給湯器を買い替えるなら、都市ガスやプロパンガスを動力とするものが主になります。
現状、最も売れているものの多くはこれらを動力としており、給湯器のシェア比率が高いノーリツやリンナイも多くの商品を出しています。
家族構成、人数によって適切なものを選びたい号数、そして給湯機能だけでなく暖房乾燥機やフルオート機能など、他の機能が付いているかどうかで価格は変わります。
サイトを見てもピンキリで、メーカーによって大きな差が出るものもあれば、同じメーカー内でも数十万円の差がつくものも珍しくありません。
どこまでの機能を追求するかをよく考え、必要なかったらその部分を削った給湯器を探すべきでしょう。
大手メーカーなら8~10年の保証もついているので、そのあたりで選ぶべきものを判断するのも良いですね。
給湯器にはハイブリットと呼ばれるものがありますが、これらの価格はリンナイだと大体40万円前後となっています。
一例として商品をピックアップしてみると、リンナイのエコワン、「シングルハイブリッドふろ給湯システム 一体100Lタイプ」は412,128円です。
暖房システムが搭載されているものも多く、第三世代なんて言葉も見受けられます。
そうなるとやはり値段は50万円を超えるものもありますが、それでも値段を抑えたままのものもあります。
こういう機能が欲しいなと思っていても、新しく建てた家の構造や、買い替えなら今まで使っていたものの種類などを考えると希望通りに行かないこともあります。
たくさん商品が出ているので、メーカーにこだわらなかったらおおよそ希望通りの買い物はできると思いますが、メーカーが変わることによるデメリットはないか調べておくのも大切です。
給湯器にはヒートポンプ式のものがあります。
この方式を使えば、電気エネルギーの3倍以上もの熱エネルギーを作り出すことが可能で、しかも二酸化酸素の発生量も少なくなります。
そうなれば当然地球環境にも優しいですし、ランニングコストを考えてもお得なので節約に貢献してくれます。
しかし、クリーンなエネルギー消費というものの、本当に節約に貢献するかはその給湯器の価格を見ると疑問です。
何故なら三菱電機の家庭用ヒートポンプ給湯器の値段は100万円を超えるからです。
安くてもギリギリ90万円台なので、元が取れるのは一体いつになるのか、ここをしっかり計算しておかないと怖い買い物です。
一気にこれだけの価格のものを購入するよりは、10万円までの給湯器を買った方が安心するなとは思います。
価格の高さはヒートポンプ式のデメリットですね。
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