蓄電池 価格 比較

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蓄電池の価格を比較してみたけど違いは容量だけ

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蓄電池の価格と容量は比例する関係にあります。

 

できることを比較しても差はありません。

 

そして充分な容量の蓄電池の価格は、まだ現実的ではないのです。

 

導入に向けて蓄電池の価格を比較検討するのは、まだ先のことになりそうです。

 

蓄電池の価格差は、そのまま容量差

家庭用蓄電池のラインナップもずいぶん豊富になってきましたが、価格帯もばらばらで比較検討するにも予算が立てられません。

 

そこで、数多い家庭用蓄電池の値段の違いはどこからきているのか、まずは紹介していきます。

 

どれだけの時間、電気が使えるかは容量に左右され、価格になってあらわれます。

 

容量は「Wh」の単位であらわされ、数値が大きいほど大容量、「kWh」はWhの1,000倍の値になります。

 

現在、家庭用の蓄電池でよくあるタイプは1.2kWh~7.8kWh、。

 

20Wの家電ならそれぞれ4時間半~27時間程度の稼働が可能になります。

 

1.2kWhのものならパソコンや照明、テレビや携帯電話の充電など小電力の機器ならば充分に利用できます。

 

この容量を持つ商品の一例は、デジレコ社のELE-CUBE SP-1200。

 

定価は25万円、鉛蓄電方式を取っているので比較的安価です。

 

7.2kWhなら、消費電力2.2kWhの6帖用のエアコンの場合フルパワーで運転したなら4時間程度は大丈夫でしょう。

 

7.2kWhの蓄電ができるニチコン社のESS-U1SKシリーズは同タイプのものを増設できますから、最大14.4kWhまで蓄電が可能。

 

価格は定価で445万円となっていますので、実売価格はもっと低いと思われますが、現実的かどうかは懐具合によりますね。

 

こちらは長寿命・大容量のリチウムイオン蓄電池を搭載しています。

 

電源のバックアップだけでは不十分

パソコンでの作業中に突然の停電に見舞われた場合、データはすべて飛んでしまいます。

 

こんな非常用のバックアップとしての蓄電ならば1.2kWhのタイプで充分。

 

しかし太陽光発電との連携や深夜電力の活用を考えるならば、7.2kWh程度の容量がないと、どうしようもありません。

 

用途も違えば価格差も大きいので、本来ならば比較するものでもなさそうですが。

 

両者の中間、2.4kWhの容量を持つタイプだと価格は定価で200万円弱、実売でも100万円は越えてくるでしょう。

 

この容量の蓄電池を機能面でみると、ソニーのESSP-2000Lは

  • 緊急時の電源モード「USP」と、
  • 夜間に充電・昼間に放電する「タイマー充放電」、
  • 機器へ電力供給しながら充電をおこなう「バックアップ」

の3モードが選べます。

 

普及には時間がかかりそう

電気料金の削減や、環境負荷の軽減という蓄電池に期待されている用途のためには、タイマー充放電ができないといけません。

 

それが可能な蓄電池の価格の差は、そのまま貯められる電気量の差でもあります。

 

そして充分な性能がある蓄電池の導入には100万円以上はかかってしまうのが現状。

 

価格が安くなるまで少し待つ方が現実的かもしれませんね。

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