プロパンガスの利点、新築一戸建ての機器の導入時には検討を
いろいろな点で強みを持つプロパンガス、さらにガス全般へ視野を広げると、その優位性はなおさら実感できるものです。
新築一戸建てならば、最新のガス機器を導入するのも良いかもしれません。
省エネに、いざという時にきっと役に立つはずです。
プロパンガスと都市ガスを比較すると、それぞれ強みと弱みがあるものです。
プロパンガスの火力は1立方mあたりで2万4,000kcal、対する都市ガスは1万2,000kcalですから、火力ではプロパンガス。
強い火力は料理に利用されています。
例えば、中華料理店などではプロパンガス以外は考えられないといいます。
また家庭でも、料理にこだわる人はプロパンガスだと揚げ物のカラっと感などが全く違うといいます。
燃料タンクが家の敷地内にあるので、地下のパイプを通って送られる都市ガスに比べると、設備がシンプル。
新築一戸建てならば、設置時にコストが安くて済むメリットもあります。
また、災害時にも一番初めに復旧したのもシンプルさゆえに、プロパンガスといいます。
一方で弱点としてあげられるのは、ランニングコストの高さ。
プロパンガスは都市ガスの約1.5~2倍かかるとされています。
省エネの時代、夜間電力を利用したオール電化が話題ですが、ガスを併用するタイプでも様々なものが発売されています。
これらの大掛かりな設備を導入できるのも新築一戸建てならではの魅力。
家庭用燃料電池システム「エネファーム」は、水の電気分解の逆の反応を原理にしています。
ガスから水素を取り出し空気中の酸素と反応させることにより電気と熱を発生、熱は給湯で利用します。
「エコウィル」はガスエンジンを利用して発電をおこなうと同時に、排熱を利用して給湯をおこなうシステム。
この2つは、ガスを用いて発電と給湯をおこなうという機器でエネファームは約160万円、エコウィルは約80万円の定価。
値段は張りますが、その分電気代の節約はもちろん期待できます。
さらに、それぞれ国や自治体から補助金がでる仕組みになっていますので、検討の価値はあるでしょう。
また暖房は、これらの豊富な給湯能力を用いた床暖房が適しているので、そのメリットも受けられます。
ガス式の床暖房には、温水の高さや、立ち上がりの早やさ、火力の高さでメリットがあります。
メリットならば加えて、電気が止まった場合でもほぼ問題なく使用できる点があげられます。
反面、オール電化の停電時の不安は大きいものがありますね。
高効率給湯機「エコジョーズ」は、従来は捨てられていた排気熱で水を温めることにより給湯の効率を高めました。
給湯のみに特化しているので、その分効果はわかりやすく、ガスの使用量が10%以上削減ができるメリットがあります。
値段にすると、年間で約2万円弱の節約になるといいますから大きい効果です。
使い方によって一長一短あるこれらの機器。
新築一戸建て、広さや地域によって適当な機器は変わるでしょう。
研究が必要かもしれませんね。
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