静岡に本社を構えるサイエンスホーム。
その坪単価は39.8万円~と、まずまずハウスメーカーとしては中間あたりの値段設定となっています。
坪単価が安ければ、当然のことながら広い家も安価でできあがりますし、オプションを付けてこだわりを持たせることもできます。
しかし、39.8万円「から」となっているので油断は禁物です。
実際、施工例を見てみると坪単価70万円ほどの家もあるからです。
そうなると、もうハウスメーカーが坪単価を表記している意味もどうなのやらとなってきますね。
つまり、サイエンスホームはローコストを追求しようと思えばできるが、しっかり建てようと思ったらそれも問題ない、ということではないでしょうか。
最低金額だけ見るとお財布に優しい気もしますが、実際には坪単価50万円ほどで考えた方が良いように思えます。
サイエンスホームの名前を見ると、何を科学するのは気になりませんか?
いきなり言いますが、答えは木材!
木造軸組工法を取っているサイエンスホームは、木が人に与える良い影響について科学的に証明されていることをアピールしています。
その効果とは、自律神経を整えてくれること、紫外線を吸収してくれること、ストレス軽減に貢献し、リラックス効果を与えてくれることなどです。
普段木造の家に住んでいると気付かないような微々たるものかもしれませんが、そこに住むとなったらやっぱり木材に囲まれた家の方が良いのかなとも思いますね。
特に都会となると木を目にすることさえ少なくなるので、せめて家はその木の効果を味わいたい人も多いのではないでしょうか。
科学的根拠があるとまで言われたら、これにつられてしまうのもわかる気がします。
サイエンスホームと言えば木材にこだわったハウスメーカーで、その中には国産ひのきをふんだんに盛り込んだ商品もあります。
その名も「檜づくしの家」。
この商品の特徴はひのきはもちろんのこと、4ステップで完成するというセミオーダータイプだということです。
だから流れはとても簡単で、こだわりより早さが欲しいという場合には向いている商品だと思います。
4ステップと言ってもその種類は豊富なので、組み合わせは345,600通りもあります。
セミオーダーと言っても他人の家と被ることはないでしょうし、これだけ選べるのであれば満足できるのではないでしょうか。
お風呂だけ特殊加工したひのきというお宅もありますが、「檜づくし」というのは豪華ですよね。
それなのにローコストで、場合によっては1000万円以下で作ることもできるそうです。
木に重きを置いているサイエンスホームなら、無垢材は避けて通れない話でしょう。
フローリングに関しては無垢材、そして人工的に作ったものがありますが、目に見えるのは全て無垢材だそうです。
だから施工事例を見てもあんなにおしゃれで木のぬくもりを感じたのかと納得できました。
木のプロなので、無垢材を用いる時の注意点などは向こうから言ってくれるでしょう。
一般的には、耐水性や耐傷性、耐熱性がないため、水回りのキッチンや子どもやペットがいる家、床暖房を使用する家ではオススメされていません。
比較的それらに強い木材もあるのですが、やはり人工フローリングにはかないません。
デザインだけで選んでしまうと機能面で劣ってしまうため、私ならいつまでもキレイで使える動きの少ない寝室などに使用したいなと思いますね。
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