新築一戸建て ワックス

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新築一戸建てを手に入れたなら、その美しさを持続したいと思うもの。

 

フローリングの床ならばワックスがけをすることになりますが、床材により用いるワックスが異なりますので注意が必要です。

 

またワックス不要のコーティングという選択もありますよ。

 

いつまでも輝き、周りのものがうつり込む美しいフローリング。

 

しかし、日常の掃除だけで何も手入れをしていないと輝きは失われていってしまいます。

 

また洗剤やシンナー、そして水に弱い性質があるので、そのままにしておくと白濁して目立ってしまいます。

 

やはり新築一戸建ての美しさを保つために、ワックスがけは必要なのです。

 

ワックスはフローリングの上に膜を作り、床をキズやよごれから保護する効果があり、普段の掃除がしやすくなる効果もあります。

 

また、フローリングの表面の凹凸をうめて平たんにすることにより、つやや光沢を保ちます。

 

これらの効果を持続するために、ワックスは数か月に1回、少なくとも年に1階は重ね塗りをおこなう必要があります。

 

新築の輝きを持続するには、おっくうでもワックスはかけないといけないのです。

 

重ね塗りをした古いワックスの層は劣化し、汚れが入り込むようになっていきます。

 

そのため数年に1回は剥離剤を用いて、劣化したワックスの層をいったんはがして、ワックスを塗りなおしてやる必要があります。

 

フローリングに様々な種類があるように、ワックスもそれに合わせて、数多くの種類があります。

 

多くのフロ－リングは樹脂加工されているので、その場合は樹脂が配合されたタイプを。

 

無垢材の場合は自然な感触や色目が魅力なので、蜜蝋など自然素材を用いたタイプで風合いを損なわないようにします。

 

またフローリングではありませんが、脱衣場や洗面所で用いられている、クッションフロア用にもワックスは開発されています。

 

新築一戸建ての魅力をいつまでも持続するには、フローリングや床材にあったワックスを用いることが大切なのです。

 

しかし、ワックスがけは面倒です。

 

ならば、メンテナンスフリーのフロアコーティングが良さそうですが、それはそれで短所があります。

 

まず、ワックスがかかっている場合はいったん剥離してから施工する必要がある点。

 

コーティングは家具が置かれていない、新築の時にやるのが一番です。

 

次にキズやへこみが目立つ点、キズが付きにくいのがコーティングの特徴ですが、いったん付くと、その光沢ゆえに目立ちます。

 

最後に、料金が高い点。

 

固い皮膜をつくり、10年以上という長期間輝きを持続するガラスコーティングだと、10帖あたり20万円程度が相場。

 

昔からあり、高い信頼性があるウレタンコーティングなら、10帖あたり10万円弱が相場ですが、耐久年数は5年と短めです。

 

いずれにせよ、新築の輝きの持続にはコストか手間、どちらかがかかるということで、何を優先するかは施主次第ですね。

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