家の修繕費を安くする方法を考えた!
暮らす年月が長くなるほどに劣化していく家には、その修繕費を用意しておく必要があります。
この修繕費、目安は1日に1万円を貯金することでまかなえるくらいが目安なのだそうです。
例えば家の外壁材がサイディングだと、コーティング剤を変えたり、サイディングそのものを変えると一度で100万円もかかると言われています。
その頻度は10~15年に一度なので、ずっと住み続けるには何百万円も必要になってきます。
これが外壁材だけの修繕費というから、なんだか家を維持していくのに自信がなくなりそうですね。
私だったら、多少初期費用が高くなってしまっても、修理する必要があまりない耐久性の高いタイルを選ぶと思います。
毎回近所の人に迷惑をかけて修理するのも嫌ですし、10年ごとに何十万円も飛んでいくと思うと気がめいります。
家の修理が必要になったら、普通は業者に頼むでしょう。
この場合、3つの連絡先があります。
1つはその家を建ててもらったハウスメーカーです。
家のことも知っているでしょうから頼みやすく、契約時に知っている会社であることから安心感があるでしょう。
2つ目は地元の工務店です。
地域密着型であることから、そこに家を修理してもらって良かったという近所の人の生の口コミが聞けるのがメリットです。
3つ目はリフォーム会社です。
家を建てるほどの大規模な工事は行っていないため、比較的上記2つよりは安価な価格で修繕してくれる可能性があります。
家の修繕をしなければと思ったら、この3つの特徴を押さえた上で連絡先を決めましょう。
私なら、近所の人から声を集め、イマイチ収集できなければお世話になったハウスメーカーに見積もりを取ってもらいたいですね。
家の修繕をするならば、まずどこに頼むかを決めなければなりません。
この時便利なのが、ネットでできる一括見積もりです。
これを使えば、一つ一つの会社に見積もりをとることなく、一回で複数社に見積もりをもらうことができるので時短になります。
比較的安い見積もりをくれるのはリフォーム会社やリノベーション会社だと言われています。
ハウスメーカーや工務店は家そのものを建てるため、その分大きなお金がかかわってきます。
しかし、リフォーム会社やリノベーション会社はそれをしないため、比較的安価な値段を提供できる環境が整っているのだとか。
もちろん会社によって違うので一概には言えませんが、少しでも安くしたいならハウスメーカーや工務店以外にも着目すべきでしょう。
あとは見積もりを比較して納得できる業者に依頼します。
自分で何とか家の修繕をしたいなら、ネットでその方法がたくさん公開されているのでそれをチェックしておきましょう。
例えば、ドアの閉まりが悪くなったら、蝶番を外したり、潤滑油を追加する方法が載っています。
家の構造が歪んでしまっている場合にはドアを外して修理したとしても改善しませんが、そうでない場合ではスムーズな閉まりに戻ります。
他にも、ドアノブをレバーハンドルにする方法だったり、コンセントの増設方法まで素人でもできるようにまとめられています。
ネットがなければ業者に依頼していたというものも多いのではないでしょうか。
これなら道具さえそろえておけばいつでも自分でできるので、安く済ませることができます。
DIYで家の修繕をするのは難しいように思えますが、その原因はその方法を知らないからです。
経年劣化していく家は、どこかの時点で修繕が必要になってきます。
何年ごとに修繕が必要になってくるかを詳しく教えてくれるのは、その家を建てたハウスメーカーです。
よく見かけるケースだと、外壁材に関してはサイディングを使っていれば10~15年に1度メンテナンスが必要だとあります。
しかし、もしタイルを使っているならばほとんどメンテナンスは必要ないと言います。
モルタルでは、職人の腕によって出来に違いが生まれやすく、ひび割れができ次第すぐに修繕すべきということも聞きます。
このように、使われている素材によって、修繕がいつ必要かは変わってくるのです。
これは家を建てる前にも知ることができるので、普通はデザインだけでなくメンテナンスの目安を聞いてから素材選びをします。
個人的には、できるだけメンテナンスフリーの素材で建てたいなと思いますね。
人間なら、少々傷ついても自然治癒していきますが、家はそれができません。
修繕が必要だと言われて見積もりを見ても、こんなに今すぐ支払えないとなればその間にますます家は劣化していくばかり!
これを考えると、家の修繕費として積立を少しでもしておいた方が良いと思います。
家を建てて18年目でシロアリ対策が必要となり、30万円必要になったという人、外壁塗装と屋根塗装で15年目に100万円必要になった人など、例を見れば家にどれだけ費用がかかるかわかります。
確かに、メンテナンスの結果100万円の修繕費が必要ですと急に言われても、予想していなかったとしたらかなりの痛手ですよね。
家は、建てた瞬間から必ず劣化していくと意識しておいた方が良いように思います。
そうすることで急な出費にも心構えができます。
確定申告の時、家の修繕費は経費として認めてもらえるのかというのはかなり重要事項ですよね。
結論から言うと、修繕費として認められるものは「現状維持」や「回復」のみとなります。
認められないものには、「使用できる期間がのびる工事」や「価値が上がる工事」になります。
ポイントとなるのはその修繕によって家の価値が上がるかどうかですね。
以前と同じ状況にまでしかならないのであれば経費として扱われ、それ以上となるのであれば経費にならない、そう考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
値段が安い、高いで決まるわけではないので、現状維持のために数百万円かかったとしてもそれは修繕費として認められます。
ということは、今より価値の上がるリノベーションやリフォームをする際には注意しておきたいですね。
家の修繕が必要になってきたら、それを頼めるのはハウスメーカーだけではありません。
地元の工務店にだって頼れます。
ただし、依頼する際には飛び込みよりはその会社の業績・実績がわかる方が良いでしょう。
個人的には、どこの誰かどのような仕事をしているか具体的にわからないところにお願いするのは不安です。
手っ取り早い手段としては、ネットでそこの公式サイトを訪ねてその功績を見ることです。
小さな工務店だと公式サイトがない場合があるので、その際には実際に足を運んで話を聞いてみましょう。
その場で決めなければならないわけではないので、話を聞いたら一度じっくり考えるために保留にして帰るのが得策だと思います。
やはり腕の良い悪いは少なからず存在するので、良い仕事をしてもらえる工務店探しに時間を割くべきではないでしょうか。
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