注文住宅 納戸

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ずいぶん昔には洋服、衣装、整理のタンス3点セットが収納の主役、これに入らないものは押入れへという考え方でした。

 

作り付けの収納が重要視されるようになったのは、15年ほど前からでしょうか。

 

クローゼットなどが登場するにつれて、納戸という、ちょっと前までは、お屋敷にしかなかったような設備を作るようになりました。

 

そんな古くて新しい納戸、作ってよかったという声です。

 

4.5帖程度のスペースが開いたので、季節のものと食品両方納めて、すぐに取り出せるように、キッチンのそばに納戸を作りました。

 

パントリー兼用物置という感じで気に入っています。

 

普通の棚より奥行きが稼げて、中にも入れる納戸は、ちょっとした大きさのあるものにはピッタリの収納です。

 

小さいものを効率よく収納するには次の方法です。

 

納戸の中には、作り付けの収納を考えていましたが、しまいたいものが変わるだろうことを考えて、安価なシェルフを購入しました。

 

年がたつにつれて、収納したいものがスノーボードなど大きいものが増えてきたので、収納を作り付けにしなくてよかったと思います。

 

ほかに、扉などの工夫で使いやすさもかわってきます。

 

入口は可能な限り大きく開き、扉がじゃまにならないように、引き戸にしました。

 

大きなものを持ったまま、戸を開けたり通ることができるので、非常に便利です。

 

工夫といえば照明とコンセントは、納戸の中に必ずつけたいもの。

 

中での作業能率に格段の差が出ます。

 

次は危うく失敗になりそうだったエピソード。

 

2階のスペースに余裕があったので、納戸を作ろうと思ったところ、1階に造った方が良いとのアドバイス。

 

重いものをしまう時に大変だからとの理由でした。

 

その後、間取り図も描き直してもらい、手間だったと思いますが、ありがたい提案でした。

 

優秀な営業担当にすくわれたケースですね。

 

納戸一つでもいろいろあるものですね。

 

最後に、収納に頭を悩ませている方に、ある収納が得意な人がいっていた言葉をご紹介します。

 

間取り図をみながら考えてください。

 

延床面積が60坪の家で納戸が6帖の場合、家の面積の5%を占めていることになります。

 

その家は、いくらで建てますか？ならば、納戸にはいくらかかっているでしょう？

 

その金額に似合ったものを収納してください。

 

似合わないものを収納するぐらいならば、捨ててしまいましょう。

 

まず、捨てるところからはじめないと収納はできませんよ。

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