ブルースホームの価格、実際の坪単価は45~60万円ほど
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最近とても素敵だと思っているのが、ブルースホーム。
アメリカンスタイルが新しいと感じます。
オシャレな家だと、今まではどうも、ヨーロッパの感じが多かったので、こういったアメリカンスタイルの家を建てると、とても目立ちますし、他の人とかぶりませんから非常に気持ちが良いのではないかと思っています。
しかし、価格や仕様など、あまり情報が見つかりませんでしたので、一級建築士の資格を持つ知人に協力を頂いて、ブルースホームの詳細について、徹底的に調べてみました!
ブルースホームの家の価格は、坪単価が30万円と表記されていることもあるようですが、実際には45~60万円ほどになるそうです。
となれば、例えば40坪の家を建てようと思っても本体価格は最低でも1600万円はすると思っておいた方が良いでしょう。
どうしても実際の価格が上がってしまうのならば、坪単価表記はもう少し高くしておいた方がわかりやすいと思うのですが、まずは値段で客寄せしようという意味なのでしょうか。
ブルースホームは輸入住宅のため、外観が非常に個性豊かです。
どのプランにするかによって値段は大きく変わってくるでしょう。
円柱型を家の一部に取り入れたり、外壁の色を水色やピンクといった華やかな色にすることもできます。
商品によって高級感のあるものもあれば、ちょっと安っぽく見えてしまうものもあります。
輸入住宅を建てるブルースホームの評判は、良いものだと外観のデザイン性が良いと言われています。
パターンが多くあり、洋風好きならファッション感覚で家のプランを選んでいくのが楽しくなるはずです。
私なら、いかにも日本人が模倣しました、というような家ではなく、確かに輸入住宅であることがわかるようなプランを選びたいですね。
輸入住宅らしく、2×4か2×6という強い家になっているのも高評価です。
一方、悪い評判だと加盟店の対応が悪いというものがあります。
ブルースホームはフランチャイズのハウスメーカーのため、このようなクレームは覚悟していると思います。
加盟店によって家の出来に差が出てしまうのは、フランチャイズのハウスメーカーの弱点と言えるでしょう。
良い加盟店に当たれば運が良かったと言えます。
口コミによれば、ブルースホームは宣伝よりも高くつくと言います。
ですが、高気密高断熱であることが評価され、その品質の家を他で作ろうと思ったらさらに高くつくと言われています。
だから輸入住宅としては安い方で、夏でも冬でも家の中で過ごしやすいことを実感している人もいます。
これはもしかしてこれからは輸入住宅の方が良いのでは?と思わされますが、悪い口コミだと輸入建材が悪いという意見も多くありました。
特に玄関ドアに関することが多く、日本製のものより品質が悪いと感じる人もいるようです。
ここは上手いこと輸入住宅の高気密高断熱や、2×6を取り入れつつも、日本製の設備を導入したいものですね。
この良いとこどりができたら、比較的誰もが満足できる家ができると思います。
そうするには設備をオプションにする必要があるでしょう。
ブルースホームで家を建てた人たちの評価では、結論から言うと提案が多く理想の家が建つが、ブルースホームが言っているようにカナダ品質かどうか疑わしい面もある、とまとめられます。
良い評価だと、外観の種類だけでもわかるようにかなり多彩な提案があります。
3階建てプラン、狭小地用プラン、それらを取り入れて理想が形になります。
特に女性票が多く、可愛らしい洋風の家が好みだという人には人気です。
ところが、悪い評価では一部品質についての不安があり、そこについては輸入ではなく日本製が良かったという人もいます。
高気密高断熱を謳ってはいるものの、果たして提案されただけの品質が保てる家が出来上がったのかと、疑問視する声があります。
このメリットとデメリットを天秤にかけ、熟考してから契約したいものですね。
→カナダ基準の高い断熱性がブルースホームの強み?
ブルースホームは欧米の住宅を輸入しており、外観が欧米風であると共に、内装に天然素材が多用されているのが特徴で、床の無垢材、壁の珪藻土、植物由来の塗装、と健康的な居住環境を作り出しています。
床の無垢材フローリングには、レッドパイン(赤松)、ダグラスファー(米松)イェローバーチ(真樺)が用意されており、内装イメージに合わせて使い分けているようです。
また、床のフローリングだけでなく、室内ドアやサッシなどの木枠にも無垢材が使用されており、ボリューム感のある仕上げとなっています。
日本でも増えてきた珪藻土は、調湿機能を持ったものとして知られていますが、ブルースホームでは、さらに性能を上げたMPパウダー(株式会社ユーディー製)を採用しており、湿度を適正にコントロールしてくれます。
なお、植物由来の自然塗料は、子供の玩具にも使用されているもので、人にも環境にも優しいものとなっています。
ブルースホームの輸入住宅は欧米スタイルですから、そのスタイルを生かしたリビングにすることを考えてみましょう。
まず、ゆったりしたオープン階段をリビング内に、もしくは接して設けると、それぞれに独立している時よりも大きな空間になると共に、家族の動線が目につきやすく、欧米のオープンな生活スタイにもなると思います。
なお、ブルースホームの住宅は高断熱・高気密の住宅ですから、住居内の部屋による温度差が小さいため、大空間としても省エネに対する配慮はさほど必要ありません。
さらに、せっかくの輸入住宅ですから、少なくとも象徴的なリビングでは輸入建材を国産材に変更することは避けることを勧めます。
全体をウッドカラーにまとめる、あるいはホワイト系の塗り壁をウッドカラーやアイアン製の階段手すりなどのアクセントで、オシャレな欧米スタイルのリビングとすることも可能です。
なお、広さに余裕がある場合は、リビングやダイニングに接してヌックスペースあるいはコーナーがお勧めで、欧米によく見られるスタイルです。
ヌックとは比較的狭い空間、あるいはコーナーで家族が寄り添って寛ぐことができるもので、ちょうどリビングに併設した和室の掘りごたつ的な用途があるものです。
一般的に、輸入住宅は一定のボリュームあるいはセットで価格設定されている場合が多く、ブルースホームでも同様にそれらが標準仕様として組み込まれています。
従って、その標準仕様から外れるオプションは、それを単独で別購入する場合よりも高価格で設定される場合が多く、どうしても譲れないものは別としても、輸入住宅でのオプションは最小限にしておくことがお勧めです。
特に、屋根や外壁材、そして床や壁の内装材、さらには内外のドア・窓類は、価格設定に重要な要素であるため、これらをオプションで変更すると、セット価格のメリットを受けることが出来なくなります。
また、輸入業者が設定している〇〇風と言うプランイメージやコーディネート・バランスも崩れることになり、決して良い結果にはならないと思います。
なお、標準仕様でセットされている価格の範囲でも、色やデザインなどの選択肢はいくつか用意されていますので、それらの中で工夫する方がお得だと思います。
ブルースホームは、フランチャイズ事業を展開しており、新規加盟店のモデルハウスオープンや既存モデルハウスの建て替え、さらには季節的なキャンペーンで広報や集客を行っています。
キャンペーンは、事業の勢いをつけるものですから、色々なお得情報や多くは割引などのサービスを行っており、輸入住宅を検討している場合にはチャンスだと思います。
キャンペーンの目的には冒頭に挙げた広報・集客があり、ユーザー情報や契約見込み客情報を集め、その後の営業活動に生かすことを中心としています。
そのため、キャンペーンに参加した場合には、来場プレゼントなどがありますが、その後の営業訪問や電話に対応する必要があり、むやみにアンケートに応じると対応に苦しむことにもなります。
なお、ユーザーがわざわざキャンペーンに足を運ぶのはプレゼント目的もあるでしょうが、情報収集が本来の目的のはずですから、明確に欲しい情報を整理して参加し、期待に添えない時には丁寧にしっかり断ることが大事です。
ブルースホームの坪単価は40万円〜60万円で、住宅の価格帯としてはミドルクラスではないかと思いますが、本体部分で40万円台で建てることができればローコストの範囲に入るのではないかと思います。
また、坪単価と共に価格以上の性能がある場合もローコストと言えますので、合わせて考えてみましょう。
ブルースホームのハード性能としては、高断熱・高気密、高耐震の2×4・2×6の木造枠組壁工法とベタ基礎構造、省令準耐火構造の耐火性などがあります。
特に、高断熱・高気密、そしてトリプルガラスの樹脂サッシによる省エネ性能は、次世代省エネ基準を大きく上回るもので、快適な温熱環境を得られるだけでなく、日常のランニングコストの低減にも大きく貢献します。
このハード性能と輸入建材を多用した欧米スタイルの住宅を、40万円台で建てられればローコストといえますが、そのためにはできるだけ標準仕様の範囲でアレンジし、オプション選択は最低限にすることが必要になります。
ブルースホームの輸入住宅は、 2×4 材あるいは2×6の枠組み材で建てられており、構造性能そして断熱性能としては2×6に優位性があるでしょう。
上記の枠組み材を流通している規格寸法で表すと、前者が38mm×89mm、後者が38mm×140mmとなり、インチ(25.4mm)をcmに変換した数値より小さくなりますが、これは製材ロスや乾燥ロスを考慮したものです。
いずれにしても、部材の大きい2×6の方が耐震構造的に優位性はありますが、耐震性能は構造部材の大きさだけではなく、耐震壁の配置や量にもよりますので、圧倒的な差はならないと思います。
また、壁の断熱材の厚みは、2×4 で90mm、2×6で140mmで部材幅の大きい方が間違いなく有利だといえますが、地域によっては90mmの断熱材でも十分な場合があります。
一方、壁厚が大きいと言うことは部屋の有効面積が減ることでもあるため、単に大きい方が良いと言う判断ではなく、地域にあった断熱材の必要厚さから選択するのがいいと思います。
ブルースホームの外壁仕上げとアクセント飾り
ブルースホームの外壁の仕上げは、ラップサイディング(鎧張り)と塗り壁が中心で、それらの一部にレンガ・タイルや石を貼ったものもありますが、オプション扱いになっていると推測されます。
鎧張りとは、サイディングボードの下部をその下のサイディングの上部に重ねて張る方法で、外壁にジグザグ線が出て一般的なサイディングの張り方に比べて高級感のあるものです。
輸入住宅に採用されている塗り壁は、あえて塗りコテの跡を見せる風合いのあるものが多く、平滑な塗り壁仕上げより味わいのあるものになっています。
また、輸入住宅ですから開き窓と上げ下げ窓が中心で、窓周囲には化粧モールあるいは窓飾りシャッターがついており、それらが外壁アクセントにもなっています。
窓飾りシャッターには雨戸の役割があり、開いた状態では窓の両脇に留められ左右シンメトリーのおしゃれなもので、輸入住宅を選ぶ要素にもなっています。
ブルースホームの壁厚
ブルースホームの輸入住宅は、2×4あるいは2×6の木造枠組壁工法で、壁厚はそれらの部材幅に影響されています。
1インチは25.4mmですから、4インチは101.6mmとなりますが、実際には89mmとなり6インチは140mmほどになります。
これは製材や乾燥などが影響しているためで、規格寸法としては、それぞれ38mm×89mmと38mm×140mmとなっています。
いずれにしても、ブルースホームの壁厚はこれらの部材幅で決定され、外壁ではこの厚みの中に断熱材が入れられます。
日本の木造軸組工法で採用されている柱や間柱の幅は105mmが一般的ですから、2×4では日本の壁より薄く2×6では厚くなります。
外壁の場合には、上記の枠組み材にプラスターボードを貼ったものを室内側に、反対側には構造用パネルと透湿・防水シートを張り、その上に胴縁を介して通気層を設た構造としています。
これらは、国内の一般的な住宅にも採用されているもので、機能的には日本の自然環境においても問題のないものとなっています。
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