新築一戸建ての売却を考えるなら、まず目標を定めるところから!
転勤など様々な理由で家を手放さならなくなったとき、まずはいくらで売りたいか、売れるだろうかを考えましょう。
複雑な取引になるので、次はパートナーの選定です。
せっかく手に入れた新築一戸建て、売りたい金額にとどかせるためにがんばりましょう。
最近、自動車の買取りや貴金属の買取りなどのコマーシャルをよく耳にします。
自動車でも手持ちのジュエリーでも、売って何かの足しにしようと思った場合、いくらで売りたいかという希望額が必要です。
これは、より高額な不動産も同じこと。
そこで、実際に取引されている相場を元に、いくら欲しいかという希望額を決めて、売却先と折り合いをつけなければなりません。
そのためにはまず、相場を調べる必要があり、Webや住宅情報誌が役に立ちます。
Web上ならば、住所を入力するだけで地価の目安を教えてくれるページがあります。
また、雑誌なら売りたい物件があるのエリアで、同じような物件を参考にすることができます。
これで、何となくでもいいので相場をつかむことが大切です。
次に、いくらで売りたいか目標額を決めます。
そのためには、なぜ売るのかをはっきりさせる必要があります。
新しい家へうつるのか、マンションへうつるのか、その頭金にしたいのか、当面の生活資金にしたいのか。
これにより、当初の目標額が決まります。
そして、売却した場合にかかる費用や税金も知っておく必要があります。
仲介手数料は不動産店に売却をお願いしたときにかかり、売却金額の3%に6万円を加えたものが相場です。
それ以外に測量費用、抵当権抹消費用、所得税、住民税、印紙がかかります。
当初の目標額に、以上の金額を加えた額が、本当の目標額となります。
目標額が決まったら査定、不動産会社に依頼するのですが、かならず3、4社で査定を取りましょう。
それらの中で高い価格をつけてくれ、また信頼できそうな不動産会社が、あなたのパートナーとなり媒介契約を結ぶのです。
媒介契約とは売主と買主の売買を仲介してもらう取り決めのこと。
契約には専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3種類があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
一般的には、責任を持って1社で売り切ってもらい、経過報告も1週間に1回は来る「専属専任媒介契約」が多いようです。
そして売り出し価格を決定します。
この場合売主が自由に設定し、後に下げることもできるのですが、査定額を元に現実的な価格を付けた方がよいでしょう。
あとは、少しでも高く売れるよう、見学者の印象をアップするのに、掃除や整理整頓をしておきましょう。
キッチンやトイレ、バスは必ず見られるので、特に念入りに。
これで、買い手が決まれば、登記申請書類を作成し代金をいただき、後日残金と売買契約を結び引渡しが終わったら完了となります。
登記申請から引渡しまでは手続きが煩雑なので、かならず不動産会社の担当者と打合せをおこたらないようにしましょう。
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