クオカードにつられて引越しの見積もりサイトに申し込むと危険かも
一括で複数の業者から引越しの見積もりがもらえる上に、クオカードももらえる。
そんなサイトを最近よく目にします。
確かにいい話に思えるのですが、タダでクオカードはもらえないもの。
引越しの見積もりに関して、多少面倒なことになりかねないのです。
何かというとクオカード。
コンビニやファミレス、書店などで現金代わりに使えるクオカード、ちょっとしたプレゼントとしてすっかり一般的になりました。
引越し業界でも、少し前まで見積もりの依頼や、実際に引越しをするとクオカードがもらえたもの。
しかし、最近ではそんなこともすっかり少なくなったのです。
そのかわりに出てきたのが、引越しの一括見積もりサイト。
「引越しの一括見積もりを依頼すると、もれなくクオカードがもらえる!」そんなサイトをよく見かけるようになりました。
中には「1,500円分をもれなくプレゼント!」なんて魅力的なものも見つかります。
お得に引越しするならば、見積もりの比較は必須。
ならば、クオカードももらえて、見積もりが比較できるサイトを利用しない手はないのです。
しかし、なぜ1,500円ものクオカードがもらえるかというと、これらの見積もりの比較サイト、入力が非常に手間なのです。
引越しの日時は当然、荷物の量や、重量物の内容、引っ越す先はマンションか一戸建てか。
マンションならば何階か、エレベーターはあるのかないのか、、、まあ、こんな調子で延々と続きますから、実に面倒。
まあ、引越しと一口に言っても、お客さんによって内容は様々、そこまで細かく入力しないと、正確な見積もりは出ないのです。
ですから、しょうがないといえばしょうがないのですが、困るのは、大体の見積もりが知りたいというケース。
大体の相場が知りたいと思って、クオカードにつられて入力を始めると、まあ大変なことになります。
大変な思いで入力を終わらせれば、後はクオカードが送られてくるのを待てばいいのかというと、そうではありません。
一括見積もりサイトと提携している引越し業者から、じゃんじゃん電話がかかってきます。
「大体の相場が知りたかったので」そんなことをいってもお構いなし、とにかく電話がかかってきます。
そして、見積もり額を教えてくれるかというと、そうはいかない。
「一度、実際にお荷物を見せていただいて、正確な見積もりを出させて欲しい」こんな内容ばっかりです。
根負けして自宅へ呼ぶと、今度は見積もりをしてくれるのですが、場合によっては契約を迫る。
契約をしてくれるまで帰らない、そんな声まであるのです。
実際に見積もりが欲しいというケースならば、役に立つ。
しかし相場が知りたいとか、クオカード欲しさで申し込んだ場合は大変なことになるのです。
まあ、タダでクオカードをくれるからといって、気軽に申し込むと「うーん」という結果にしかならない。
これが、引越しの一括見積もりサイトなのです。
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