新築一戸建て 引渡し

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新築一戸建てがついに自分のものに!引渡しはその前の最終チェック

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引渡しとは聞きなれない言葉ですが、重要な工程。

 

これ以降、家は施主のものになります。

 

ですから一戸建ての引渡しはシビアに、各部の仕様や仕上がりを見極めないといけません。

 

新築一戸建てのチェック項目は盛りだくさん、最後の大仕事になります。

「引渡し」は引き渡されるだけではない

家の所有が売主から買主に変わるとき、これが引渡しです。

 

家の代金の残りと引き換えに住宅の鍵を渡され、念願の家が自分のものになったことを実感するとき。

 

何となくウキウキして適当に家を見まわって終わり、なんて場合もあるようですが、実際はもっとシビアであるべきなのです。

 

なぜなら引渡し後は、あなたの家になるのですから。

 

不備はないか徹底してチェックするのが当然なのです。

 

内覧会で不備を洗い出す

さて、その前の過程「内覧会」についてお話します。

 

家が完成したのち引き渡しになりますが、その間にはさまれるのが内覧会(竣工検査と呼んだりもします)。

 

これは、買主が家の仕上がりを確認する場で、そこで不具合があった場合、引渡しまでに手直しをお願いします。

 

引渡しの日に不具合が見つかり、家族で住み始めた後に手直しをする、最悪入居が遅れるとかはいやじゃないですか。

 

チェックするのは、契約書・仕様書通りに仕上がっているか?内装や扉、窓、キッチンやバスなどの確認です。

 

仕上がり具合は大丈夫?床のきしみ、扉の開閉、壁紙ははがれてないか、キズ・汚れはないか、設備は動くかなども確認。

 

たとえば、コンセントの数や位置が違う、照明器具が違う、こういったことはよくあり、20ヵ所見つけたという話もあるほどです。

 

延べ人数にして数100人がかかわっている現場です、間違いがない方が珍しいのですから、注意してチェックしましょう。

 

引渡しは最終チェックの場

不具合が見つかったら、引渡しまでの直しを依頼し、引渡しに最終チェックをおこなうのです。

 

引渡し時に用意するものは家の残金など色々ありますが、ハウスメーカーや司法書士が立ち会うため、モレることはまずありません。

 

逆に、家の鍵以外に受け取らなくてはいけないものがあり、こちらはモレる場合がよくあります。

 

必ずもらっておかなくてはいけないのは、完成時の家を表した「竣工図面」です。

 

これには住宅の骨組み、構造躯体や水道管やガス管の配置をしめす配管経路、電気配線がどこを通るかなどすべてが記されています。

 

後にリフォームやメンテナンスをする場合に必ず必要になる図面で、非常に重要なものですので注意してください。

 

なお、内覧会でも引渡しでも気づかなかった不備が住み始めてからわかるという場合があります。

 

引渡し後は、もう何もクレームは付けられないの?

 

そんなことはありません。

 

気が付いたらどんどん伝えて、お互いわだかまりのないようにするのが、良い付き合いをしていく方法。

 

毎年の定期点検も存分に利用しましょう。

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