注文住宅 成功 床暖房

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床暖房は温水をパイプで引き込んで床を温める暖房方法。

 

小さい子どものいる家や寒さが厳しい地域でとりわけ好評です。

 

東北に移り住み、家を建てることになりました。

 

そこで、断熱と気密を充分にしたうえで暖房装置を色々検討して、床暖房に決めました。

 

子どもが生まれる予定だったので、空気をきれいにしておきたかったのと、寒冷地に向いているという点がポイントでした。

 

空気がきれいというのは、ファンヒーターのように室内で燃料を燃焼させないから。

 

寒冷地に向いているというのは、従来の暖房方法に加えて輻射熱を使っているから。

 

輻射熱とは、陽だまりの暖かさとよく例えられるように、太陽光同様、遠赤外線を使って暖めるということ。

 

エアコンなどは空気を暖めると発生する、伝道熱と対流熱だけで暖房をおこないます。

 

天井の方に暖気が逃げるといったことは、エアコンでは起こりがちですが、床暖房だとそれが起こりません。

 

これが、床暖房が子どもにも安心で、寒冷地に強い理由です。

 

次の声です、音も静かな上に、冬場の体調がよくなったと、両親も喜んでいます。

 

また、温風が発生しないので不自然な風を感じない、装置は屋外にあるので静かという点も見逃せません。

 

冷え症や安眠、リウマチなどの痛みに改善があったとのデータもあります。

 

幼い子どもから高齢者まで、すべての人に快適なのが床暖房といえますね。

 

さて、よくいわれるのが費用の問題。

 

設備を設置するのにお金がかかるのはともかく、光熱費が高くなってしまうのはいただけません。

 

以下は、日本床暖房工業会のホームページのデータをもとに試算した結果です。（http://www.yukadanbou.gr.jp/index.html）

 

まず、リビング、ダイニング、キッチン合計で24帖分の設備を作るのに、70～120万円、1平方mあたり、2万1,000円～3万5,000円です。

 

また、暖房費は1日11時間の使用で1ヵ月に14,000円程度となります。

 

もちろん、温める方式や面積や時間、外との気温差や住宅の断熱・気密の程度で、数値は大きく変わりますので、参考まで。

 

この数値をどう考えるかですが……

 

家は特に寒冷地ではないのですが、寒いのが嫌いなので、断熱と気密にお金をかけてLDKを床暖房にしました。

 

確かに電気代は高くなりましたが、ヒートポンプ式にしましたので、その中に給湯分も含まれていますし、ガス代はかかりません。

 

光熱費としてトータルでは高くなりましたが、快適さを考えると充分満足。

 

寒い朝に起きるのが苦でなくなっただけでもプラスになっていると思います。

 

後からリフォームで取り付けることも可能ですが、コスト面から考えても新築時が一番お得。

 

快適な冬に床暖房、いかがでしょうか？

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