ブルースホームの室内ドアの特徴と、玄関ドア選びの注意点
ブルースホームに限らず輸入住宅では無垢の木材をふんだんに使ったドアが多く、国内の既製ドアに比べて骨太で堅牢なデザインとなっています。
ウッド調のものでは木目を生かした塗装で、それ以外ではホワイト塗装されているものが多く、いずれの場合も上記に述べたように、無垢材の骨太のデザインとなっており、ドアハンドルはレトロ感のあるものです。
輸入住宅の場合、ドア本体だけでなく枠材も骨太で全体にがっしりしたイメージを受けるため、日本の繊細さを求めるデザインとは異なり、輸入住宅の特徴と言えるでしょう。
ブルースホームでは、床材や居室などに合わせて数種類のデザインと塗装選択ができるようになっており、ガラス入りのドアもいくつか用意されています。
なお、ブルースホームはフランチャイズ展開しており、各加盟店によって扱っているシリーズや標準仕様の内容が異なるため、事前にバリエーションやオプション等を確認しておくようにしましょう。
ブルースホームの玄関ドアは、輸入住宅に多い無垢の木材で作られたものが標準仕様で、木の暖かさを生かし風合いや重厚感のあるデザインとなっています。
しかし、現在の流れであるスマホやカードキーでの施錠コントロールには対応しておらず、合わせて防火性能などから国産のドアサッシに変更する場合も多く見られます。
日本では、玄関ドアを含んで窓などの開口部に防火性能を求められる地域もあるため、その場合には玄関ドアを国産の防火ドアにすることが必須となります。
なお、一般的な住宅地域で玄関ドアに防火性能を求められる場合でも、道路中心線あるいは隣地境界線から3m以内の部分にある場合となります。
一方、玄関ドアは家の顔部分ですから、上記の防火ドアが必須な地域であるかどうかの確認と、必須である場合のデザイン選択には、輸入住宅のイメージを損なわないように注意しましょう。
ブルースホームの輸入住宅には、米国カントリー風、南仏風、地中海風などと多様で、それらの外観を生かすためには、ある程度の敷地の広さが必要になり、住宅密集地でそれらのデザインを生かすのは難しいと思います。
また、比較的新しい住宅地や自然に恵まれた環境の中ではマッチングしやすく映えますが、古くから街並みが整っている中では浮いた状態となり街並みを乱す要因になる可能性があります。
住宅、特にそれが美しい街並みを形成している時には、自己所有の住宅であっても地域の景観資産となることを認識しておきましょう。
輸入住宅は、ある意味で自己表現の最たるものですが、周囲の環境を無視した自己表現は、身勝手と受け取られる可能性があります。
したがって、輸入住宅の良さを認めつつも、それを実現するためには、敷地の広さや周囲環境、そして街並みへの影響等を考慮して選ぶ必要があります。
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