タマホーム 免震

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地震への備えは耐震・制震・免震の３種類があり、始めの２つについてタマホームはしっかりとした備えが(一部オプションですが)なされています。

 

しかし、免震についてタマホームは全く対応していないもの、それ自体は責められることではないのですが、、、。

 

日本は地震が多い土地柄、どうしても住宅に地震に対する強さを求めてしまうのも当然。

 

タマホームも、地震への備えとして様々な工夫を施しているのです。

 

例えばタマホームが採用しているのは、柱と梁の骨組みで住宅を支える、木造軸組工法です。

 

この場、柱同士の結合は家の強度とイコールになる重要事項、これに強度が高いオリジナルの金具を使う。

 

また、軸組工法だけでなく、壁に耐力面材を用いることで、横方向からの力にも強くする。

 

住宅を線で支える布基礎ではなく、面で支え重さを分散させるベタ基礎を用いる。

 

これらの方法で、国が定めた「耐震等級３」つまり数100年に１度クラスの大地震でも安全に建ち続けることができる基準をクリアすることができるのです。

 

「ふーん、これならば大丈夫」と考える人は多いのです。

 

しかし、、、これらは大きな地震に耐える「耐震」の工夫ばかり。

 

これらの工夫で家はつぶれないものの、内部や外壁の損壊や、家具の転倒などを防ぎきることはできません。

 

今まで上げた耐震については、主力商品「大安心の家」に標準で用いられているもの。

 

オプション価格で、耐震性をさらに増すことが可能です。

 

基礎のコーナー部分の断面積を大きくして、ハンチ形状にして強度を増す。

 

構造体に使われている木造を木を集めて造った集成材から無垢材に変更したり、梁の補強をおこなったりする。

 

例えば集成材から無垢材への変更なら坪あたり１万円のオプション料金が必要となります。

 

しかし、これらも全て免震。

 

例えば、地震の揺れを制御する「制震」、建物の揺れを吸収するという考えのものではありません。

 

タマホームの制震への考え方は「制震ダンパー」を用いるというもの、これで、建物の揺れを最大80％軽減。

 

しかし、これはオプション扱いとなっていますから別途費用が必要となってくるのです。

 

さて、耐震・免震について、一部オプション扱いとはいえ、タマホームは用意しているのです。

 

しかし、最近はやりの免震についてオプションで選ぶことすらできません。

 

免震とは、揺れ自体を建物に伝わらなくするための方法。

 

例えば、高層マンションなどに用いられているものをならば、基礎と建物の間にゴムを敷いたり、ベアリングを挟んだりする。

 

これならば、建物自体へのダメージも少なくなりそうですし、家具などへの被害も軽減されそうです。

 

しかし、免震装置自体が非常に高価だとか、メンテナンス費用もかかるなどデメリットも大きくなっています。

 

そして、タマホームには免震装置の用意がありません。

 

しかし、これ自体については特に非難されるべきことではなさそう。

 

なぜなら免震という考え自体が新しく技術も完璧とはいえず、基準らしいものもまだできていないからです。

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