古河林業は木造だからこそ断熱にこだわりを持っているようだ
快適な家は総じて断熱がしっかりしています。
四季があり、夏と冬との寒暖差が非常に激しい日本では、断熱性が家の快適さに直結していると言っても良いでしょう。
古河林業ではどんな断熱仕様をしているのかを調べてみたところ、グラスウールの約1.3倍の断熱性を誇るロックウールが使われていました。
また、1階の床にはポリエチレンを使用しています。
木造の家というとエアコンが効きにくいと言いますが、木材にこだわっているからこそこの辺りの木造によるデメリットのこともカバーしてくれているのだと思います。
あとはエアコンとの相性だと思うので、間違えて鉄骨造用の広さに適した冷暖房器具を選ばないよう気を付けたいですね。
このような相談事も古河林業の担当者としてみると、プロ目線での貴重な意見が聞けると思います。
家の断熱材でポピュラーなのは、ハウスメーカーの公式サイトでもよく見るグラスウールでしょう。
しかし、古河林業ではその約1.3倍の断熱性を持つというロックウールを使っています。
これは古河林業だけが使っているものではないのでそこまで言うほど珍しい断熱材ではありません。
あとはこの厚みがどれほどなのかが気になりますが、注文住宅なのでこれもある程度自由に要望が出せるのではないかと思います。
木材を通常の家の1.5倍使っている古河林業では、構造だけ見ても木で空間が囲い込まれているように見えます。
ということは、壁だけで断熱性を上げるような箇所は少ないと言え、これも断熱性を上げることに一役買ってくれているのではと感じますね。
これだけ木で守られた家で暮らすというのはどんな感じなのか興味があります。
古河林業の基礎断熱の情報を調べて見たのですが、これと言って記述がありませんでした。
あるのは基本的な断熱方法と使っている断熱材についての情報です。
そもそも基礎断熱とはという話ですが、これは床下と室内とを同じ環境にするという方法です。
床下なんて利用しないから別に放っておいても良いのではと思うかもしれませんが、これによって冷暖房の効き目が良くなるというメリットがあるのです。
また、基礎断熱の方が床断熱よりも気密性が上という特徴があります。
古河林業は自由度の高い注文住宅が建てられるので、要望を言えばすんなり作ってくれそうですけどね。
ただ、基礎断熱についての記述が特にないということは、アピールするほどの高い技術ではなく、一般的な方法を取るのかなと予想します。
そうであれば、個人的にはなくても良いかなと思いますね。
家の断熱性を高める方法は、その断熱材を優秀な素材にしたり、断熱材の厚みを厚くすることがあります。
古河林業で使われている断熱材はロックウールですが、セルロースファイバーという断熱材にも注目が集まっています。
古河林業がこれを採用しているかという記述は見つけられなかったのですが、オプションなどで希望すれば入れてくれる可能性はあると思います。
セルロースファイバーは天然繊維でできており、元新聞紙ということには、だからホームレスが新聞紙で身体を包むのかと妙に納得がいきました。
地球環境にも優しいのでこれからは積極採用していきたい素材です。
断熱性が上がるだけでなく、セルロースファイバーには防音効果、防火効果もあるので家の万能素材と言えるでしょう。
家の見えないところですが、私なら検討してみたいです。
気密についての記述がない古河林業では、これを古河林業で建てた家で住んでいる人の口コミから想像するしかありません。
本格的に検討しているなら、実際に古河林業の展示場やモデルハウスに行ったり、見積もりを取ってもらう際にどのような気密になっているのかを聞いておくべきだと思います。
気密性に劣る家はそれが目に見える形となって表れることがあり、結露が発生してしまいます。
気密性に優れた家でも結露が出たという苦情はネットでもよく見るので、古河林業でも家を建てる前にはしっかり確認したおいた方が良いでしょう。
特に、木造の家は結露によって壁の中の構造材がダメージを受けてしまうことがあるので注意しておきたいところなのです。
そうなると何十年後かにそのダメージが家の耐震性を低くしてしまうことになりかねません。
木造の家を作る古河林業は特に気密性が高くなければいけないのですが、それに関する記述がみられません。
目に見える場所で結露が発生したら早いうちに直してもらうこともできますが、壁の中に結露が発生していたら気付かないまま何十年も過ごしてしまうかもしれません。
気密性が高くなければいけない理由はこれだけではなく、底冷えの原因にもなってしまうということもあります。
何故古河林業には断熱性や気密性を表す具体的数値がないのかというと、あくまで個人的な考えですが、自由度の高い注文住宅を建てるためその家一つ一つによって違うからそもそも書けないのだと思います。
平均は出せるかもしれませんが、それはあまり意味ないかと。
注文住宅なら話し合いの場が多く持てるので、そこで気密性についての相談をすべきだと思います。
家の気密性を表すのがc値ですが、古河林業ではその数値がわかりません。
このようなハウスメーカーは珍しくなく、ネット上で情報公開をしているところの方が少ないような印象を受けます。
理由として考えられるのは、古河林業が注文住宅を請け負う自由度の高いハウスメーカーであり、一軒一軒その気密性は違うということです。
だから一概にc値がどれくらいだと書くことはできず、それをするとむしろ不誠実だと言えるように思います。
家の構造見学会では「百聞は一見に如かず」という言葉を使ってもいるので、気密性に関してもまずは担当者と直接話して相談してくださいということかもしれません。
建ててから後悔はしたくないので、長い間安心して住める家を買うためにも不安は残してはいけないと思います。
疑問点を払しょくしてから具体案に移行しましょう。
断熱性が高い家と言われても、漠然としすぎていてどこもそれはアピールしていると感じることがあります。
そんな時に役立つのがq値ですが、平成25年からはua値に変わり始めました。
断熱性を表すのは同じですが、ua値の方が従来のq値より正確になったのです。
古河林業のua値は0.67で、これは一般住宅で暮らすには十分快適な値だと思います。
このようにネット上で公開しているということは、それだけ自信がないといずれにせよ出したくないでしょうからね。
他のハウスメーカーと比較されて悪い口コミを書かれるのがオチです。
使用している断熱材についてもロックウールと明記してあるので、この点からは古河林業の家ならば快適に暮らせると感じられます。
決して最上級の値ではありませんが、普通に暮らす分にはコスト的に考えても満足できるのではないでしょうか。
古河林業の防音性はどうかというと、これは断熱材として使っているロックウールがそのまま防音材も兼ねてくれていることがわかりました。
1階の天井や壁に断熱材の厚みがあれば、その分だけ音も遮られます。
断熱材が防音材を兼ねているという例は少なくなく、古河林業以外のハウスメーカーでもそうした記載があります。
さすがに防音室となればまた別の素材を使うはずですが、普通に暮らす分にはこれで十分かなと思います。
特別気にするとなると、それは家の前が大通りであったり、公園があるというような外からの音でしょう。
家の中の防音は完璧でも、外からの音に対応できる力があるかどうかは実際に聞いてみないことにはわかりません。
特に外と繋がる窓に防音性がどれくらいあるのかは、事前にモデルハウス等で確かめておくべきだと思います。
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