大和ハウスの住宅の断熱は、鉄骨構造・木構造のいずれの場合も外断熱工法を採用しています。
保証期間内あるいは保証切れのいずれの場合でも断熱リフォームが必要な場合には、その特殊性から大和ハウスのオリジナル仕様に合わせた修復・復旧が基本となります。
しかし、大和ハウス以外で建てられた住宅での断熱材リフォームでは、断熱診断に基いて行われています。
断熱診断では、住宅の断熱仕様の確認や居住者から暑さ・寒さなどのヒアリング。
そして結露の有無なども確認した上で診断ソフトなども利用して断熱リフォームの提案を行っています。
またこの時、リフォーム前と後での年間冷暖房費比較も提示されますので、イニシャルコストとランニングコストを比較検討することもできます。
このように、大和ハウスリフォームの断熱診断システムは、合理的で一般的なリフォーム業者では対応できないものだと思います。
大和ハウスリフォームでは、「住まいの点検・診断」を行っており、外壁塗装時には足場を利用した家の総点検が可能となるチャンスでもあります。
一般的に外壁塗装のリフォームスパンは、10年前後と言われており、塗料の性能がいいものでも15年前後と言われています。
外壁からの雨漏りが見つかってからでは、塗装だけではなく下地や断熱材、ひどい場合には構造体の修復が必要になる場合があり、リフォーム費用も高額になってしまいます。
従って、そのような状態になる前に外壁塗装のリフォームが必要になるのですが、その目安となるのが先に挙げた経年の他にチョーキング現象を調べる方法があります。
チョーキング現象と言うのは、外壁塗装面を手で擦ってみて手に白い粉がつくことをいいます。
塗装表面が紫外線や煤煙混じりの雨水で劣化しておこり、放置していると、やがては雨水が外壁材内部に侵入し始め、下地や断熱材、そして構造体の腐食へと繋がってしまいます。
チョーキング現象は素人にも分かりやすいものですから、この現象が見つかった時には家の総点検を兼ねて大和ハウスリフォームが行っている「住まいの点検・診断」をされてはいかがでしょうか。
防音工事の範囲には、
- 壁や天井
- 床の防音
- 吸音材
- 遮音材
- さらには防音ドアと
- 窓サッシの2重化
などが含まれ、リフォームに際しては内装材の撤去が必要となる場合が多く、坪当たりの工事額が一般的なリフォームに比べて高額になります。
防音の目的や程度は、使用する楽器やオーディオなどの音源にもよるため、事前に音響測定で音源の音圧レベル(db)を調査してもらうのがベストです。
しかし、大和ハウスでは「奏でる家」と言う音源に合わせた3種類の防音仕様と性能データを持っており、グループ会社の大和ハウスリフォームで防音工事をする際には参考になります。
なお、防音工事を行うと気密化がより進み、防音用の換気扇が必要となる上に、電話やインターフォンの音が聞こえなくなることの対策として、電話やインターフォンの子機、場合によっては室内連絡用にも何らかの機器が必要になることに注意しましょう。
大和ハウスリフォーム会社で公開している太陽光発電のシステム工事では、4kwで195万円〜となっており、太陽光発電の設置市場では少し割高感があるかもしれません。
しかし、リフォームで太陽光発電システムを後付する場合には注意しなければならない点があり、施工後のトラブルなどを考慮すれば、納得できるものだと思います。
リフォームで太陽光発電を付ける場合の注意点として、発電パネルの重量、屋根瓦や下地への配慮などがあり、安易な取付けでは雨漏りや耐震への不安に繋がります。
具体的には、発電パネルの取付け具は瓦を貫通させて屋根の下地材に固定されるため、貫通部の防水処理が適切に行われていないと早期に雨漏りとなってしまいます。
また、発電パネルのm2当たりの重量はメーカーによって異なりますが、概ね12kg前後/m2で、発電量では0.15kw前後/m2となり、4kwを確保するためには320kgほどが当初の構造計画時にはなかった追加重量として屋根にかかります。
平均的な化粧スレート瓦の重量が25kg前後/m2ですから、ほぼ1.5倍の重量になり場合によっては補強も必要になりますから信頼のおける業者選びが重要です。
なお、屋根の劣化状態や構造的な問題で、それらの修復や補強が必要な場合がありますので、事前に相談や調査依頼することを勧めます。
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