センチュリーホームの外観は、比較的シンプルでサイディング仕様を標準としており、ホームページ上の外観ギャラリーでバリエーションをパース画像で紹介しています。
ローコストを特徴としている住宅では、外観がシンプルであることは重要で、複雑な形状になるほど高コストになってしまいます。
しかし、一般的な住宅としては見劣りのしない外観で、一概にローコストでシンプルな住宅だから・・・と言う評価にはならないと思います。
また、参考プランには、2階建ては勿論ですが、平屋建ても用意されており、狭小地対応のものも用意されています。
なお、屋根形状については特に制限はないようで、切妻、片流れ、寄棟があり、キューブ状の外観ではフラット屋根に見えるものもありますが、実際には低勾配の片流れ屋根でパラペット壁でボックス形状に見せているのではないかと推測しています。
センチュリーホームの参考プラン例では、特に二世帯住宅プランとしては用意しておらず、広さや間取りの工夫でそれを可能なものとしています。
例えば、4LDKや5LDKとすることで二世帯に必要な居室数を確保し、合わせてレイアウトされた物入や納戸、場合によってはウォークインクローゼットの改造で二世帯目のキッチンやトイレを可能とする間取りとなっています。
従って、参考プラン例から二世帯住宅とする場合には、それに必要な住設備や給排水などはオプション扱いになりますが、これはやむを得ないことで、他の住宅メーカーでも同じです。
一方、センチュリーホームは元々が注文住宅のフリープランですから、参考プランを元に、自身の家族構成や生活スタイルに合わせた間取りにアレンジする手法が合理的だと思います。
なお、センチュリーホームは100cmモジュールで設計されているものが多く、一般的な91cmモジュールに比べて同じグリッド数でも面積比では、100cmモジュールが2割広くなりますので、プランアレンジに際しては意識しておきましょう。
センチュリーホームの参考プラン例で気づくのは、1階に物入等の収納部分が少ないことです。
1階に必要な収納としては、掃除機や古新聞などを入れておく部分、薬箱や文房道具などの小物を入れておく場所、さらにはキッチン近くにパントリーが必要になります。
しかし、参考プランで配置されている収納は、和室がある場合は押入、ない場合は階段下の物入のみで、通常の生活スタイルでは圧倒的に少ない収納スペースだと思います。
これは、ローコストを意識したものでしょうが、ユーザーは参考プランを元に計画する際には、少なくともダイニング・キッチン・リビングに面した部分に適切に収納スペースを追加するようにしましょう。
また、2階の居室部分にも収納がないものもありますので、その場合はクローゼットと物入を兼ねた収納が必要になります。
なお、収納にも仕上げや建具が必要ですから、相応のオプション費用が発生するのは仕方がありません。
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