シフクノいえ評判は?タマホームだから安心して建てれると思うけど
- タマホームの打ち出す「シフクノいえ」の評判は
- 「シフクノいえ」はどんな家?参考に見てみよう
- 102のプランの中から選べるシフクノいえ
- 狭小地プランが多め?シフクノいえに共通する間取り
- シフクノいえ、どんな断熱材が使われている?
- 「シフクノいえ」の耐震等級は最高ランクの「3」!
- やっぱり気になる標準装備
- 標準仕様とおすすめオプション
- シフクノいえ お風呂の評判はどう?
- 平屋プランの詳細は?シフクノいえで夫婦二人暮らしもできそう
- シフクノいえ、総額は?
- 「シフクノいえ」が商品ラインナップに出ていない理由
- 価格がオープン!「1100万円以内」で建てられる平屋「シフクノいえプレミア」
- 「シフクノいえ」はターゲットが不明瞭?
- 押さえておきたい!こんなデメリット
- 【まとめ】シフクノいえで新しい人生設計を始めよう
結婚して子供も生まれたし…というタイミングは、住宅購入について真面目に考えてみる最初のチャンス。
早い段階でローンを組めば返済計画にも余裕がもてますし、子育てものびのびできます。
資金面で迷っているなら、タマホームの「シフクノいえ」を候補に挙げてみてはいかがでしょうか。
タマホームが20代に向けて開発した商品で、若い世代からの“至福”の声が上がっています。
現実問題として家は必要だし、欲しいけれど、先立つものがない。
そんな若い夫婦でも安心して建てられる一戸建てをご紹介します。
タマホームには、新築一戸建てとしてはかなりリーズナブルな価格で手に入れられる「シフクノいえ」という商品があります。
その評判を見てみると、安いことから20代で家を建てられたという人が多くいました。
タマホームの公式サイトには20代で「シフクノいえ」を建てた方の声を集めたページがありますが、お子さんが1~3人というご家庭も多く、主には若いファミリー層に向けた商品であることがわかります。
上記のサイトを見てみると、20代といっても25歳以下の若いうちに家を建てている方もいますね。
つまりは、若くて貯金がなくても夢のマイホームが建てられるというメリットがあるわけです。
こちらのサイトには実際の施工費用を載せている方もいますが、1000万円~2000万円といったところ。
頭金で10%支払うとしても100万円あればどうにかなりそうですから、若くても手が届きやすい家と言えるでしょう。
一方、タマホームはその安さゆえか、標準機能がシンプルで、ちょっと物足りないという声もあります。
それを承知で購入していることから、本当ならもう少しグレードアップさせたいけれど、今はこの身の丈の合った環境がベストだと納得している人もいました。
シフクノいえのコンセプトにも、「身の丈に合った暮らし」というのはキーワードになっているので、機能性をちょっと我慢してコストを優先するという場合に良いと思います。
20代という若い世代にターゲットをしぼって展開している、タマホームの「シフクノいえ」。
公式サイトの「商品ラインナップ」のページには掲載されておらず、詳細は「20代のTamahome」という特設サイトに載っていますので、検索する際はこちらにアクセスしてみてくださいね。
「月々払っているあなたの家賃で家が建つ」というキャッチは、「家族もできたし、家、どうしようかな」と迷い始めている若い世代の心をグッとつかむことでしょう。
いくつかタイプがあるそうですが、2023年4月現在、詳細についてオープンになっているのは「シフクノいえ25」のみです。
25についての情報ならPDFで確認でき、標準仕様や値段など確認することができます。
シフクノいえ25では、家の価格は900万円からとなっているので、とても安い値段で一戸建てが買えます。
コンセプトは身の丈に合った家ということなので、20代で貯蓄が少なくても買えるような値段設定なのでしょう。
また、必要以上の設備をつけていないため、キッチンもお風呂もシンプルです。
暮らしやすさを追求するなら少し不便かもしれませんが、値段を考えると文句は言えないと思います。
いわゆる「企画住宅」ですが、外壁・玄関ドア・サッシ色を好きな感じに組み合わせることもできます。
マイホームに興味はあるけれど、「こういうデザインにしたい」「この外壁を使いたい」という特別な強いこだわりがあるわけではない・・・という若い世代には、ほどほどに選択肢もあって個性が出せるという意味でもちょうど良い商品と言えるのではないでしょうか。
タマホームの「シフクノいえ25」には、プランが102もあるのでその中から好きなものを選べます。
出典:タマホーム公式サイト シフクノいえ25 豊富な102プラン
例としてあげられているのが4つあり、閲覧できるのでここで自分の建てたい家の理想とマッチするかを確認してみるのも良いでしょう。
- プラン① 間取り 2~3LDK 延べ床面積21.04坪
- プラン② 間取り 1~3LDK 延べ床面積27.04坪
- プラン③ 間取り 1~4LDK 延べ床面積32.31坪
- プラン④ 間取り 1~2LDK 延べ床面積19.53坪
このうち、平屋に特化しているのはプラン④。
間仕切りの有無を設定できるので、必要に応じて部屋を区切って使えるのがポイントですね。
洋室が3つならんでいるプラン②では、間仕切りの有無を選択できるのでとても広い部屋にもできるようになっていました。
同じような広さの洋室が3つあるなら、3人兄弟のいる家にちょうど良いですね。
小さい時には間仕切りなしで、大きくなったら間仕切りを入れればプライベート空間のできあがりです。
プラン数が多いので、私なら要望を担当者に伝えておすすめを見たいですね。
水まわりは全てLIXILというプランでは、大手メーカーなので信頼ができる設備となります。
対面式キッチンだから家族との会話が増えるというプランもありました。
シフクノいえの間取りについては、102のプランから選べるため、規格型住宅と言えど自分たちのライフスタイルに合わせたものが手に入ります。
安いことで有名なタマホームですが、それは家の広さとも関係があるようです。
プラン例を見てみると、19坪や21坪と狭小地となっており、間取りをチェックすると隣の部屋とが壁を挟んで並んでいます。
これは間仕切りを取り払うと広い空間になるというメリットがありますが、デメリットをあげるならば間仕切りをしても防音が期待できないという点でしょう。
自分の部屋の音や相手の生活音が聞こえるのはストレスだと思うのであれば、部屋と部屋を話して廊下を挟むなど、間取り選びは慎重にした方が良いと思います。
もっとも、「夫婦だけで住むのか」「年頃の子供がいるのか」「子供(兄弟・姉妹)の性別は?」「親とは同居?」・・・等々、家族構成によっても求められる家の理想像は違ってきます。
家族だけなら間仕切りでも気にならないかもしrませんが、義理の親と同居となればそうもいかないでしょう。
土地に広さがあれば、タマホームが公開している例以外のプランも教えてもらいたいですね。
続いて、シフクノいえの「機能性」に注目すべく、同商品で使われている断熱材を調べてみたのですが、特定の商品に限ると記載がありませんでした。
タマホームの情報を調べると、断熱材には壁と天井にグラスウールを、床にはポリスチレンフォームを使っているという情報があったので、これに近いものなのではと予測できます。
こちらは「大安心の家」の公式サイトですが、天井には「吹込みグラスウール断熱18K 320㎜」を採用し、隙間なく施工することで高い断熱性を実現しているとのこと。
吊木や配線の周りにも施工し、熱の出入りをかなり強力にブロックしているようです。
また、床には「フェノールフォーム断熱70㎜」を採用することで床下からの冷気をブロック。
非常に気泡が小さい素材なので、熱の移動を抑えられる、という説明です。
しかし、口コミではロックウールという情報もあったので、商品やオプションを使うかどうかによっても変わってくるのかなと思いました。
断熱材の使い分けについてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
⇒ 仕様によってグラスウールを使い分ける「タマホーム」の狙いとは?
断熱材は防音材の役割も兼ねてくれているので、使うのであればシフクノいえに多い間取り、部屋と部屋とが隣り合っている壁に厚めに使いたいですね。
壁が厚くなりますが、それによって部屋が狭いとまで感じないでしょう。
まずは、シフクノいえのプランで断熱材の厚みを変えることができるのかを聞いてみたいなと思います。
20代でも手に入るローコストな家。
しかし、いくら良心的な価格であったとしても一度の地震で簡単に傾いてしまうような家では困りますよね。
タマホームのシフクノいえの耐震性能はどうなっているのかというと、最高ランクの「耐震等級3」。
出典:タマホーム公式サイト シフクノいえX「頑強な構造体・安心の保証」
仮に阪神・淡路大震災レベルの地震があったとして、その揺れにどれだけ耐えられるか?を表した数字です。
耐震等級「1」は、国が定めている最低基準。
大地震があっても「即倒壊」とはならないまでも、大規模な修繕やもしかしたら建て替えが必要になるかもね、という数字です。
これに対して、タマホームの「耐震等級3」は等級1の1.5倍の耐震性能。
軽微な補修を加えれば済み続けられるレベルのダメージしか受けないでしょう、と保証されているようなニュアンスです。
なぜシフクノいえがそれだけの強さを確保できているのかというと、
- 揺れに強い剛床工法を採用している
- 揺れに耐えるベタ基礎を採用している
- 耐力面材で家を四方から“面”で支えている
といったポイントがあげられるかと思います。
耐震性能についてはこちらのサイトが非常にわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
⇒ ウェルネストホーム「耐震等級3」が必須な理由とは?」
「ローコストだと、水回り設備のグレードが低かったりするんじゃないの?」
という点に不安を持つ方もいらっしゃるでしょう。
シフクノいえの標準装備はどうなのか、こちらのパンフレットを参考にしてみると、以下のようなものが標準でついてくるようです。
システムキッチン
選べるカラーは10色!
IHクッキングヒーター
ガスコンロと違って、吹きこぼれもサッとひと拭き!お手入れ簡単。
ユニットバス
選べるカラーは6色
洗面台
画像で見る限りは、ごくシンプルな薄型洗面台。
余計な機能は要らない!収納があればなおヨシ!という方ならこれで十分。
エコキュート
オトクな深夜電力を使ってお湯を沸かします。
LED照明
節電に効果的。シンプルでスタイリッシュなデザイン。
建具
選べるカラーは6色
フロア材
へこみや傷がつきにくいEBコーディング
選べるカラーは11色。
インターホン
録画機能とズーム&ワイド機能がついています。
いずれも、残念ながらメーカー名は記載されていません。
しかし、こちらの記事でも紹介している通り、タマホームはローコスト住宅ながらも設備は誰もが知る大手メーカーのものを採用しています。(クリナップ、LIXIL、エイダイ、タカラスタンダード)
シフクノいえでも、国内大手メーカーの設備が使われているのだろうと予想されますが、実際にシフクノいえの完成見学会に参加したという方がブログで動画つきのリポートをまとめていましたので参考にしてみましょう。
見学会に参加したという方の情報によれば、標準設備は以下のようなラインナップとなっています。
キッチン
標準仕様はLIXIL製のもの。
商品名は不明ですが、価格帯的には「シエラ」かな?と思います。
見学したお宅は最高オプションでプラス100万円くらいかかっているそうです。
コンロ下、シンク下にドアポケットもついていて、こまごまとした収納にも便利!
商品的には「アレスタ」ではないかと推測しています。
標準では吊り戸棚やカウンターテーブルはありませんが、床下収納はついています。
個人的には、カウンターテーブルがあったほうができた料理などを並べられて便利かなと感じました。(オプションでプラス3万円)
また、勝手口もオプションです。
洗面台
標準仕様のものは、賃貸の我が家よりもシンプルなくらいのものですが、完成見学会で紹介されていたものはプラス5~6万円でグレードアップされたものということでデザインがかなりオシャレになっていました。
収納の扉がウッド調、水栓もビルトインでハンドルのないタッチレスのものだったので、おそらくLIXIL製のもの(「LC」ではないか?)と推測されます。
個人的には、このキレイアップ水栓に惹かれますね。
水栓の根元に水が溜まらないのでカビ発生のリスクが抑えられていますし、カウンターも継ぎ目がなく掃除がラクチン!
お風呂
給湯器は、日立製の370Lフルオートのもの。
システムバスはLIXIL製。(浴槽のサイドに貼ってあるシールが映り込んでいましたので間違いないでしょう)
標準だと浴槽はゴム栓で、ワンタッチ式にするのはオプションだそうです。
賃貸の我が家でさえワンタッチなんですから、そこはもうちょっと頑張って欲しいなと感じます。
他、あまり詳しく解説されていませんでしたがトイレはINAXのものが標準仕様となっているようです。
耳よりな情報としては、「食洗器、浴室乾燥機、洗面所」どれか1点についてはアップグレード(要するにオプション)が無料になるとのこと!
メーカー側としては食洗器がイチオシとのことですので、「マイホームを手に入れるなら食洗器は必須!それも、できればコスト押さえて導入したい」という方にオススメです。
「シクフノいえ」と言うからには、住んでいて「幸せだなあ~」と感じさせてくれる家であって欲しいと期待してしまいます。
家の中で幸せを感じられる場所といえば、なんといってもお風呂でしょう。
シフクノいえのお風呂はどうなっているのか。
最新版の「シフクノいえ25」では
- お手入れのしやすさを重視したこと
- カラーが6色から選べること
この2点がアピールされていますね。
実際に購入した人の評判はどうなのか?具体的に何が良くて何がネックなのか?
こちらの動画の解説が非常にわかりやすかったのでシェアします!
実際にシフクノいえを購入し、住んでいる方のリアルな声なのでとても参考になりますよね。
内容を簡単にまとめると、
- シフクノいえのバスルームはLIXIL製
- アクセントウォールなどカラーバリエーションが豊富なのが魅力
- 浴槽はベンチつき(変更も可能)
- ただ、排水口のフタが四角形なので汚れがたまりやすく掃除が大変
- シャワーヘッドは「エコアクアシャワー」で使い心地が良い
実は筆者の自宅のバスもLIXIL製で、おそらく同じものだと思われます。やはり排水口の四隅&フタは汚れがたまりやすいです。
これについては他社のものでも多かれ少なかれ同じ悩みは出てきてしまうでしょう。
良いところもあれば残念なところもあります。
そういったことも含めて、シフクノいえのバスルームは全体としてはバランスが良く、使い勝手の良い浴室だと言えるでしょう。
平屋プランの詳細は?シフクノいえで夫婦二人暮らしもできそう
タマホームのシフクノいえには102プランありますが、その中には平屋プランもあります。
プラン番号 HS-002はその例としてあげられており、建築面積22坪だと、リビングダイニングキッチンが16帖になっていました。
その隣には洋室が2つあり、あとはトイレやバスルーム、玄関ホールとなっています。
シンプルな作りなので、夫婦二人暮らしには向いているでしょうね。
各部屋にはウォークインクローゼットがあるので収納場所にも困らなさそうです。
例として載っているイラストでは、外観は陸屋根に見えます。
直方体で敷地を目いっぱい使ったように見えるので、無駄な場所がないと言えます。
実際に建てるのであれば外構のスペースも考えたいので、もし駐車場が欲しいなら土地代の方が高くつくかもしれません。
土地に合った平屋プランがあれば理想に近くできると思います。
シフクノいえ、総額は?
2023年4月現在は、「3月末まで 限定250棟 900万円~(安心のコミコミ価格です)」という価格を全面的にアピールしているシフクノいえ。
タマホームは「なんだかんだオプションをつけたら結局高くついた」という口コミも多いので、これを全面的に信じて良いかどうかは不安が残るところです。
ただ、こういったキャンペーンは度々開催されているようで、例えばこちらの情報だと限定価格900万円台~1200万円くらいでマイホームを建てられるチャンスもありそうですよ。
ちなみに、この金額はタマホームの他の商品と比べるとどんな位置づけなのでしょうかl。
参考までに商品は違いますが同じタマホームで家を購入した人の情報を見ていきましょう。
ある人によれば、36坪の家で最終的な総額は約2414万円になったと書いてありました。
しかし、注意しなければならないなと思ったのは、この最初の見積もりは約2180万円だったということです。
この方は、この価格より高くなることはないと確認をとったということですが、結果として当初の金額より大幅に高くなっているのでシフクノいえの総額を見積もってもらう時にも注意をしておいた方が良いと思います。
シフクノいえは、20代で早くに家が欲しいけれど将来的に建て替えやリフォームを検討している人用の商品だと言う人もいるので、上記のように36坪であっても2500万円いかない安い値段で提供してくれると思います。
「シフクノいえ」が商品ラインナップに出ていない理由
20代でもマイホームが持てる!という謳い文句のシフクノいえですが、口コミ人気が高いわりには公式サイトの商品ラインナップには掲載されていません。
調べてみたところ、シフクノいえはあくまでも“数量限定”で(全国で500棟とか)販売される規格住宅で、ちょっとしたイベント感覚で登場する商品のようです。(同じような位置づけの商品に「ねこと私の家」という商品もあり、こちらも気になっています!)
つまり、「いつでも買える家ではない」ということですね。
ただでさえローコスト路線で売っているタマホームが、さらに価格の限界に挑戦したと言っても過言ではない商品ですから、普通のラインナップに入れてしまえばバカ売れするでしょう。
おそらく、看板商品である「大安心の家」がかすんでしまうような勢いです。
「数量限定」「期間限定」と制限を加えることで、この商品のプレミアム感を向上させたい狙いもあるのかもしれません。
ただ、公式サイトや公式SNSにはほとんど情報がないももの、タマホームの支店(営業所)ではシフクノいえの説明会などが開催されていたりするようです。
ならば、最初から割り切って、シフクノいえのような規格住宅を検討してみるというのもアリですね。
価格がオープン!「1100万円以内」で建てられる平屋「シフクノいえプレミア」
2020年12月現在、タマホームは「シフクノいえプレミア」という商品をかなり前面に押し出してPRしています。
出典:タマホーム 公式サイト 1100万円以内で建てる平屋建ての家づくり
そのタイトル通り、平屋建ては「税込み1083万円から」という謳い文句。
全部で20通りのモデルプランが用意されています。
掲載されている価格には、「屋外給排水工事費用」「工事監理費用」「下水道接続工事」「地盤調査」「屋外電気配線工事」「設計用」・・・等々、通常であれば別料金になるものが全てコミコミになっているとのこと。
安いのはもちろんですが、家づくりビギナーにとっては「初めてでよくわからないことがたくさんあるけど、全部含まれている金額を提示してくれるのでわかりやすい」というのが最大の魅力と言えるでしょう。
タマホームはこれまで、「坪単価が安いのを売りにしているけど、実際には価格に事前に含まれていないものが色々あってわかりにくかった」という声も多かったので、そういった口コミを払拭するような試みですね。
ちなみに、2階建ては1144万円~で、なんど60通りものモデルプランが用意されています。
出典:タマホーム 公式サイト 1200万円以内で建てる2階建ての家づくり
「自由設計のノウハウが詰まった企画住宅」とのことなので、完全なる注文住宅に比べたら自由度は下がるかもしれません。
しかし、間取りなどにあまり細かいこだわりはなく、とにかく「価格を抑えて」「わかりやすい家づくりをしたい」という方にはうってつけ。
これまで「シフクノいえについて知りたいけどあまり情報がない」と感じていた方は、ぜひ上記公式サイトをチェックしてみてくださいね(2020年10月にサイトがリニューアルしたようです)
「シフクノいえ」はターゲットが不明瞭?
カタチを少しずつ変えて進化を続ける「シフクノいえ」ですが、2023年4月現在販売されているのは「シフクノいえ25」という商品。
「小さく建ててのびのび暮らしたい」「できるだけ費用を抑えたい」「建て替えやリフォームを検討している」「敷地内に子世帯の住宅を建てたい」という希望を持った方をメインターゲットにしています。
「小さく建ててのびのび」「建て替えやリフォーム・・・」というのは、間仕切りの有無を選ぶ自由があるということでしょう。
費用を抑えたいというニーズに合致するのも納得できますが、ちょっと謎だったのは「敷地内に子世帯の・・・」という項目です。
公式サイトのパンフレットを見るだけでは、このシフクノいえ19がなぜこのニーズにフィットするのかイマイチ伝わりにくいように感じました。
限られた敷地内にコンパクトに子世帯の家を建てたいならこの商品がピッタリですよ、外壁のバリエーションも豊富だから母屋と合わせやすいですよという意味なのかもしれませんが、そこのコンセプトはちょっと曖昧。
必要なものを“足し算”していく暮らしを実現できるというのも、あまりしっくりこないなあと感じました。
シフクノいえは年によってバージョンが変わっていきますが、明確に「ここが変わりました!」「ここが違います」という差別化ポイントがわかりにくいのがネックですね。
ただ安いだけの家でないことは確かですから、それぞれのバージョンのメリット&コンセプトをもっとわかりやすく打ち出してもらえたらいいのになあと感じました。(ちょっぴり残念なポイントですが、これはアピールの仕方の問題であって商品が悪いわけではありません!)
押さえておきたい!こんなデメリット
価格のわりには良いことづくしのように思えるシフクノいえですが、残念なポイントもあります。
例えば、お風呂の栓。
標準仕様だと、プッシュタイプではなく「ゴム栓」なのです。
別にそんなの気にならないよという方は良いですが、今時はたとえ賃貸のアパートであってもプッシュタイプが老いので、そこは少々残念なポイントですよね。
同じタマホームの家でも、「大安心の家」だと標準でプッシュタイプですから、やはりシフクノいえは価格が抑えられている分だけグレードが低いと言わざるを得ないパーツも多いです。
天井の高さも、「大安心の家」より15㎝も低いため、「天井の高い家にあこがれる」という方には物足りないかもしれません。
換気システムやサッシの素材も違っていて、断熱性能には歴然たる差があります。
こういったところをオプションがグレードアップしていくと、積もり積もって価格も高くつく・・・のも納得ですね。
結局、「最初から大安心の家を建てたほうが良かったんじゃないの?」なんてことにもなりかねませんから、シフクノいえを建てるのであれば
- なんのために?
- なぜ他の商品ではダメなのか?
- 自分が家づくりにおいてゼッタイに譲れないことはなんなのか?
この3点がブレないようにしておきましょう。
ココがブレてしまうと、シフクノいえなのに大安心の家並みの金額になってしまうこともあり、本末転倒ですよ。
【まとめ】シフクノいえで新しい人生設計を始めよう
タマホームは、建築業界全体からみれば「ローコスト」にカテゴライズされるメーカー。
ここまで見てきたように「シフクノいえ」はその中でもさらにリーズナブルな価格設定となっていますので、「これから家を建てるけど資金に余裕がない」という方はぜひ候補に入れてみて欲しい商品の一つです。
その特徴や価格情報についてまとめてみましょう。
- シフクノいえは20代をターゲットとしたローコストな企画住宅である
- そのため設計の自由度は低いが、プランは102通りもある
- 平屋建てのプランも充実している
- キャンペーン期間は1000万円以下で建てることも可能
- それでいて断熱性能や耐震性能は十分
- 標準設備は国内大手メーカーのものを採用
オーナーさんのへのアンケート結果にもあるように、20代に家を建てることには「早いうちにライフプランを設計できる」というメリットがあります。
定年後にあくせくせずにのんびり過ごしたい、という希望があるのであれば、今が決断の時なのかもしれませんよ。
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