【最新版】タマホームの平屋が500万円!?坪単価は安いし外観もGOOD!!
こんにちは、管理人のミッチです。私自身が強く「家を買いたい!」と思い始めたキッカケは、学生時代から仲の良い友人が、2013年に注文住宅を建てたことからでした。
当時、そんな私の耳入ったのが、タマホームだと平屋建てが500万で建てられるという情報。
- それって本当!?
- 安いと構造とか、間取りとか、大丈夫?欠陥住宅なんじゃないの?
と思い、タマホームについて調査し始めました。ここでは、10年近く調べあげた情報から最新の情報まで、タマホームに関することをご紹介していきます。
- タマホームで平屋を作る場合、500万円で建てられるの?
- 「1100万円以内で建てる」と明言!タマホームのシフクノいえ プレミア
- 消費者はタマホームに「安さ」を求めていない?
- タマホームがさらなる値上げ!その理由は?
- 値上げしても選ばれる理由
- 「500万円」は現実的ではないその理由
- 500万円で建つ平屋ってどんな感じなの?
- 構造は1,000万円レベルのクオリティ!526万円の平屋
- 1000万円で平屋は本当に買えるのか
- 平屋をタマホームで建てた時の実際の坪単価はいくらぐらい?
- 実際の坪単価は31万円だった?
- 洋風デザインが可愛らしいタマホームの平屋
- これもタマホームなの?まるでデザイナーズ住宅みたいな平屋
- 外観は想定以上にオシャレなんです!
- タマホームの平屋の外壁を決めるポイント2つ
- タマホーム “風”の平屋なら500万円で建てられるかも!
- ★NEW★タマホームで見つけた!500万円に一番近い平屋の間取りを公開
- 「省エネ地域区分」の商品展開もコストcutのポイント!
- 坪単価は目安であって「絶対」ではない
- よくある疑問・質問
545万円という驚きの価格で家が建てられる、タマホームの「大安心の家5シリーズ」。
これだけ聞くと、本当に500万円台で家が建てられるの?と心配になる人も多いと思います。
ただ実際には、900万円超えの値段になるようで、これはタマホーム自身も認めているのだとか。
宣伝としてはかなりパワーがあるので、本体価格である545万円という数字を使っているのだと思います。
平屋であれ二階建てであれ、安さの秘密は、20通りのパターンから選ぶだけというシンプルな作りにあるそう。
しかし残念ながら、「大安心の家5シリーズ」は時代の流れで現在、取り扱いは終了しています。
「それに近い、タマホームの平屋のシリーズは本当にないの!?」
と鼻息荒くされている方もいらっしゃるでしょう。
そんな中、タマホームが金額をオープンにしてプッシュしているのが、「シフクノいえシリーズ」です。
「シフクノいえ」とは、コスパを抑えつつ、建売住宅と注文住宅のいいとこ取りをした企画住宅のこと。
シフクノいえの特徴は下記の8つが挙げられます。
特筆すべきは、敷地の形に合わせて、家造りのプロが厳選した間取り102パターンの中から、好きなものを選べること。低価格で理想の家を作れるのは嬉しいですよね。
ただし、102種類と言っても、東西南北で玄関の位置が異なるだけ……という間取りも含むため、実際はその4分の1(25種類)の間取りだと思っておいたほうがいいでしょう。
さらに細かくみていくと、「シフクノいえ」には、下記の2タイプがあります。
(1)シフクノいえ26
こちらは、数ヶ月に1度、改定改定を繰り返しブラッシュアップされるため、公式サイト上に固定のページはありません。
商品名は「シフクノいえ」の後ろ番号つき、改定に合わせてどんどん繰り上がっていきます。
2023年6月現在、最新の商品名は「シフクノいえ26」です。
そこで、シフクノいえ26の内容を下記にざっとまとめました。
<シフクノいえ26のメリット・デメリット>
メリット | デメリット |
---|---|
・プロが考えた間取りが102パターンある |
・自由設計ではないので、間取りの変更ができない |
「シフクノいえ26」は、規格住宅になるため間取りは選べませんが、102パターンもの間取りが用意されていて、土地に合う間取りや気に入った間取りを該当する土地に当てはめて、予算やプランを決めます。
嬉しいのは、キッチンなのかお、風呂なのか、洗面台なのか、好きなところを1箇所グレードアップできること。コスパよくカスタムできるのは嬉しいですよね。
1つ前の商品にはなりますが、「シフクノいえ25」の資料をいただいたので合わせてご紹介ます。
表紙をめくると、その下は102パターンの間取りが紹介されていました。
ずらっと並ぶ間取り。この中で、やっぱり私が気になるのは、タマホームの平屋建ての間取りです。
ぐるっと赤い枠で囲んだのが、平屋建ての分。全32プランもあります。
・平屋建て「南玄関」が15プラン
・平屋建て「東西玄関」が11プラン
・平屋建て「北玄関」が6プラン
玄関の方角別に色分けされていて、とても見やすいです!
土地の形や周囲の状況によっては、玄関の位置が決められてしまうこともありますが、これだけ種類が豊富なら選択肢も多くて助かりますね。
さらに、気になる間取りを絞り込んで、詳細ページを見てみます。
私たち夫婦は子供がいませんので、1~2LDKタイプのコンパクトなHEW-009を見てみました。
一番上は間取り、真ん中は使用している家具、一番下は外観パースになっています。
ただ間取りがポーンと書かれていただけでなく、間取りの中にきちんと家具が配置されていたのが良かった点。
じっくり眺めているだけで「この家に住んだら、どんな生活が送れるのだろう」とワクワクしてきます。
細かいところだと、家具に「ダイニングテーブル=W1400」「ソファL字型W2400」など、家具の寸法が入っていたのも地味に嬉しい。もしタマホームでこの平屋を購入したら、家具選びの参考になりそうです。
あと良かったのは、平面的な間取り図も、3D化された外観パースがあること。立体的になると、絵でもぐっとイメージしやすい!
※間取りの拡大図
間取り | 1~2LDK |
---|---|
延床面積 | 72.87㎡(22.04坪) |
建築面積 | 74.52㎡(22.54坪) |
室内は、家族が一番長く過ごせるLDKを中心に、主寝室と趣味部屋をレイアウトした平屋。22坪とコンパクトな平屋ながらも、充実した間取りになっています。
さらに趣味部屋は、壁を分割できる可動式の間仕切りを設置。将来的に1部屋に戻せるのも良い点ですね。あと、中央に大きめのクローゼットがあるので、収納スペースも確保されています。
※今回ご紹介した内容は、タマホームの支店ごとに異なる可能性があります。気になる方は、お近くの店舗に問い合わせて聞いてみてくださいね。
予算1500万円なら、タマホームの家はどんな家が建つ?もご覧ください!
(2)シフクノいえ プレミア
出典:タマホーム 公式サイト シフクノいえ プレミア
「シフクノいえ プレミア」は、タマホームで人気の平屋建てをハイコスパで建てられる定番の企画住宅。コミコミ価格1087万円と明記されているのは安心ですよね。
「コミコミ」の具体的な内容も記されているので、従来指摘されてきたタマホームに対する不信感が払拭される内容となっていると言えるでしょう。
「1100万円以内って書いてあるけど、本当なのかな?」という不安も、具体的な金額(1087万円!)を明記してあるとグッと信頼度が増します。
なぜ安いのか?それは「中間業者を挟まない直接施工だからだ」と安さのカラクリについても紹介されていますね。
厳選した全20プランの中から選べる自由もあってこの金額ですから、「建売はイヤだけど、注文住宅ほどのこだわりは要らない」という方にとってはちょうど良い商品なのではないでしょうか。
気になる間取りは下記のようになっています。
戸外との一体化にこだわり、季節の移り変わりを肌で感じられるような間取りになっているのも、平屋を選ぶ人の好みや価値観を良く理解しているなと感じました。
リビングの外にはウッドデッキをつけられたら、さらに過ごし方の幅が広がりますね。
施工してもらってもいいし、建てた後にDIYに挑戦してみるのも面白そう!
ローコストでシンプルな分、「後付けでいろいろ楽しみたい」というニーズにも十分にこたえてくれる商品です。
かつては「500万円で家が建てられるメーカー」でアピールしていたタマホームですが、最近は路線をだいぶ変えています。
その理由はなにかといえば、やはり大きなキッカケとして「消費者が住宅に求めるものが変わった」ということが言えるでしょう。
例えばこちらの物件は、タマホームで建てたという本体価格2500万円~の家。
なんと、自宅にプールがある物件なんです!
出典:SUUMO 公式サイト タマホームの実例 【2000万円台/166.25平米/間取り図あり】プールのある優雅な暮らし 家事ラクにも十分配慮した快適な家
ひと昔前までは、家にプールがあるなんて言ったら「どんなお金持ち!?」というイメージでしたが、昨今はこのようなお宅も珍しくありません。
コロナの影響でステイホームする方が多くなったというのも一因ですが、「どこか外に行って楽しむこと」よりも普段の生活を楽しく、もっと豊かにしようという発想の方が増えているのでしょう。
どこにでもあって、誰でも建てられるような安い家よりも、ちょっと頑張って「家族が楽しめる家」「家にいる時間、ひいては人生が楽しくなるような家」を建てたほうが良いよね!
・・・・と、そんな発想の方が増えたことも、タマホームが「安さ」にこだわらなくなった一因かもしれません。
もちろん今でも「500万円で家を建てたい!」というニーズは根強くありますが、タマホームはそのような客層を切ってでも自社のブランド性を上げようと決断したのでしょうね。
何かを得るためには何かを捨てなければいけないというのが世の常。
結果的に、タマホームの戦略は功を奏しているように見えます。
やはり、時代のニーズに合わせて商品やサービスを柔軟に変えられる会社でなければこの激動の時代を生き抜いていくことはできないのでしょう。
今となっては「500万円」ではとうてい建てられなくなってしまったタマホームの住宅。
近年「ウッドショック」により、輸入木材の価格が高騰。
その影響で、木材自体の需要が増して国産材の金額も上がっているのです。
材料費が上がれば、当然、住宅の建築費用も高くなりますよね。
タマホームも例外ではなく、「坪あたり2万円」高くなるという情報もありますね。
広告に人気シンガーのAdoさんを起用するなど景気は良さそうなタマホームさんですが、企業努力でどうにかするのは難しいくらいに材料費は高騰しているようです。
契約した後に「ウッドショックで材料費が高騰したので追加のお支払いが必要になりました」と連絡がきたという口コミもあるので、ただのウワサではないようです。
このように、家造りはその時の社会情勢の影響をかなりストレートに受けてしまいます。
仮に「500万円」で本当に建てられるケースがあったとしても、材料費自体は高くなっているわけですから、必ずどこかにひずみが出るはずですよね。
建物自体が欠陥でなかったとしても、担当してくれている営業さんの給料がものすごく安かったり、あるいは下請けさんに無理をさせていたりするかもしれません。
「安さ」の背景で犠牲になっている誰かがいるかもしれない。
・・・そう考えると、住宅に安さだけを求めるのはちょっと違うんじゃないかなあと思えてきます。
自分たち家族が幸せに暮らす家が、誰かを不幸にしているというのはあまり気分が良いものではありませんよね。
500万円など「安さ」一本で打っている住宅については、「その背景でツライ想いをしている人がいるかもしれない」という視点で考えてみると、住宅メーカー選びの決め手になりそうです。
このことからも、「500万円で、デザイン・構造・設備がパーフェクトな家を建てるのは相当難易度が高いのだ」ということが伺えますね。
タマホームが「安さ」を押さなくなったのは、安さを売りにしなくても選ばれる自信があるからだ、とも考えられるでしょう。
例えばこちらは、タマホームのインスタグラムに掲載されている例ですが、スキップフロアをうまく活用した空間づくりが秀逸!
出典:タマホーム公式インスタグラム ~モデルハウスのご紹介~スキップフロア下の床下空間
限られた空間をどう生かすのか?という家づくりの永遠のテーマについて、「ああ、こんな使い方もあるね」「こういう内装もいいね!」と、新しい視点を与えてくれる提案ができていると言えるでしょう。
また、こちらのサンルームの事例も「そうか、サンルームってこういう感じに作ればオシャレだし、家事効率も良さそうだよね」と気づかせてくれます。
出典:タマホーム公式インスタグラム ~モデルハウスのご紹介~悪天候の日でも気にせず洗濯等の家事ができるサンルーム
このように、家づくりに新しい価値を提供できるメーカーになったという自信が、「ローコスト住宅のタマホーム」から脱却するキッカケになったのかもしれませんね。
他のメーカーにはない価値を提供してもらえるのなら、たとえ「500万円のタマホーム」ではなくなっているとしても、「やっぱりタマホームがいいな」「タマホームで建てたいな」と思ってもらえるのではないでしょうか。
逆に言えば、高くても安くても、そのような唯一無二の価値を感じられないメーカーを選ぶべきではないのかもしれません。
せっかく建てるなら、「○○ホームで建てて良かった」と堂々と誇れる家にしたいものですね。
いくらタマホームがかつてのような「ローコスト住宅」で売らなくなったとはいえ、やはり「もしかしたら建てられるんじゃないか・・・」という淡い希望は捨てられませんよね。
実際問題、500万円で家は建つのでしょうか?
2023年2月現在、タマホームで家を建てた場合の坪単価の平均は約68.4万円です。
参考:お家のいろは公式サイトより
さらに、平屋で建てた場合の平均的な面積は30~32坪。
ですから、単純計算で一般的には「1800万円」は必要だということになります。
「30坪ってどんな暮らしができるの?」「広いの?狭いの?」と疑問に思われる方も多いと思いますが、30坪の暮らしのサンプルはコチラのサイトが参考になります。
出典:TANAKA HOME 公式サイト 平屋の坪数はどれくらい必要? 平均坪数や人数別の広さの目安も解説!
3LDKの間取りで、夫婦+子供二人でもゆったり。
「こんなに広くなくて良い」「だからもっと安く建てたい」
と思う方もいるでしょう。
坪単価60万円で500万円の家を建てるとしたら、面積は10坪以下
いくらなんでも、10坪の家なんて無理じゃないかと思われるかもしれませんが、実際にタマホームで10坪台の家を建てたというオーナーさんもいらっしゃいます。
ただ、10坪の平屋だと、デッドスペースを活用して少しでも広くするためにスキップフロアにしたり、吹き抜けを作ったり、可動式の仕切りを作ったり、プラスαでお金をかけてしまい、結局は高くつく、500万円では立たない!とのこと。
このような理由から見ても、現在となっては、「500万円×タマホーム」はあまり現実的ではないと言わざるを得ません。
しかし、タマホームは無理だとしても世の中には本当に500万円で平屋を建ててくれるメーカーもあります。
有名なのは、熊本の住宅メーカー「ヒラキハウジング」さんですね。
サンプルとして紹介されているのは3LDKの間取りで、タカラのシステムキッチンやバス、INAX LMのトイレ、IHクッキングヒーター、TVモニター付きインターホンなど標準仕様も充実。
基礎はべた基礎、防腐対策としてプラ束やキソパッキング工法が採用されているなど、工法にもこだわりがあります。
口コミなどを見ても、決して「安かろう、悪かろう」な住宅ではありません。
しかし、施工事例をご覧になるとわかる通り、やはりタマホームなど大手のメーカーに比べるとデザインのバリエ―ションは限られてしまうという印象です。
出典:ヒラキハウジング 公式サイト 建つんです500 施工事例
かつて「555万円の家」で注目を集めていたアイダ設計も、今現在は「888万円の家」にシフトしましたが、時代の煽りを受けて廃盤となりました。
「888万円の家」に近いハイコスパな商品といえば、諸費用やインテリア込み込みで予算に応じた注文住宅が建てられる「ブラーボ」。
出典:https://www.aidagroup.co.jp/order/view/1
▼「ブラーボ」とは
・アイダ設計が作る注文住宅の基本仕様の主力商品
・「断熱」「耐震」「自由設計」「正直価格」をテーマに、要望に合わせた提案してくれるオリジナル注文住宅プラン
・価格についても独自仕入れルート、自社プレカット工場による製材などをフルに活用し、よりリーズナブルな価格を実現している
「ブラーボ」の他に、本体価格のみ1298万円(税込)~の「スイートハウス」も、価格を抑えた人気商品になります。
出典:https://www.aidagroup.co.jp/order/view/13
▼「スイートハウス」とは
・「ブラーボ」の基本仕様に、コロナ渦での新生活スタイルをプラスした企画プラン
・お手洗い、宅配ボックス、電動シャッターなどを標準仕様とし、コンパクト設計でスタイリッシュな外観になっている
・新生活スタイルがテーマで若い世代の間で人気が高い
難易度が高いながらも、本当に500万円台で平屋を建ててしまうメーカーも確かに存在しています。
岐阜県可児市のコンパクトホームさん。
出典:コンパクトホーム 公式サイト 1LDK 1~2名様にぴったりプラン
7.5帖のLDKに5.2帖の洋室がついた、9.52坪の超コンパクトな平屋です。
プロからのコメント欄に「構造は1000万円の注文住宅と変わらない」という記述がありますので、プチプライスながらもしっかりした作りであることがうかがえます。
500万円でも、暮らし方のコンセプトをハッキリさせれば身の丈に合った快適なマイホームを手に入れられるという好例でしょう。
やや収納が少ないようにも感じますが、洗面所の脱衣所はゆったり、玄関ホールにもゆとりがあるので、視覚的には余裕があるように見えそうですね。
あとちょっと予算に余裕があるのであれば、ロフトなどをつければ収納もたっぷり確保できてスッキリ暮らせそう。
一つ上の849万円のプランだと、洋室2つにそれぞれクローゼットがつくので、収納の問題も解消されるでしょう。
出典:コンパクトホーム 公式サイト 2LDK 2~3名様にぴったりプラン
コンパクトな家で収納力を上げるための工夫についてはこちらの記事でも紹介していますので合わせてぜひチェックしてみてくださいね。
500万円では建てられないんだったら、じゃ1000万円じゃどうなのか!?と思い、調べてみました。
平屋といえど、住むスペースによって二階建てとあまり変わらない価格となります。
基礎や屋根部分がそれだけ多くなるので、むしろ割高になることも珍しくありません。
となるとなんだか同じ土地面積でも二階建てより損をしたような気分になります。
タマホームだと、最も安いプランで平屋を建てれば1000万円までにおさえることができます。
これならそこまでの損をしている感はないかも。
もちろんオプションなどをあまり欲張らないなどの工夫が必要になってきますが、大安心の家というプランなら本体価格は500万円、住めるようにすると900万円台でできるようですから、かなりお値打ちですよね。
間取りは20通りの中から選ぶためあまり自由度が高いとは言えませんが、家族全員が満足できそうな部屋数があれば、それで1000万円までというのはそれでもかなりお値打ちだと思います。
→ 価格が安いだけじゃない!タマホームの魅力に迫る
平屋を建てる際に安いことで真っ先に思い浮かぶのはタマホームです。
その坪単価は、ネットでは30万円だと言われていたり、50万円だといわれていたりと幅があります。
最終的には一括資料請求サイトでもらう資料から考えるのが最も具体的な数字を出してくれるという結論になることが多く、ハウスメーカーが公式に出す数字も、実際に住める状態まで持っていくと想定より高くなることがあります。
つまりは、しっかりとした見積もりを出すまでは具体的な数字はわからない、というのが答えでしょう。
しかし、ローコストハウスメーカーの坪単価は大抵30~40万円の範囲内なので、タマホームもそれくらいだと計算して良いと思います。
あくまでこれくらいかなという予想になりますが、どれくらいの貯蓄があれば良いのか把握する時には役立つでしょう。
でも、もしも貯蓄ゼロで頭金が用意できなかったら…。
近年は頭金なしでも家を購入する人が増えてきているといいます。
本当に頭金0円でも大丈夫なものか、心配でしたので、調べてまとめてみました。
頭金0円で新築一戸建てを購入、フルローンの住宅はありかなしか?
実際の坪単価は31万円だった?
タマホームというと安い平屋が手に入るので、若い層や、低所得であったとしても夢のマイホームを手に入れることができるのが魅力です。
例えば約17坪で545万円のプランにすれば、坪単価は約31万という計算になります。
これは本体価格なので、後で庭や照明、外構、オプションなどの費用も追加しなければなりませんが、それでもかなりの安さです。
タマホームが宣伝しているほど安く家が建たないのは、個人的にはなんだか嘘をつかれているような気になりますが、多かれ少なかれ他のハウスメーカーもやっていることなのでしょう。
家を購入する場合、その値段は本体価格なのか、それとも総額なのかには注意です。
本当にざっくりとで良いなら、タマホームの平屋を実際に建てたという人のブログで総額を見ると、大体の感覚は掴めるかなと思います。
洋風デザインが可愛らしいタマホームの平屋
タマホームの平屋の外観は洋風のものが多いです。
がっつりレンガ作りというほどのものではありませんが、色々な実例を見ていると白を基調としたものならデザイン的に無難になると思いました。
こちらのご家族様の平屋建て、とっても素敵。憧れます!
平屋となると二階建てのようにベランダや屋根が一階部分、二階部分とないので、どうしてもバラエティーが少なくなってしまいます。
ですが、陸屋根のデザインはシンプルなものの、広い土地であればおしゃれでした。
大きな窓をとりつければオフィスのような家にもなります。
また、キレイに三角屋根にすれば、コテージのようなこじんまりとしたかわいらしい家ができます。
ガレージがついている家もあったので、車での通勤をする人にはオススメです。
安いからと言って、シンプルな洋風に縛られているわけではないということがわかりました。
これもタマホームなの?まるでデザイナーズ住宅みたいな平屋
上記で挙げた事例はいずれも、「大安心の家」という商品の平屋バージョンでした。
が、実はタマホームには平屋に特化したこだわりの商品があります。
それが、こちらの「GALLERI ART」。
その名の通り「平屋」と「ガレージ」を組み合わせた商品ですが、その外観はまるで「アート」作品のように秀逸。
タマホームの家は「見た目が野暮ったい」と言われることも多かったですが、最近はこんなデザイナーズ住宅のような商品も出しているんです。
価格は坪単価が55万円~となっていて、30坪なら1,650万円。
さきほど紹介したSUUMOの事例は30坪で1,550万円でしたから、「贅沢」をテーマにしているとはいってもその違いはわずか100万円くらいなのです。
価格にこだわらず見た目のゴージャス感を追求したいのであれば、GALLERI ARTはオススメです。
外観は想定以上にオシャレなんです!
タマホームの平屋の外観を見ているとおしゃれで飽きません。
家を買うなら安い方が良いけれど、それでもデザインで妥協はなるべくしたくないという場合にはぴったりです。
→ 外観が素敵!大安心の家は外観の選択肢が豊富です。
ただ、注意したいのは写真と実際との差です。
宣伝として使いたいのは最も良い例なはずですから、写真の撮り方だって上手いです。
外構がしっかりしていてその分建物も立派に見えますし、光の当たり具合によって素材の質感も変わってきます。
よって、やはり気になる家があったら、その外観を確かめに行くためにも展示場へ足を運ぶべきでしょう。
特に色の違いには注意したいもので、広告に表示されていた雰囲気と同じかどうか確かめましょう。
平屋なら、背が低い分陸屋根以外では屋根部分も見えるので、細かくチェックすると満足の行く出来になると思います。
→ タマホームの屋根は3つの素材から選択できる!
タマホームの平屋の外壁を決めるポイント2つ
平屋の外観デザインにも定評があるタマホームですが、使っている外壁は好みとメンテナンスを考えて決めると良いでしょう。
実例を見てみると、多くの人が外壁は好きな色で決めているようです。
家という大きなものなら、あまりビビットな色は使われないため、よほど目立ちたいという人を除けば白を基調したものになります。
黒にしてシックに飾るというタイプもそれはまたかっこいいですけどね。
あとは、重要になってくるのがメンテナンスだと思います。
好きなデザインの外壁を選んだことで満足していると、その数年後にはヒビが入ってしまったなんてこともあるかもしれません。
そこで大切なのは耐久性であり、メンテナンス頻度がどれくらいなのかを先に教えてもらうことです。
これによって、家が完成してからかかる費用についても先んじて考えておくことができます。
※タマホームは断熱性が高く、防音性も高い家なんです
タマホームは価格が安いため、基本性能を心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、断熱性と防音性に優れた良いハウスメーカーなんです。
タマホームの断熱性と防音性については、『優れた断熱性を持つタマホームは防音性でも優秀!』にて詳しく検証しています。
あわせて読んでみてください。
タマホーム “風”の平屋なら500万円で建てられるかも!
「安かろう、悪かろう」なイメージもあったタマホームですが、実際にその施工実例を見てみると
「あれ?思ったよりもオシャレ」
「標準装備も充実しているし、クオリティ高いじゃん!」
と、良い意味で期待を裏切ってくれる家づくりをしているメーカーであることがわかります。
近年の商品は特に、外観も内装もデザイン力が増している感があります。
タマホームの商品に惚れ込んだものの、費用面で納得できていない。もっとコストを抑えて似たような家を建てたい!ということであれば、地元密着系の工務店に相談するのがオススメです。
徳島県鳴門市のおしゃれな注文住宅工務店ウザワさんが運営しているこちらのサイトがとても参考になるので、一度見てみてください。
⇒ 注文住宅工務店ウザワ 「ハウスメーカーと工務店の7つの違いといい工務店の見分け方」
タマホームでは本体価格が1,000万円を超えてくるようなスペックの家も、工務店であればもっと手ごろな価格で手に入れることができるかもしれません。
また、タマホームとは違って価格もオープンになっていないので、友人・知人から「タマホームか。だいたい○○○〇万円だな」なんて値踏みをされることもありませんよ。
こちらの記事でも書いた通り、タマホームは値引きもほぼ期待できないことから、500万円どころか1,000万円以内で建てることもあまり現実的ではないでしょう。
⇒ タマホームの価格は実際そんなに安くない?値引き額も知りたい
大手の“ブランド”にこだわらず、本当に自分が住みたい家を、身の丈に合った金額で手に入れることがなにより大切なことです。
そして、もう一つ。これはかなり確率が低くなってしまいますが、モデルハウスに展示されているリユース住宅のキャンペーンに応募するという手もあります。
こちらが、我が家に送られてきたセキスイハイムのキャンペーン「ドリームハイム」のハガキ。
大きな赤文字で書かれている「580万円」の文字に、心揺さぶられますよね。そう、ポイントは圧倒的な安さ。500万円台で家が建てられるのは、かなり魅力的です。
さらに詳しく見ていくと、この家は鉄骨系住宅2階建ての家。延床面積は49.3坪。2023年2月現在で築4年5ヶ月と、築年数も意外と新しい!
デメリットといえば、2世帯住宅向けだから、163㎡超えと家自体がかなり大きい仕様になっています。田舎ならそのままの大きさで家を建てられるかもしれませんが、都会だと厳しそう……。
もし当選した場合、縮小したり間取りを変える場合は、別途費用がかかるとのこと。抽選に参加する前に、どのぐらいの費用がかかるのか事前に確認しておくと良いかもしれません。
……とはいえ、格安で家を建てたいなら、とりあえず応募するのもアリだと思います!
500万円に一番近いタマホームの平屋の間取りとは?
タマホームといえども、500万円で家を建てるのは現実的ではありませんが、これまで見てきた中で一番500万円に近いリーズナブルな家を見つけました!
それがこちら。
2023年1月5日~3月31日までの期間限定商品「シフクノいえ25」。限定250棟ですが、1LDKの平屋が税込み995万円で販売されていました。
1LDKですが、リビング・ダイニングキッチンが12帖もあるので、2人暮らしでも狭さは感じなさそうです。
そして、具体的な大きさはこちら。
間取り | 1LDK |
---|---|
面積 | 49.10㎡(14.85坪) |
企画住宅プラン番号 | HS-001 |
驚くことに、掲載の価格995万円の中には、消費税だけでなく下記の諸費用がすべて含まれます。
・屋外給排水工事費用
・工事監理費用
・下水道接続工事費用
・地盤調査費用
・屋外電気配線工事費用
・雨水排水工事費用
・住宅瑕疵担保責任保険
・諸検査費用
・基本図面作成料
・屋外立水栓工事費用
・オプション工事費用
・仮設費用
・設計用
これらすべて、コミコミで995万円!一般的には数百万レベルの諸費用まで含まれているので、夢のような価格ですよね。
残念ながら今回のキャンペーンは終了してしまいましたが、これからもこういった企画は続くと思います。今後に期待ですね。
まめに情報をチェックして、常にアンテナを貼っておくのをお忘れなく…!
「省エネ地域区分」の商品展開もコストcutのポイント!
ハイクラスメーカーの住宅にそん色ないレベルの家を建てられるのに、やっぱり安い!
そんなタマホームの安さを支える要因の一つが、「省エネ地域区分別」に商品を展開しているという点です。
どういうことかというと、例えばこちらの商品紹介ページでも、「5・6・7地域」「4地域」という具合に数字で区分わけされていますよね。
これは、地域の気候特性に分けた区分分けです。
雪があまり降らないエリアと豪雪地帯とでは、住宅に求められるスペックが大きく違います。
どこのメーカーも区分はしていると思いますが、ここまでわかりやすく明記しているメーカーはあまりありません。
タマホームでは、寒い地域では断熱性を強化した商品を、温かい地域では断熱性を下げた商品を提供しています。
そのため、住む地域の気候に合わせて家が建てられる=オーバースペックになるのを防ぎ、結果的に費用も抑えられるというわけ。
公式サイトで建築予定の市区町村を入力すると、区分に対応したラインナップが表示されるようになっているので、
「ネットで見たあの商品で建てたかったのに、取り扱いがないと言われた」と、残念な思いをすることもありません。
家づくりで「無駄を省く」というと、とかく「家族の人数と間取りのバランス」「水回りの設備のグレードをどうするか」みたいな話になりがちですが、「建てるエリアの気候条件に合った仕様になっているかどうか」という点も要チェックポイントですね。
意外と、無駄に断熱材を盛った分、高くついてしまっているケースも多いと思います。
坪単価は目安であって「絶対」ではない
ローコスト住宅の代表格のように言われるタマホームですが、実際に平屋を建ててみると「思ったよりも安くなかった」という声も多いです。
事前に把握しておくべきポイントをまとめておきます。
- タマホームで500万円の平屋を建てるというのは現実的ではない
- 坪単価の目安は約68.4万円
- タマホームの平屋は外観デザインに定評がある
- 外壁を選ぶ場合はデザインだけでなくメンテナンスのしやすさも考慮すべき
坪単価についは、やはり個人差が大きいのが注文住宅のリアルなところ。様々な事例を見たり、実際に展示場に行って資料をもらったり話を聞いたりして、現実的な相場感覚を身に着けることが大切ですね。
よくある疑問・質問
注文住宅の総合情報
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