注文住宅 和室

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ホームステイに来ていたカナダの高校生が、ほんの数か月の滞在だったにもかかわらず、非常に日本になじみました。

 

日本のアニメが好きだったという下地があったのは確かですが、正座しながら箸を使っている姿も堂に入り感心させられたものです。

 

そんな彼が、国に持ち帰りたいといったのが和太鼓と畳でした。

 

畳の良さは万国共通なのですね！

 

というつもりはありませんが、靴を脱いで床に座ってくつろぐ良さは、日本人ならわかるはずです。

 

家の外観が洋風なので、始めは和室をつくるつもりはありませんでしたが、色々な人の意見を聞いて1部屋だけ和室にしました。

 

客間や居間、寝室など色々な役割をはたしてくれる上に、部屋で使う座布団や布団などは押し入れに収納できます。

 

1部屋だけですべてが完結してくれるところがすごいと、和室の使い勝手の良さに感激しています。

 

旅行で日本を離れると、その良さを実感できるように、和室の良さを再発見したようですね。

 

洋風の家に和室はなかなかそぐわない感じがしますが、インテリアを工夫することで、国籍不明のオリエンタルルームができます。

 

琉球畳や和紙を使った照明などで、意外とハマる和風モダンもいいものです。

 

また最近流行りの間取りは、やはり評判がいいようです。

 

洋間のリビングと続きで和室を作りました。

 

まだ幼い子どもと遊んで、そのまま昼寝をさせることができて、すごく気に入っています。

 

ちょっとした着替えに使えたり、大勢でリビングに集まった時の荷物置き場にも使えたりマルチに活躍してくれます。

 

また、そのまま寝転がれるので床暖房のありがたみを全身で感じています。

 

フローリングではそのまま寝ることはできません。

 

ベビーベッドまで連れていくのは手間ですし、場所によっては目が届きません。

 

リビングと続きなら、キッチンからも目が届き安心ですね。

 

床暖房との相性がよいのも良い点、寒い日のうたた寝が気持ちよさそうですね。

 

リビングも畳敷きにしてしまい、ソファを置くスペースをつくりませんでした。

 

ソファを置きたくなり余っている和室にモダン調のマットをひいて、照明をレトロ系にしたら、意外とハマり気に入っています。

 

意外と融通が利くのが和室の魅力。

 

そういえば和洋折衷は、明治期以来日本の得意技でしたね。

 

和室から洋室へのリフォームは、その逆に比べて度合いにもよりますが、おおよそ半額で済むようです。

 

この点でも、和室のメリットは大きいです。

 

もしも間取りに余裕があるならば、和室は1つ作っておきましょう、何かの時に一番使える部屋になりますから。

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