北欧家具のエッセンスで、キッチン収納をコーディネイト!
キッチン収納だと、システムキッチンが一番優秀だけど、北欧風にはなりづらい?
アンティーク家具を使わないと、北欧風にはならないのかな?
通常の家具に北欧のエッセンスを加えて、居心地のよさを演出する、キッチン収納にしてみましょう。
丁寧に作られた家具を、手入れしながら長く使う。
「祖父の代から使ってるカップボードなの」
そんなスタイルが北欧風とされています。
だからといって、現代的で機能的なシステムキッチンと相性が悪いかというと、そうでもありません。
北欧の生活を、そのまま切り取ったような雑誌や写真集を見ていると、いつも思うのが差し色の使い方。
基本的に白基調、もしくはオークやウォールナットなどの白木系の室内。
そこに、真っ赤なエッグチェアが置かれていたり、マリメッコのファブリックボードが置かれてあったりして、自然と目をひきます。
長く厳しい冬の間、長時間過ごす自宅の居心地をよくするために、北欧家具が生まれました。
単調になりがちな毎日に変化をあたえるように、家具にも差し色を使うのでしょう。
システムキッチンでは、扉のカラーが自由に選べるものが多いので、壁面の扉は白基調。
アイランドキッチンだけビビッドな色目にすると、北欧風になります。
そして名作、ウェグナーの「Yチェア」やヤコブセンの「アントチェア」は、このような現代的な空間にもマッチします。
モダン・スカンジナビアン・スタイルと、命名しましょうか。
さて、カップボード、サイドボード、カウンターは独立した家具としてそろえるのが、従来の北欧らしいキッチンスタイル。
また、入りきらないキッチンウェアや、よく使うツール類は、壁にかけておく。
磁石を埋め込み、引っ付ける。
見せる収納もよく使われるテクニックです。
キッチン雑貨のセレクトにも、センスを問われますね。
味のあるアンティークが見つかれば、それを中心に他の家具をそろえていくのがいいでしょう。
最近は、きっちり修理・修復された、程度のいいアンティークが比較的かんたんに手に入るようになりました。
しかし、新築の場合、家具は一気にそろえなければいけないので、気に入った家具店に頼るか、通販を使うことになります。
ためしに「北欧家具 キッチン」で検索をかけてみると、イケアをはじめベルメゾン、ディノスなど数多くのサイトがヒットします。
これらの、組立て式の家具でも、ハウスメーカーにあらかじめ伝えておくと、コーディネイトもバッチリしあげてくれます。
北欧家具と言っても、明確な定義はありません。
強いて言うなら、家族を心地よくするものを選ぶこと。
物を大切にすること。
大切にするには愛着が必要なのです。
長く使うものだから、慎重に楽しみながら選びたいものですよね。
注文住宅の総合情報
スポンサーリンク