家作りの見積もりで予算オーバーしてしまった場合の対処法
家作りの見積もりの時点で予算オーバーしてしまったら、これから値段が高くなることはあっても同じプラン内容で大幅に下げることは非常に難しいと思った方が良いです。
何故なら、見積もりは他社を比較するためにとるという人も多いため、ハウスメーカーや工務店は最初にあえて安く提示するからです。
つまり、見積もりは完成した家の総額よりずいぶん安く設定されているわけであり、ここで予算オーバーになってしまったらプランを変えた方が良いのです。
別案としてオプションを減らすという方法もありますが、それだとかなり質素な家で我慢することになります。
多少の値段コントロールはできても、さすがに網戸がない家というのは暮らしにくいでしょう。
私なら、見積もりをもらったプランと違う安いプランに変更し、もう一度見積もりをもらいたいです。
新しい暮らしをするために家を建てる際、見積もりはできるだけ安くしてもらった方が良いはずです。
そうなった場合、削る方法として有効なのは設備をワングレード落とすことです。
例えばキッチンを最新のものに設定していたのだとしたら、グレードを一つ落としておきます。
似たデザインのものがあればそれを選択することで、実際にはあまり下げたというイメージはないと思います。
バスルーム、トイレ、洗面所、照明、カーテンなどなど、それぞれを安いものに変更していけばかなり安くなるでしょう。
同じ商品でもオプションを変えるだけで数十万円の差は出ますから、そこでの調節で予算何おさめましょう。
個人的には、毎日使う水回りの機能性に関するグレードは落としたくないので、鏡や照明などのデザイン面でグレードを落としたいです。
家を建てる際にもらった見積もりが思った以上に高かった場合、ハウスメーカーによっては値引きをしてもらえる場合があります。
家を建てた人の口コミを見てみると、「値引きはしないというのが会社の決まりでした」と言われた人もいれば、「ネットで値引きはしないハウスメーカーだと書かれていたのに値引きしてもらえた」という情報もありました。
会社ごとに捉えるよりは、その支店の方針によって値引きに対する意識が違うのかもしれませんね。
だとすれば、値引きしないと言われている会社であっても値引き交渉をする価値はあります。
見積もりをもらったら、どれくらいの値段にまで下げたいかを担当者に伝えておいたり、他社の方が安いことをにおわせるのも手だと思います。
この駆け引きが上手い人だと、キレイに予算内におさまることでしょう。
実は、新しく家を建てる際に計画した住宅ローンが納得いかないというのは良いことです。
納得いかないというのは、それを支払うには荷が重すぎるときちんと判断したわけで、決して無理をしない計画を立てられていると言えるからです。
見積もりをもらって私たちにはローンの負担が大きいと感じたら、それを減らすための工夫をしなければなりません。
注文住宅であればそれは簡単です。
同じハウスメーカーであっても、商品プランを変えたりオプションを変更、または付けないようにすれば値段は下げられます。
問題は建売住宅で、この場合は値段があらかじめ決まっているので大幅な値段変更は難しいでしょう。
見積もりも初めから正確なものとは限らないので、私なら最終的に出されたものに納得できるかどうかに重点をおきたいなと思います。
毎日使うことからこだわりが詰まっているのがキッチンです。
家を建てる際、機能性が高くデザイン性もあるというキッチンを欲張ってしまうことはあるでしょう。
もしその家の見積もりが思った以上に高いようであれば、キッチンの見直しをするのが効果的です。
最新のキッチンは少々オーバースペックなところがあるので、型落ちしたものでも十分快適に暮らせると思います。
個人的には、最近の食器洗い乾燥機であってもお皿をサッと水で流してから入れるという工程があるなら初めから自分の手で洗った方が良いように感じます。
水道も、センサーで手を感知して水が出る仕様でなくても良いと感じるので、この辺りの機能を減らせば値段も抑えられるはずなのです。
性能の良いものに慣れてしまうと前のものには戻れないので、ここにも注意しながら決めたいですね。
家を建てる際、外観を重視するなら外壁材選びは大切です。
しかし、この外壁一つとっても見積もりに大きく影響してくるので、予算オーバーならワンランク下のもので妥協する必要があります。
ハウスメーカーや工務店にもよりますが、一般的に高いと言われているのはタイルです。
付着した汚れが雨で流れるというセルフクリーニング機能付きのものならより高いですね。
この値段がネックになっているのであれば、家の外壁全部ではなく一部だけでもサイディングにしてみましょう。
サイディングはタイルほど高くなく、よく使われる外壁材です。
その分タイルよりメンテナンス頻度が高いのですが、15年経っても特に異常はないという家も多いです。
外壁をできるだけ安く、しかもデザイン性を保持したい場合は、ハウスメーカーのコーディネーターを頼ると良いと思います。
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