大和ハウス xevo 間取り

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大和ハウスのxevoシリーズは一部に企画住宅（GranWoodの２階タイプ）やサンプルプランを用意しています。

 

基本的には注文建築で、サンプルプランでは間取りの平面形状に凹凸が多く、空間のバリエーションに富んだものとなっています。

 

注文建築ですから間取りは自由ですが、いきなり希望する間取りを、と言われても難しいものでしょう。

 

ですからら、サンプルプランの中から比較的希望に近いものをアレンジすることから始めてみましょう。

 

また、サンプルプランの気に入った部分を伝え、敷地に合わせたアレンジを設計担当者に伝えるのも有効な手段です。

 

ただし、サンプルプランはそれぞれにコンセプトを持っていますから、異なるコンセプトのサンプルプランから気に入った部分だけを盛り込もうとすると失敗する恐れもあります。

 

ですから、自身の間取りに対するコンセプトを持っておくことも重要なことで、明確なコンセプトが無い場合でも様々なサンプルプランを見ていく中で、コンセプトのイメージが見えてくるようにもなりますから、まずはプラン集などの資料請求から始めてみましょう。

 

大和ハウスのxevoのリビングは、天井が2.72ｍと高いことが特長で、平屋タイプでは小屋裏を利用した勾配天井も可能としており、高い天井と平面的に拡がりのある大空間を特長としています。

 

なお、大和ハウスが用意している天井高には、2.4ｍ、2.72ｍ，そして勾配天井となりますが、プランや立地の建築規制などから対応できない場合もありますから注意してください。

 

また、オプションでグランリビングモアと言う仕様もあり、折り上げ天井や床を下げることで2.8ｍや3.16ｍまでの天井高をとる仕様もあります。

 

大和ハウスのxevoシリーズは一部に企画住宅を設定しているブランドもありますが、リビングを大空間に設計し、大開口の窓との組み合わせで外部の自然環境とも一体化させ、注文建築らしい贅沢な空間を得ることができます。

 

大開口の窓は、陽射しや熱損失が問題となりますが、断熱サッシや紫外線カット硝子などで解決することができますので、外部環境と一体になる大空間のリビングは大きな魅力と言えるでしょう。

 

住宅の換気は建築基準法に定められたもので、省エネ基準で住宅の気密化が進み自然換気が十分でなくなってきたことから機械式の24時間換気システムの必要性が出てきました。

 

この換気には、

• 第1種機械換気（強制吸排気）、
• 第2種機械換気（強制吸気＋排気口）、
• 第3種機械換気（吸気口＋強制排気）

の３種類の方法があります。

 

大和ハウスのxevoに採用されている24時間換気システムは、上記の第１種機械換気に大和ハウス独自の工夫を加えたもので、２階に設けられた機械式強制吸排気に１階の自然吸気を加えたシステムとしています。

 

１階の自然吸気は外気温によって吸気量が自動調節され、サッシ上部に設けられたオートブレスは、5℃以下で最小、15℃で最大となるようになっており、なかなかいいアイディアだと思います。

 

これによって、一般的な24時間換気システムで起こりやすい吸気部分での結露水もサッシから排出され、結露による壁や天井の汚れもなくなり、冬季の吸気口付近からの冷気を感じることも少なくなります。

 

なお、２階の機械式強制吸排気は、温度差による圧力差を利用したもので電気エネルギーの消費を抑えたものとなっています。

 

大和ハウスのxevo03（ジーヴォゼロサン）とは、市街地（大和ではトシナカと呼んでいる）用に開発された軽量鉄骨ブレース構造の3階建て住宅です。

 

上記でブレースとは、木造の場合の筋交いと同じようなもので、軽量鉄骨ブレース構造とは木造の柱や梁、そして筋交いを鉄材に置き替えたものと言えます。

 

そのため、重量鉄骨構造のように鉄骨の柱型が室内に現れることはなく、部屋の有効広さは木造とほぼ同じになる特長もあります。

 

幾つかの参考プランは用意されているようですが、基本的には注文住宅で、いわゆる狭小間口の敷地用としているのが特長です。

 

外観デザインは、基本的にキューブ型の市街地に合ったもので、内部デザインは天井を高く取れる（1F：最高2.96m、2・3F：最高2.6m）ことを特長としています。

 

価格的には、大和ハウスの商品群の中では比較的高額の部類に入りますが、注文住宅としては突出したものではなく、本体価格は60万円台後半／坪、となっているようです。

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