アキュラホームの断熱は次世代省エネ基準をクリアしているのか
アキュラホームの断熱性を見てみると、次世代省エネ基準の2.7W/m2/Kをクリアしていることがわかりました。
断熱材の厚みも十分という見方があるので、その効果が適切に出てくれれば快適な家となるはずです。
ローコスト住宅は個人的にこの断熱性や気密性に関して不安があるのですが、公表されている断熱に関する工夫には問題なさそうです。
家の断熱性が低いと、たとえエアコンで空調管理をしたとしても、電源を切ってすぐにまた外気温と同じになってしまうということがあります。
夏では熱がどんどんこもり、風が吹き込まないと外気温より暑くなってしまうなんてことも。
車の中のようにはしたくないですね。
アキュラホームの断熱を十分にするためには現場を見ることも大切だと思うので、打ち合わせ時に見学等の相談した方が良いように思います。
アキュラホームが使っている断熱材はグラスウールと高密度グラスウールです。
一般的にグラスウールは断熱材としては低レベルなものだと言われているのですが、天井に使われているグラスウールは170㎜の厚さなのでこれがどれくらいの断熱性を持つのかが気になるところです。
高密度グラスウールは床と壁に使われており、床に70㎜、壁に100㎜入れられます。
これは防音にも効果があるくらいの厚みという記述も発見したので、決して薄いわけではないことがわかりました。
グラスウールより高性能な断熱材を使っているハウスメーカーもありますが、厚さが30㎜だったりするとどちらが良いのかと思ってしまいます。
アキュラホームは断熱材そのものはあまりレベルが高くないものの、高密度にして厚みも増したものになっているのでその効果には期待したいです。
断熱性能に関して、アキュラホームはまずまずの評価を得ています。
次世代省エネ基準をクリアしていますし、使っている断熱材の厚みも十分です。
目で直接確認できないものであるものの、何十年もその家で暮らすので断熱性能は無視できません。
工事現場を見れば断熱材を貼る作業を見られますが、その厚みや断熱材の性能が十分なのかどうかは悪質な工事でなければ打ち合わせ時にしてしまっているのでわかるはずです。
要は体感しなければその効果がわからないわけです。
おすすめしたいのは、モデルハウスに宿泊体験をしたいと申し込むことですね。
たった一日ではわからない部分も当然ありますが、あえて寒い日や暑い日に行くことで得られるものはあると思います。
エアコンをつけずに寝苦しさチェックをしてみるのは後悔しない買い物への近道です。
アキュラホームでは気密性についての記述があまりありません。
別サイトで、どこが情報原かわからないものであればc値は1.2cm2/m2という表記がありましたが、どこまで信ぴょう性があるのかわからなかったのです。
気密性があると風通しが悪くなるのではという人もいますが、これがないとエアコンの効き目が悪くなり、どんどん冷やしたり暖めた空気が外に漏れだすことにもなってしまいます。
断熱性を高めても、気密性が低ければ意味がなくなってしまうのです。
アキュラホームでは断熱性は次世代省エネ基準をクリアしているので、それにわざわざ泥を塗るようなことはしないと思われますが、どうなのでしょう。
気密性は断熱性とも密接な関係があるので、居心地が良いと感じるのであればそれは気密性もしっかりしていると思って良いと思います。
アキュラホームで家を建てた人の感想を見てみると、夏の評判はそこそこという意見でした。
外気温が高くなれば家の中も暑くなり、エアコンを付ければ涼しくなるという普通の暮らしができていると言います。
特別に快適になるというわけではないようですが、かといって過ごしにくいとも言っていません。
日本の夏はもうエアコンなしでは家の中で熱中症になってしまうほど酷い暑さが続くようになってきてしまったので、全館空調でなければエアコンの存在は欠かせません。
だからエアコンのクオリティーをあげればそれなりに快適に過ごせるのでしょう。
アキュラホームの断熱性と気密性、作りから言えば悪くないはずなので、あとは大工さんの腕によるところが大きいのかなと思います。
地域差が出るのもアキュラホームの特徴なので、この辺りは注意すべきでしょう。
冬には暖かい家が必要ですが、アキュラホームの場合は口コミで寒いという情報が目立ちます。
中にはそのように冬に過ごしにくいとは特別に思わないという人もいますから、地域差はここにもあるのかなと思います。
冬の評判で寒いというのは寒冷地には堪えるものなので、豪雪地帯や北日本で家を建てる場合は暖かい家作りは必須になります。
床暖房、エアコン、ホットカーペット、こたつといくら設備を整えても、家がその熱を逃がすような作りになっていたらそれを直すのには建て直しが必要になってしまう可能性もあります。
設備で対策をする前に、まずは家から整えるのが順序として正解ではないでしょうか。
比較的温暖な地域ではアキュラホームでも冬には納得できるように感じますが、逆に夏の暑さが気になってしまうかもしれませんね。
光熱費削減のために、アキュラホームでは断熱性能を高めると共にテクノロジーHEMSも導入しています。
これはエネルギーをどれだけ使ったか、どれだけ消費したかを「見える化」しているものです。
太陽光発電システムを取り入れることもできるため、そのような家にしたい場合には便利ですね。
断熱性能を高め、かつ太陽光発電で創エネもするとなると光熱費は変わってくるはずです。
ただし、テクノロジーHEMSは標準仕様ではないので注意が必要です。
付けるのであればそれなりに初期費用がかかることを覚悟した上で、いつ元が取れそうかまでシミュレーションしておくことをおすすめします。
安く家が作れるのがアキュラホームの一つの魅力なので、個人的には初期費用があまり高くなるようなら別の手を考える方が良い気がしてしまいます。
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