新築一戸建て 保険

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念願の新築一戸建てを手に入れましたが、漏電による火災で全焼、残ったのは土地と35年間のローンだけでした。
他人事ではありません、災害に合えばあっというまに全財産を失うばかりか、マイナスになってしまう。

 

こんな誰にでも起こりうる悲劇を補償するために、火災保険があります。

 

火災保険が補償してくれるのは、家や土地の不動産と、家財などの動産の2つです。

 

名前から、火災だけが補償の対象になると思われがちですが、多くの突発的な災害が対象になっています。

 

火災、落雷、爆発・破裂、風災、雹（ひょう）災、雪災

 

以上のものが対象になりますが、免責事項に「重大な過失」という項目があるので注意が必要です。

 

重大な過失とは、火災などの発生につながることが予測できるにもかかわらず、注意をおこたった場合を指します。

 

たとえば、天ぷら油を火にかけてその場を離れたために火災が起こった事例が、重大な過失とされ保険金が支払われませんでした。

 

また以上に加えて、物体の落下・飛来、水濡れ、騒擾、盗難、水災まで広くカバーしたタイプも発売されています。

 

その一方で必要ない項目を補償の対象から外すことができて保険料の節約にもつながる、リスク細分型のものも発売されています。

 

注意をしなくてはいけないのは、火災保険の補償に地震は含まれていないことです。

 

地震に備えるには地震保険が必要となります。

 

補償の対象は地震、噴火やそれを原因とする津波・火災・損壊などとなっており、損害保険会社すべてで共通の内容となっています。

 

おりる保険金の額は火災保険で契約した金額の30～50%の間で設定され、建物は5,000万円、家財は1,000万円を上限となっています。

 

上限が決まっている理由は、地震は被害が甚大なものとなり、損害保険会社の支払い能力に限度があるためです。

 

また保険金の支払い責任は保険会社だけではなく、政府が一部引き受ける仕組みにもなっています。

 

さて、火災保険の相場について、新築一戸建ての場合、補償される金額が3,000万円とすると、年間12,000～20,000円となっています。

 

また、地震保険は保険金額が1,000万円あたり木造住宅の場合1～3万円、それ以外は5,000～17,000円となっています。

 

これら2つの保険はセットで入ることにより割引が受けられますし、年払いより長期の一括払いの方が断然お得になります。

 

住宅ローン中だと割引料金が適用されたりもしますので、担当営業と話をするのもいいでしょう。

 

また最近流行りの通販型もあり、補償の内容も様々なので、それぞれの事情によって選んでおくと安心ですね。

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