セルコホームもブルースホームも、どちらも輸入住宅を取り扱うハウスメーカーです。
もし輸入住宅が絶対条件だというのであれば、この2社で迷うかもしれませんね。
セルコホームはカナダよりのものが多いですが、英国のジョージアンのものや、アーリーアメリカンの様式もあります。
ブルースホームもどちらかと言えばカナダの基準を取り入れていたりと北米スタイルが多いですが、南仏プロヴァンスの様式を取り入れていることもあり、どちらもカナダに限った家作りをしているわけではありません。
高い断熱性もありますし、これは迷うのも当然です。
そうなると、あとは値段やデザイン、営業マンとの相性が決め手となってくるでしょう。
ポイントは、両社に見積もりを取ってもらって比較をすることです。
これによって良い点、悪い点が浮かび上がってくると思います。
南仏の古民家だというブルースホームの「オールドプロヴァンス」は、外観がオレンジ系なのが特徴です。
数世紀にわたって建っているという記述がありますが、正直なところ新築ですからそこまでの味は出ていません。
古いからこそ良いという味が出ていないのは惜しい点だなと思います。
しかしながら屋根も特徴的で、オレンジの南仏らしい色合いが華やかです。
色は統一しなくても良く、2色を使っておしゃれにすることもできます。
円柱型の部分が見えるのもオールドプロヴァンスで、家の作りが単純ではないのがまたデザイン性の高さを感じさせます。
外壁はレンガ作りではないのでそこまで重厚感はありません。
いかにも西洋の家という感じを出したいのであれば、玄関の前をアーチ状にするなど、流線を取り入れるのがポイントです。
フランス好きなら、ブルースホームの「シャコンヌ」という商品には目を付けておきましょう。
特徴となるのは木製サッシと、ウォールナット材を使ったアンティーク調玄関ドアです。
イメージしたのはプロヴァンスにある別荘で、5つ星の住宅だそうです。
施工例の写真では、外観は他の洋風の家と比べるとシンプルです。
もちろん注文住宅なら外観の要望も言えるので、もっと凝りたいのであれば提案してみましょう。
内装も自由に変えられますが、施工例ではなんと和室がありました。
本格的な畳ではないのですが、個人的には和室の窓が思い切りプロヴァンスの窓なのでアンマッチに感じました。
和風テイストを入れたいのなら、輸入住宅はデザイン的に不向きに思います。
家具やシャンデリアで洋風を目指すならシャコンヌとの相性は良いでしょう。
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