間取りを決める際に考える事は、現在の生活スタイルと、長い間住むことを想定し将来の事も見据えての設計になる事が主流なのではないかと感じています。
平屋の場合、夫婦2人で暮らしている時は、自分たちの時間を有意義に使える様な室内設計でもいいのですが、子供を授かり、子育て期に入る時はそのままでは不便に感じる事がある様です。
もちろん子供が増えてすぐという訳ではありませんが、大きくなってくると必ず自分だけの空間が欲しいと言い出します。
そんな時の為に住宅も事前に備えておく必要があるのです。
あらかじめ将来設計が出来ていれば、部屋数や、セパレートで区切れるようにオプションを付けるなど対策を講じられますが、そうでない場合はやはり平均的な部屋数を設計しておく方が無難なのではと感じます。
私なら、4LDKほどにして子育て期だけでなく、老後にも不自由が無いように考えて設計し、子供たちが巣立った後でも無理のない住宅を建てる方が自分に向いています。
住宅を設計する際ほとんどの方は、子供部屋を合わせて間取りを設計される方がほとんどなのではないかと個人的に感じています。
もちろん住宅ですから、子供部屋じゃないにしても、個人的な用途として部屋数は多めにほしい物。
それは平屋住宅でも例外ではなく、プライベートもゆくゆくはしっかり確保したいと考えている方はしっかり考えているのではないでしょうか。
ですが開放感をウリにした、平屋住宅でわざわざ子供部屋を間取りに設定する必要はあるのかと個人的に否定的な意見を持っています。
子供達が思春期になった時などは個人的な部屋が必要ですが、小学生くらいまでは部屋ではなくスペースを確保し、独立させなくても十分なのではないでしょうか。
部屋を持ちたいと子供から言ってくるまでは、私は子供部屋としての設置はせず、家族とすぐにコミュニケーションが取れるようにしたいと考えています。
家族の人数や形はそれぞれ家族毎に違いますし、住宅こそ家族形態によって変わって然るべきものだと感じています。
家族の人数によって部屋数や間取りが変わるのももちろんですが、大切なのは家族みんなが笑顔でいられるかどうか。
例えば五人家族で子供がまだ小さい年齢なら、部屋数も少なくていいでしょうが、それは現状の話。
ゆくゆく大きくなって自分の部屋を必ず欲しがりますし、プライベートは例え夫婦間であっても必須なのではないでしょうか。
それに五人家族ともなると個々の荷物、衣料、などもかなりのボリュームになります。
例え平屋の様な住宅であっても、各部屋にクローゼットは必須ですし、必要人数分の食器を用意するためにはキッチンも狭くない方が有利と言えます。
家族構成ももちろんですが、家族の将来性もきちんと見据えた上で間取りを決める事をお勧めします。
人気の平屋住宅だと十分な間取りが確保できないのではないかと心配し、平屋建設に踏み込めないなんて人も多いのではないでしょうか。
家族の例としてよく挙げられるのは四人家族。
これはいわゆる核家族としての例が大半を占めています。
夫婦二人と子供二人のケースですが、このケースなら4LDKの間取りをよく見かけます。
平屋住宅も例外ではなく、4部屋にリビング、ダイニング、キッチンという設計が最も多いですが、中には部屋の大小を付け、子供部屋と主寝室を分けたり、LDKからすぐ庭に繋がっている設計になっていたりと、平屋ならではの工夫が良く見られます。
平屋住宅狭く感じる方も多い様ですが、実は間取り次第でどう二でもなりますので、しっかり検討し家族みんなの為の住宅を実現させたいものです。
注文住宅の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- セキスイハイム平屋の値段、調査結果発表!
- 有名なダイワハウス、平屋の値段はいくらくらい?
- タマホームだと平屋の価格が500万!?本当にこの値段でできる?
- トヨタホームで平屋を建てる時も、やはり値段は重要!
- パナホームで平屋を建てる場合、その値段は・・・?
- ヘーベルハウスの平屋建て、値段の相場は?
- ミサワホームの平屋建ての値段を大解剖!
- 一条工務店の平屋の値段はどの程度?
- 住友林業平屋って高い?平屋建てる場合の値段とは…
- 積水ハウスなら、平屋の値段はどのくらい?
- 平屋の4ldkを建てるなら、どのくらいの値段になる?
- 平屋をリフォームする場合、値段は一体いくら?
- 平屋の3ldkだと値段は実際にいくら?
- どちらが得?平屋か2階建てか工務店で坪単価を比較
- 気になる平屋の注文住宅の値段はいくら?
- 平屋は坪単価が高いって本当?
- しっかりチェック!平屋坪単価を徹底比較
- 間取りを失敗すると収納にまで影響が。平屋ならではの危険性
- 平屋だから失敗は許されない。家事動線は間取りが重要。
- おしゃれな間取りは工夫が沢山。平屋が人気の訳はココにある
- 間取りのオススメはこれだ!長く愛する平屋にするには。
- 20坪以下での平屋暮らし。決め手は間取りにあった。
- 平屋住宅なら気にかけたい水回り。間取りの注意点
- 平屋住宅でも蔵の有無で快適さが変わる?間取りに取り入れたい。
- 窓にこだわる平屋はオシャレ。間取りから可能な窓を把握しよう
- コンパクトな住宅でも平屋に妥協はしたくない。間取りで解決できるのか
- 間取りを決めるなら風水も視野に入れて。平屋には必要不可欠。
- 正方形の平屋は狭い?広く利用する間取りとは。
- 同居を住宅を平屋で考える。将来を見据えた間取りに。
- 平屋住宅でもデメリットを拭い切れ!住みやすい間取りを検証
- 和風の平屋も洋風に。間取り次第で脱和風を叶える。
- 平屋住宅に吹き抜けは必要?間取りから見る必要性
- こだわりを出さなきゃ損。間取り自由な平屋だからできる贅沢プラン。
- メリット沢山!平屋だからできる間取りを実現せよ!
- 平屋でも北欧住宅に住みたいと願いを叶える間取りは?