと浮いてしまうのがちょっとネックかなと思います。
フィアスホームの家に太陽光発電システムは必要?
省エネに力を入れるフィアスホームですが、更に光熱費を浮かす目的として太陽光発電システムを取り入れるのはどうでしょうか。
初期費用がかかるのは仕方ないとして、その後の光熱費が浮くのかという問題は外せません。
日照時間が長い地域ならメリットがありそうですが、豪雪地帯では冬に光熱費が浮くという期待ができなさそうです。
太陽光パネルを使って月々の光熱費を計算し、それをブログに公開している人がいたので見てみました。
いつになったら元が取れるのかなという不安が書かれていたところを見ると、そこまで効率的ではないようです。
他のハウスメーカーでしたが、そこが提示している月々の光熱費と、ブログの書いた人のリアルな光熱費を見比べてみるとかなりの差があり、やはりハウスメーカーは良いように書かれているのかなと思いました。
注文住宅の総合情報
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