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【後悔回避】シャーウッドの欠点を考える。積水ハウスにも欠点はあるのか？

 

 

 

後悔しない家づくりを実現するためには、「自分で決める」ことが大事。

 

そのためにも、世の中にあふれる情報を公平に眺める目を養いましょう。

 

最近、私が興味を持っているのは、積水ハウスのシャーウッドです。

 

その理由は、ホームページの写真がすごく素敵ですし、家を建てる計画を作る前から名前は聞いたことがあったから。

 

私はこのように大きな買い物をする時には、まずは公式サイトに華々しく掲載されているメリットよりも、口コミサイトなどに上がっている「欠点」に目を向けます。

 

それは単に「性格がひん曲がっているから」というのではなく、実際に住んでいる方のリアルな声のほうが「真実」を反映していると思うからです。

 

ホームページが載せない部分は、生の貴重な情報。だから、これらを他の家を見る時の比較対象にできるはず。

 

いろいろ調べるてみると、営業マンについての欠点を語る人が多く見られました。

 

たとえば、ある担当者は全ての知識に精通しているわけではなく、どちらかというとスペシャリスト系だったようです。

 

よって、購入者からしたら聞きたいことでも、専門外のことになってしまう場合があったとか。

 

これが積水ハウスのシャーウッドに限ったことなのかは不明ですが、貴重な意見だと思いました。

 

また、「後悔している点」として、「エアコンの室外機やエネファームなど外付けの設備の配置にももっとこだわれば良かった」と書いている方もいます。

 

これは「積水ハウスだから」というわけではないものの、そういった部分について助言してもらえなかったという意味では残念なポイントとして挙げられるかもしれませんね。

 

その他、カタログに載っていないシャーウッドの特徴について知りたい場合は、こちらのサイトが参考になります。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

 

注文住宅を建てるとなると、まっさらな状態からどこの会社にどんな家を建ててもらおうかと決めなくてはなりません。

 

ところが、シャーウッドを調べてみると意外にも「寒い」というキーワードが多くみられます。

 

たとえば、「一度エアコンを付ければ、しばらく暖かい。というふれこみがあったのに、実際にはそうでなかった」という期待外れ感にガッカリした…口コミもありました。

 

普通はエアコンを切ってからすぐ寒くなるので、シャーウッドに暖かさを求めたのに残念だった、というところでしょう。

 

ちなみに、シャーウッドの断熱性については、積水ハウスの公式サイトでも紹介されているオリジナルの断熱技術「ぐるりん断熱」を推しています。※2022年9月から、標準採用。

 

出典：積水ハウス　公式サイト　ぐるりん断熱

 

「小さな熱の出入りも見逃さない」といううたい文句で、「室内に温度ムラが生じにくい」「夏も冬も快適」という点をアピールしています。

 

こちらのブログのオーナーさんのように、「シャーウッドの家に住み始めてから風邪をひかなくなった」という声もありますし、一概に「シャーウッドは寒い」と決めつけてしまうのは危険でしょう。
⇒ タヌコロリ　「積水ハウス（シャーウッド）の断熱性・気密性」

 

公式サイトには「品確法の性能表示制度の断熱等性能等級の最高等級の等級4にも対応しています」と記されていますし、データ上でも文句なしに「断熱性の高い家」です。

 

 

これに対して積水ハウスはＱ値を正式に公表していませんが、大手ハウスメーカーのQ値とUa値を比較した方の数値によると、シャーウッドHGのQ値は1.92という情報があるので、一条工務店に比べると断熱性に関しては歯が立たないレベルなのかもしれません。

 

出典：「家は、空調。」24時間全館冷房（除湿）by 一条工務店　「大手ハウスメーカーのQ値とUa値を一挙に計算してみた」

 

積水ハウスのシャーウッドの断熱性能に関しては上記のようなネガティブな書き込みもありますが、他社との比較もあってそのように感じてしまうという側面もあるのかもしれませんね。

 

期待しすぎて失敗しないように、担当者さんに本当のところはどうなのかを聞きださなくてはなりません。

 

「寒い」と言われる理由として、シャーウッドの構造的な特徴に注目している方もいます。

 

⇒ 宮城の家づくり情報局「積水ハウスシャーウッドの住宅性能・評判は？」

 

上記の方が指摘しているように、積水ハウスのシャーウッドは「木造だけど完全に木造ではない」という性質があるのです。

 

建築中の様子を撮影した画像を見るとわかるのですが、天井や壁の間に鉄骨のようなものが施されています。

 

普通の木造住宅ならばないはずのもの。

 

しかし、積水ハウスのシャーウッドは木造住宅でありながらこういった構造になっているため、完全なる木造住宅に比べて熱を伝えやすいという側面があるわけです。

 

これが、断熱性に少なからず影響を与えていることは否定できないでしょう。

 

一部で「シャーウッドは寒い」という声が上がっていることとも無関係ではないのかもしれません。

 

木と鉄の熱伝導率を比較してみると、木は鉄の483分の1しか熱を通さないそうです。

 

⇒ 家具蔵　KAGURA「無垢の木材は暖かい！-木の熱伝導率の秘密-」

 

熱を通さない＝熱伝導率が低いということは、それだけ断熱性に優れていて暑さや寒さに強いということ。

 

すなわち、理論上でいえばシャーウッドは完全なる木造住宅に較べて熱を通しやすく熱さや寒さに弱いという欠点があるとも解釈できます。

 

「完全なる木の家」にこだわりたいという方は、シャーウッドを選ぶ際にはその点を慎重に検討する必要がありそうですね。

 

どんな商品にもクレームはつきものですが、家に対してもそれは同じです。

 

積水ハウスのシャーウッドも例外ではなくクレームがあり、例えば、

 

• 「寒い」
• 「建具が曲がっている」
• 「石壁が倒れてきた」
• 「営業担当者の態度が悪い」

 

といった内容が上がっています。

 

しかしシャーウッド人気は高いので、良かったという人も相当数いるはずです。

 

実際に「後悔している」という書き込みは、ネット検索した印象としてはそれほど多くはありません。

 

口コミのサイトなどでも、少数のクレームに対して複数人が意見や質問を書いているという感じで、「ウチも」「私も」「こんなクレームが･･･」と畳みかけるようにネガティブな情報が上がっているというわけではないのです。

 

もうこれはその家の立地だとか、人との相性だとか、そういう話になってくるのではと思います。

 

満足した人たちはわざわざネットに書き込むこともないでしょうし、満足した人と後悔している人の割合がどれほどなのか？というのは知る術がありませんよね。

 

クレームを書き込んでいる人たちがシャーウッド以外で建てていたとしたらどうなったか？なんてわからないですし、ましてや注文住宅なんてそう何度も建てないので比較が難しいものです。

 

参考になるものもありますが、全てをうのみにしてしまうのは危険でしょう。

 

結局のところ、「どこのメーカーを信頼して家族の未来をゆだねるか」は他の誰でもなく自分自身が決めることなのですから。

 

家を考える時、その家の中の空気を考えるなんてしたこともありませんでした。

 

私はこのことに興味を持ったのは、積水ハウスのシャーウッドを調べていた時に知ったエアキスの存在があったからです。

 

エアキスとは、「空気環境配慮仕様」という意味です。

 

「食べ物や水を選ぶように、これからは空気も選んでほしい」というキャッチコピーに、グッときました。

 

出典：積水ハウス　公式サイト　エアキス

 

家の中にいて空気の問題を考えたことはなかったのですが、子どもがアレルギーに敏感で、花粉症ではないのですがすぐにくしゃみをしたりするため、「何か対策をしなくては･･･」と考えていた矢先。

 

「これはアレルギーに良いのかも」と直感的に思ったのです。

 

子供は1日に大人の「約2倍」の空気を吸収している（体重1㎏あたり）ということで、空気の“質”の影響を受けやすいのだとか。

 

積水ハウスはこれを踏まえて「子供が基準」の発想でエアキスを開発。

 

化学物質の室内濃度を国が定める基準値の1/2以下にするという目標を掲げているのです。

 

エアキスはハウスダストなどの対策になると言うので、これならば環境が変わってもそのような症状が出ないだろうと踏んでいます。

 

頻繁に窓を開けて空気の入れ替えができれば良いのですが、立地的に隣の家と近くなるので、それができないことを考えた時には嬉しい機能です。

 

「選べる内装材が限られてしまう」「冬、寒い」と欠点を指摘する声もありますが、一方で「エアキスにしてからアレルギー体質の子供がくしゃみをしなくなった」という書き込みもありますので、これは期待できそうです。
⇒ Life Work Share　「エアキス【Airkis】住んでから感じるメリット・デメリットについて」

 

この方は、「外観が給気口だらけになっちゃった」と言いつつも後悔はしていないよう。

 

エアキスには「スタンダード」「ハイグレード」「プレミアム」と3つのグレードがありますが、「空気の安全もお金で買う」という発想で、プレミアムを選ぶのもアリかもしれませんね。

 

読んていて「本当に大丈夫なの？」と心配になってしまうような口コミもある積水ハウスですが、基本的には優良な企業であり、実際に建てた人たちからの評価は決して低くはありません。

 

その証拠となるのが、2022年最新のオリコン顧客満足度ランキング。

 

積水ハウスは、ハウスメーカー部門で堂々の3位にランクインしています。

 

出典：オリコン顧客満足度ランキング　ハウスメーカー部門

 

世の中には大手から地元密着の零細まで数えきれないくらいのハウスメーカーがあるわけですから、その中で3本の指に入るというのはスゴイことです。

 

オリコンの「顧客満足度」とは実際にその企業が提供するサービスを使用した人から集めたデータを元に分析したものですから、きわめて中立性が高いもの。

 

「積水ハウスがオリコンにお金を払って順位を上げてもらっている」なんてことはないはずなので、リアルなユーザーの声を反映した結果として信用して大丈夫です。

 

積水ハウスについては確かに厳しい口コミも数多くありますが、それはユーザーの絶対数が多いというのも一つの要因として考えられます。

 

ネガティブな口コミがないメーカーというのは、逆に良い口コミもなかったり少なめだったりするもの。

 

その点、積水ハウスは建築業界において圧倒的な存在感を放つメーカーの一つだと言えるでしょう。

 

シャーウッドの口コミについてはコチラでも書いていますのでぜひご覧になってみてください！

 

⇒ シャーウッド口コミは果たして良いのか？ベルバーンも検証！

 

すでにご紹介した通り、シャーウッドは木造住宅のようでいて完全には木造ではありません。

 

そのため、うっかりすると火災保険に加入する時に困ったことが起こります。

 

これは実際にシャーウッドで暮らしているオーナーさんの体験談なのですが、2階にあがる階段を「スケルトン」タイプにしたそうなんです。

 

スケルトン階段とは、段と段の間に板（蹴込板）がなく、踏板と骨組みのみの階段。

 

宙に浮いているようにも見える、最近流行りのおシャンティな階段のことです。

 

蹴込板がないため視界や光を遮ることがなく、空間に解放感を演出できるのが人気の秘密。

 

ただ、これをやってしまうと「H構造（火災保険の分類で、在来木造建物を意味します）」に分類されてしまいます。

 

鉄筋コンクリート造のT構造に比べて火災保険料が高くなってしまうので、「保険料を抑えたい」という場合には建物の構造が何に分類されるかにも注意が必要です。

 

こちらのオーナーさんの場合、積水ハウス側から事前になんの説明やフォローもなかったとのことで、「ええ！聞いてないよー」という感じだったよう。

 

本来なら、設計の担当者さんのほうから「火災保険が高くつきますけど大丈夫ですか？」と確認してくれても良かったのではないかな？と感じました。

 

決定的な欠点というわけではありませんが、シャーウッドを建てる際には「T構造か、H構造になるのか？」という点はしっかり確認しましょう。

 

住宅に求めるものは人それぞれ。

 

とはいえ、時代によって「トレンド」はあります。

 

少し前までは、誰もが知る高級ブランドの家を建てることがステイタスのように思われていましたが、「風の時代」と言われるこれからはその流れにも少々変化が出てくることが予想されます。

 

例えば、コチラの「イズロイエ」を建てたオーナーさんの体験談。

 

出典：積水ハウス　公式サイト　イズロイエ

 

建てた時はうれしかったそうなんですが、あるときにふと気づいてしまったそうです。

 

「ちょっとずつ外壁の色とかは違うけど、あっちもこっちもイズロイエだらけな」と。

 

積水ハウスは高級住宅メーカーですから、積水で家を建てられたら世間的には「すごいね」と言われるでしょう。

 

しかし、そのことになんの価値があるのか？もっと個性的なマイホームを建てれば良かったと後悔したといいます。

 

パッと見て誰もが「積水の家だ」とわかるデザイン性は.、これまでは強みだったかもしれませんが、今後はデメリットになっていくかもしれません。

 

同じことはシャーウッドにも言えることでしょう。

 

高級なもの、ブランド力があるもの、知名度が高いものを所有していれば「スゴイ」と尊敬された時代は、終わりを迎えようとしています。

 

住宅業界では王者と言っても良い位置に君臨している積水ハウスも、今までと同じような商品展開では生き残っていけない時代となりつつあるのかもしれません。

 

積水ハウスのようなステキな家を建てたら、周りからも羨望の目で見られることでしょう。

 

家自体のグレードも高いので、後悔することなんてないようにも思えます。

 

確かに、「建てた時」はあまり後悔する部分はないかもしれません。

 

しかし、実際に建てたオーナーさんが口をそろえて言うのが、「リフォームする時に困った」というもの。

 

積水ハウスのシャーウッドは、一つの「高級ブランド品」。

 

ブランドものの洋服を下手に修繕したりアレンジしたりすると野暮ったくなってしまうように、ブランドものの家も簡単にはリフォームできません。

 

規格の面で他社製品では代用できない部分もあるので、どこかをリフォームしたいと思えばまた積水ハウスに依頼するのが自然な流れになります。

 

出典：積水ハウスリフォーム株式会社　公式サイト

 

そうなると、また高くつきますよね。

 

「ただでさえ、5000万円近いローンを背負うことになってしまったのに、とてもじゃないけどリフォームの分のお金まで貯められない」

 

という悲痛な後悔の声も上がっていました。

 

「後悔」の要因は、必ずしも製品の”質”そのものに関することばかりではないのです。

 

ブランド品は、自慢はできるけれどそれを維持するには相当な費用が発生することを忘れてはいけませんね。

 

将来的に「増改築したい」などの希望がある場合は、建てた時に背負うローンの金額ばかりではなくリフォームする際の費用のこともよく考慮の上で！

 

お金をかけた分だけ、申し分のない家が出来上がる。

 

…そう思われがちですが、意外にも積水ハウスのシャーウッドについては「間取り」の不満をこぼす方も多いです。

 

その根本にあるのが「設計士さんとの相性」

 

 

…このような声があります。

 

これは個人の感性や人と人との「相性」の問題もあるので、一概に「だから積水ハウスの設計はイマイチ」と言うことはできません。

 

しかし、他社で建てるよりも圧倒的に高い金額を支払うのですから、「アッ！」と言わせてくれるような感動が欲しいという気持ちもよくわかります。

 

一生に一度のことですから、「ときめかない」は致命的な欠点とも言えるでしょう。

 

ただ、どこのメーカーでもそうですが、設計士さんは交代してもらえます。

 

自分のセンスと相性が合わないのであれば、それは遠慮なく申し出ても良いでしょう。

 

納得いかないままの家づくりは、その後悔を一生引きずることになります。

 

ただ、間取りの不満や欠点は、こんな方法で解消することもできますよ。

 

出典：フリーダムな暮らし　階段下スペースをフル活用！デッドスペースを上手く使ったおしゃれ住宅まとめ

 

階段下のスペースひとつとってみても、様々な活用法があり、使い方次第で日々の生活が豊かになります。

 

「不満」や「後悔」は、ポジティブに捉えれば「ひらめき」の起爆剤になるかもしれませんね。

 

とはいえ、建築前にはじっくりと検討し、将来にわたる満足度を考えて選択することが重要です。

 

建築前にはじっくりと検討し、他のハウスメーカーや工務店と比較検討しましょう。

 

また、口コミや評判だけでなく、実際にモデルハウスを見学したり、相談会に参加したりすることで、より良い判断ができるかもしれません。

 

【まとめ】失敗しないために、しっかりと調べることはよいこと

〇千万円単位の金額でお買い物をするのですから、良いことばかりではなくネガティブな書き込みが気になるのも当然です。

 

しかし、積水ハウスのシャーウッドに関しては「後悔している」という書き込みはそれほど多くはありません。

 

これは、これからシャーウッドの購入を検討されている方にとっては安心材料になるのではないでしょうか。

 

 

いろんな噂話や評価がある中で何を信じるかは自分次第。

 

悪意に流されず、真実を見極める目を養いましょう。

 

※上記はインターネット上の口コミやレビュー情報を参考に、個人的な見解を記載したものであり、批判するものではありません。

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