蓄電池に特化したエリーパワー社が今も今後も大注目!!
エリーパワーという会社が注目を集めています。
エリーはリチウムイオンの英語でのつづりに由来したもの、蓄電池の普及と開発をおこなっている会社です。
様々な業種と提携をおこなうエリーパワーは大人気、蓄電池の時代にさらに大きな注目を集めるでしょう。
大和ハウス工業や東レなど大企業が資本に参加、アメリカ進出、自社工場に30億円の追加投資……。
「エリーパワー」、あまり聞きなれない、この会社に今、熱い注目が集まっています。
慶応大学を中心にして38もの企業を集めて開発された電動自動車「エリーカ」。
400km/時に近いトップスピードや加速性能、8輪車という未来的なルックスもあって話題を呼びました。
開発された当時首相だった小泉氏は、試乗の後に乗り心地のよさを絶賛していたのを覚えている人も多いはず。
今となっては珍しくもない電気自動車ですが、今から10年前には充分インパクトがあったものです。
このエリーカを開発していた中心人物、吉田博一氏が立ち上げた会社がエリーパワー、よく見るとエリーつながりになっています。
エリーパワーは大型のリチウムイオン電池の量産と低コスト化に取り組む会社です。
設立以来、エリーパワーは様々な蓄電池の分野で話題を独占していきます。
スズキ自動車とEV用蓄電池で提携、スマホにの充電に特化した蓄電池を発売、寿命が2倍の大型蓄電池量産開始などなど。
これからの電力自由化や家庭用蓄電池が普及する時代に目が離せない会社です。
また、エリーパワーが販売する製品に優れたものが多いのも特徴です。
「POWER iE 6(パワーイエ・シックス)」は、太陽光発電システムと併用しても売電価格が安くならないという特色があります。
これは、太陽光発電で作った電気を売電中には蓄電システムからの電気供給を停止する「太陽光運転モード」を搭載しているから。
さらに注目なのは、充電放電を繰り返しても劣化が起きにくい構造。
10年間・1万2,000回の使用でも80%以上の容量を確保できるといいますから、従来のものより格段に性能が上がっています。
また「Power Storager 10(パワートレジャー・テン)」のシリーズのラインナップは14.9kWhから59.6kWhと大容量。
巨大な太陽光パネルと併用することにより、家一軒分はおろか、それ以上の電気すべてをまかなうことが可能。
産業用と変わらない性能にもかかわらず、一般家庭用の補助金の対象となっているという唯一のシリーズです。
定価は1,000万円ほどしてしまいますが、懐具合が温かい人々には魅力的な商品です。
蓄電池の開発と様々な分野の会社との提携で実績を伸ばしてきたエリーパワー。
家庭用蓄電池の普及にも大きな役割を果たしてくれそうですね。
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