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個人用核シェルターの値段は200万円台!?【2023年版】人気メーカーをCHECK

最終更新:

 

シェルタージャパンの核シェルターはペットもOK?

 

先日、浜松の展示場へ行ったところ、シェルタージャパンの核シェルターが展示されているのを見つけました。それがこちら。

 

シェルタージャパン 核シェルター

 

すでに日が暮れていたので、中まで見学することは出来ませんでしたが、外観は秘密基地……というかアジト感がありますよね!

 

調べたところ、中は6畳の広さがあり、冷暖房を完備。シェルターなら赤ちゃんやペットも一緒に過ごせるようです。

 

そう、これって何気にすごいこと!災害時、避難所はペットの受け入れを行っていません。

 

愛猫愛犬家の方なら、災害が起こるたびに、ペットのことを考えてしまいますよね。だって大切なペットを守れるのは飼い主だけだから。

 

我が家にも猫がいますが、愛猫を置き去りにするシーンを想像するだけで胸が締め付けられそうです。

 

……ということで、すごく気になるので、今度時間を見つけて、核シェルターをじっくり見学したいと思います!

 

海外ではもはや常識!?核シェルターの普及率

あなたは、自宅に各シェルターを準備していますか?

 

おそらく、現在の日本では「いいえ」と答える方が圧倒的に多いことでしょう。

 

しかし、世界に目を向けてみると、人口当たりの核シェルター保有率が100%という国もあり、意識の高さの違いがうかがえます。

 

空間デザインエイト様核シェルターの普及率の画像
⇒ 参考:空間デザインエイト 家庭用核シェルター

 

核戦争なんてどこか遠い国の話だろうと思われている方も多いかもしれませんが、昨今の世界情勢を見れば「他人事」とは思えないのが現状。

 

自宅に核シェルターを作るのも、決して「大袈裟」でも「贅沢」なことでもないのです。

 

個人宅用の核シェルターにはいくつかの種類があります。

 

  • 地下に埋め込む
  • 庭の地上に作る
  • リビングを核シェルター仕様にする

 

普通に考えれば地下に埋め込むのが最も安心・安全ですよね。

 

しかし、立地の都合上、どうしてもそれが無理な場合もあるでしょう。

 

その場合は、天井や床、壁を強力なコンクリートで多い、ガラスは強化ガラスにするという手もあるのです。

 

やりようはいくらでもあるので、万が一のためにもこういった備えは必要なのかもしれません。

 

気になるのは費用ですよね。

 

個人宅用の核シェルターの相場について詳しく見ていきましょう。

 

個人用核シェルターの値段は200万円台から。買う価値は?

大人数を収容できる大規模核シェルターは個人で作れませんが、自分用、または家族用の核シェルターなら通販でも販売しています。

 

個人用核シェルターの価格は商品によって前後しますが、リーズナブルな「エアコン型核シェルター」でも、280万円ほど(イスラエル製 レインボー36V)。

出典:有限会社シェルターセンゴク 核シェルターの価格について

 

私たち日本人からすると、「エアコン型核シェルターって何!?」と驚きますが、欧米ではこちらが主流。

 

エアコン型の機器を設置して、自宅の一部を核シェルター化することができます。

 

こちらに、イスラエル製のエアコン型空気ろ過フィルターの分かりやすい動画がありましたので、ご覧ください。

出典:https://kakushelter.com/shelter-product-information-2/indoor-shelter-products/air-filter-for-shelter/

 

それだけ出して買う価値があるのかを考えると、現実的に考えて日常的に使える方が良いように思います。

 

例えば、酸素カプセルとしても使えるというタイプがあるので、これなら普段使いできて放置されることはないでしょう。

 

また、株式会社 シェルタージャパンの「核用地上置き型シェルター」は、地震や津波にも対応してくれるので、避難場所としても最適です。

 

シェルタージャパンの「核用地上置き型シェルター」の画像
出典:https://anshin-shelter.net/lineup-kaku2

 

 

これだけ高い買い物をしても、部屋に転がっているだけならとてももったいないです。

 

もちろん使わないで済むことが一番なのですが、普及率が低い日本では第二の使用用途がないと買い手がなかなかつかないのだと思います。

 

人気核シェルターメーカーのランキングはどうなっている?

核シェルターのメーカーのうち、日本で人気となっているのは海外のメーカーも含まれます。

 

神奈川県川崎市にある輸入住宅を扱うハウジングメーカー。アメリカ製の地下設置型シェルターを販売スタートさせたのは、2017年から。地下に埋めるタイプの核シェルターは、4人入れて最大2週間過ごせます。また内部には、外の空気からの有害な物質を取り除く放射性物質を濾過する「空気清浄機」も設置。「ボムネード(地下型シェルター)」の値段は、1,800万円とかなり高額ですが、快適で頑丈です。

大阪府住之江区で核シェルターを輸入・販売する老舗。40年以上に渡り核シェルターを販売し、業界の最先端を走り続けています。合言葉は、「核シェルターはご家族への愛と思いやりと資産です。」。
地下設置型の核シェルターの値段は、坪当たり約100万円~(10坪:1,500万円~)。リーズナブルな特殊フィルター装置型のタイプだと、5~6人用で160万円~となっています。

兵庫県神戸市にある、核シェルターのパイオニア的な存在。2023年で創業118年目を迎えます。ここで扱うのは、スイスの基準を満たした核シェルターのみ。安全性が確保されているので、安心感があります。
コスパに優れたスイス製空気清浄機 VA-40の値段は、198万円(税込み)。

 

1位 アンカーハウジング
2位 シェルタープランニング
3位 織部精機製作所

 

このうち1位のアンカーハウジングはアメリカ本土から上陸したメーカーです。

 

アンカーハウジング 公式サイト シェルター
出典:アンカーハウジング 公式サイト シェルター

 

そこが取り扱っている核シェルターはアンカーシェルターと言い、被害が起きた後のことが良く考えられています。

 

例えば、重さ8トンまで持ちあげられるというパワージャッキは優秀だと思いました。

 

もし地下に移動して、そのハッチの上に瓦礫が乗っていたら閉じ込められてしまい生き地獄になってしまいます。

 

しかし、パワージャッキがあるおかげでその可能性を見事回避できます。

 

正直核シェルターは中のことばかり気にしていたので、この辺りまで考えられてるのはすごいなと感じました。

 

アンカーハウジングは各種メディアでも取り上げられており、この内容によれば2020年に入ってから日本国内でも問い合わせが急増しているとか。

 

 

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、自宅で過ごす時間が増えたことも影響しているようです。

 

核爆弾から逃れるため、というよりは別の脅威(ウィルスや奥さんのヒステリー?)からの避難場所としてこういった小部屋を求めるニーズも高まっているのですね。

 

核シェルターの設置を可能とするハウスメーカーはどこ?

国内のメーカーで核シェルターを設置してくれるハウスメーカーというと、例えば「ミツヤジーホーム」が候補に挙がるでしょう。

 

もっとも、同社はその点を前面に出してアピールしているわけではありません。

 

あくまでも、地下室を作るのが得意なメーカーだというだけ。

 

しかしそこで使われるコンクリートノウハウが活きてくると記載されています。

 

実際、ミツヤジーホームさんは地下室のある注文住宅の実例が非常に豊富!

 

ミツヤジーホーム 公式サイト
出典;ミツヤジーホーム 公式サイト

 

仕様部材は、ノルウェーのルクサー社のものを使っていました。

 

核シェルター普及率を見てみると、ノルウェーは98%とかなり高い数字だったので信頼できそうです。

 

そんな核シェルターのイメージ図を見ると、二重扉となっておりとても頑丈そうでした。

 

簡易トイレは様式だったので、実際に頼む時にもそうなるのではないでしょうか。

 

地下に核シェルターを作ろうと思ったら、家も作れるハウスメーカーに頼んだ方が手間が省けて良いと思います。

 

核シェルターと家、2つの分野を1つの窓口で対応してくれます。

 

マンションに核シェルターを設置するのは難しいのか

実は、日本にも賃貸マンションの地下に核シェルターを設置しているというすごい物件があります。

 

テレビでも紹介されていたようで、これを作った大家さんがすごいなと感心しました。

 

しかし、このようなマンションに核シェルターがある物件はそう見つかるものではありません。

 

となれば、個人で設置するしかなくなります。

 

小型タイプで人が1~2人は入れるような酸素カプセル状のものであれば、ベランダから運び入れることができるのではないでしょうか。

 

部屋が広くないと厳しいように思いますが、どうしても欲しいなら個人で持つことになります。

 

一戸建てのように土地に埋めたり、地下室を作ってそこを核シェルターにすることができないので、選択肢は絞られます。

 

ただ、小さい分値段は安くなるのでそこはメリットと捉えられるかなと思います。

 

輸入された核シェルターの品質は、信頼できる?

日本は災害大国かつ北朝鮮の問題があることによって核シェルターの製造が活発化しそうな国ですが、その普及率はたった0.02%と、世界水準のかなり下です。

 

このことから、普及率がより高い国から核シェルターを輸入し、それを日本で販売している会社もあります。

 

日本で徐々に需要が上がっていることから、日本向けの核シェルターを作って販売するアメリカの会社もあります。

 

これら輸入商品は、最低でも60%以上の普及率がある国が作っているのであれば、それだけ使われているということなので信頼できる製品だと思います。

 

イギリス、アメリカ、イスラエル、スイスなどの製品であれば、私なら頑丈ではないかと思います。

 

日本製品は昔から高品質だと言われてきましたが、核シェルターにおいてはまだ未開発な部分が多いので国産にこだわる必要はないでしょう。

 

COLUMN:核シェルターの内装をできるだけ自作したい場合

日本で製造されていたり販売されている核シェルターを調べてみると、多いのがイスラエル製のエアコン型核シェルターの記述です。

 

これは部屋に取り付けることで、毒ガスやウイルス、生物化学兵器から身を守れる仕様になっています。

 

できるだけ核シェルターを自作したいという場合、これを使って一般的な部屋をシェルターにしてしまうということができます。

 

注意点は、直接爆発を受けたり、爆風を受けた場合には対応できないという点です。

 

特に地上にある部屋ならそれで吹き飛んでしまうでしょう。

 

エアコン型核シェルターの目的は、あくまで汚染された外気から人を守ることのみです。

 

しかし、これなら普通の部屋がシェルターになるので、内装はいくらでも自分の好きなように自作できます。

 

今の家に取り付けるだけと簡単ですが、個人的には気密性の部分がまだまだ危ないように思います。

 

ようやく日本でも住民避難用シェルターを整備。第1弾は宮古島

2023年7月23日、日本中を駆け巡った「宮古島に住民避難用のシェルター整備」のニュース。

 

気になって調べてみたのですが、このシェルターは台湾有事に備えて作られるもので、約4500人が3日間過ごせるのだとか。

 

宮古島市の人工は、現在、約55,000人。残り5万の人は、どうなるのでしょう!?避難先や生活保護は出してもらえるのか、不安になりますよね。

 

でも、考え方によっては、シェルターは他の国から攻撃されるのを守るだけでなく、台風や津波、地震、竜巻などの一時避難場所としても役立ちますよね。

 

宮古島の次は、与那国島や石垣島にも整備を進めるとのこと。完成までにどれぐらい時間がかかるのか不明なところですが、全国的に広めていってほしいと思います!

 

万が一の倒壊に備える!「木質耐震シェルター」のススメ

4000棟を超す建物が倒壊し、多くの人命が失われた能登半島地震。

 

倒壊した建物の下敷きになったことなどによる「圧死」が、死因の40%を占めていたそうです。

 

それゆえ、「核」への備えに留まらず”地震対策”としての「核シェルター」のニーズも高まっています。

 

例えば、こちらは大手ハウスメーカーの一条工務店が手掛けている「木質耐震シェルター」。

 

参考⇒ 一条工務店 公式サイト 木質耐震シェルター

 

家の一室に後付けするタイプのシェルターで、一見、部屋としても違和感がありません。

 

広さは4畳半~6畳くらいで、ちょうどシングルベッドが2つ入るくらいの広さ。

 

寝室に設置すれば、就寝中の地震に備えられるでしょう。

 

お値段は

 

  • スタンダードシリーズ 45万1000円
  • ワイドシリーズ 74万8000円

 

いずれも税込み、施工費込の金額!

 

例えば、「なるべく早く地震対策をしたいけど、お金がなくてリフォームできない」という場合におススメ。

 

このシェルターを設置すれば、建物が倒壊してもそのエリアだけは守られるのです。

 

最低限、命だけは守りたい!というニーズが高まる昨今、こういった簡易的なシェルターは今後も注目が集まりそう。

 

一条工務店で建てた家ではない住宅でも設置できるというのも嬉しいポイントですよね。

 

価格も良心的。

 

いまや日本全国どこで大地震があってもおかしくない時代ですから、急ぎで対策をしたいと考えている方も多いことでしょう。

 

こちらのシェルターなら、床の補強が必要なケースを除けば2日で設置できます。

 

一般社団法人耐震住宅100%実行委員会と株式会社エヌ・シー・エヌとの共同開発商品にも注目!

 

一般社団法人耐震住宅100%実行委員会 公式サイト 木質耐震シェルター
出典:一般社団法人耐震住宅100%実行委員会 公式サイト 木質耐震シェルター

 

「なにか対策をしたいけど、お金も時間も余裕がない」という方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

ふるさと納税に核シェルターを扱う自治体が登場!?

いつか、そうなる日がくるのかも……なんて思っていたことが、ついに現実になりました。

 

それが、核シェルターがふるさと納税の返礼品になったニュース。

 

場所は茨城県結城市(ゆうきし)です。

 

しかも、まさかの楽天でも販売されています。それが、こちら。
茨城県結城市 ふるさと納税 核シェルター
出典:楽天(茨城県結城市 ふるさと納税 核シェルター)

 

お値段なんと、22,000,000円。送料無料……の響きがなんともシュールですよね。

 

この核シェルター、具体的な年収は約5億円が必要とのこと。笑

 

ちなみに、この核シェルターを製造販売しているのは、茨城県結城市にある直エンジニアリング株式会社。

 

単体で購入すると660万円(税込み)程度。毒ガス対応CBRN特殊フィルターを搭載しています。

 

返礼品対象になっている核シェルター「CRISIS-01(クライシス ゼロワン)」のスペックを下記にまとめました。

大きさ 幅2m×奥行4m×高さ2.15m
重さ 2.3t
材質 鋼鉄製・粉体塗装仕上げ
設備 毒ガス対応フィルター搭載、室内照明、エアコン、肝季節、断熱材入り、100Vコンセント、USBコンセント、外部に電源口有り

 

大きさは、畳約5畳(4.8畳)分。

 

正直、食料を確保しておく場所を考えると、狭いかも……。

 

それでも、エアコン標準装備で換気機能もあるから、真夏でも問題なく過ごせるし、ガッツリ集中できるのは間違いない。

 

平常時にレワーク用の仕事部屋として利用するのは、ありかもしれません。

 

ということで、余裕がある方は1家に1台、いかがでしょうか?

 

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