タマホーム 断熱材

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タマホームは建てる地域によって、断熱材の仕様が変わります。

 

気候によって、断熱材も変化させる、これによってムダなコストをかけずにコストパフォーマンスに優れた住宅を建てる、タマホームの考えの表れでしょう。

 

タマホームの主力商品、「大安心の家」は断熱性等級４という最高等級をクリアしています。

 

使われている断熱材は、床が発泡ポリスチレンフォームの「カネライトフォーム」65mm。

 

壁と天井が、グラスウールの「アクリアネクスト」、それぞれ厚みは105mmと155mm。

 

カネライトフォームとは、日本を代表する化学メーカー「カネカ」が開発した断熱材で非常に高性能。

 

65mm厚のカネライトフォーム同等の断熱性能を、グラスウールで出そうとすると、厚みは90mm必要になるほどです。

 

また、湿気に強いという特徴もありますから床に施工するには最適な素材と考えることができるでしょう。

 

ならば、天井や壁の断熱材もカネライトフォームにすればいいのに、と考えがち。

 

しかし、この素材は熱に弱く変形しやすいという弱点があります。

 

ですから、タマホームは熱を持ちやすい部位の断熱材をグラスウールにすることによって、長期間安定した性能を保つ考え。

 

用いられている断熱材「アクリアネクスト」は、グラスウール生産国内最大手の旭ファイバーグラスの商品。

 

通常のグラスウールとは段違いの性能を発揮する断熱材となっています。

 

この様な断熱材を用いているから断熱性等級４をクリアできている、といいたいのですがじつはこの等級、立地によって変わります。

 

大安心の家が断熱性等級４をクリアできているのは温暖な地域、ではもっと寒い地域での断熱材の仕様はどうでしょうか？

 

例えば、寒冷地用の「大安心の家　暖　プレミアム」の場合。

 

床に用いられている断熱材は、フェノールフォームの「ネオマフォーム」70mm。

 

天井に用いられているのはグラスウールのシートではなく、「吹込みグラスウール」18K、320mm。

 

壁は「吹付けウレタン」105mmとなっているのです。

 

ネオマフォームを製造しているのは、旭化成建材、これも大手の建材メーカー。

 

通常の大安心の家と比較して、断熱材の性能と厚み、両方でグレードアップされています。

 

また断熱材のシートではなく、天井には吹込みグラスウール、壁には吹付けウレタンを用いています。

 

これにより、隙間なく断熱できるので効率も良い上に、厚みも相当なボリュームとなっているのです。

 

さて、タマホームの考え方は、地域にあわせた断熱材を用いることによって、充分な断熱性能を持たせようというもの。

 

「大安心の家」と「暖　プレミア」の仕様では相当な差がありますが、温暖な地域で「暖　プレミア」仕様は意味がない。

 

そのように考えています。

 

地域に合った適当な断熱材、だからタマホームはコストパフォーマンスに優れた住宅を建てられるのですね。

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