空き家はリノベーションした方が良い?事例や補助金について調査!
空き家をリノベーションするメリットは、ずばりその空き家が売れやすくなることでしょう。
空き家を買って、自腹でリノベーションするのを煩わしく感じる人は大勢います。
それを先んじて売り手がやっておけば、その手間が省けるのですから、キレイになった家を買いたいという人は現れやすくなると思います。
その分買い取り金額はリノベーション前の空き家より高くなりますが、それでもリノベーションした方が売れやすくなるのは、空き家が一軒家だからです。
古くても良いと思えるのは一人暮らしまでの人が多く、一軒家に住む人というのは家族で一緒に引っ越してくる人が多いです。
となれば、やはり自分ひとりが不便を我慢するのでは足りなくなるので、リノベーションしてある暮らしやすい空き家の方が好まれるのです。
売りたい場合はできるだけすぐ住めるよう工夫しておくと良いかもしれません。
売りたいと考えている空き家をリノベーションする場合、どんな風にしたら売り手がつくのかは事例を見ることでわかります。
一戸建てという広さを活かして、今時風に仕切りを取っ払うというのは効果的だと思います。
ウッドデッキが人気を呼んでいますが、これは昔ながらの日本建築にあった縁側の延長です。
内でも外でもないその曖昧な空間を日本人は好み、リビングと繋がっているようなオープンな空間が好きな人は多いのです。
BBQをしたり、洗濯物を干すスペースとして活用できます。
新築を建てる時のプランにそのようなメニューを取り入れる人もいるくらいです。
迷ったら、ハウスメーカーの人気商品の間取りを真似してみるのも良いかもしれませんね。
誰もが過ごしやすい間取りを考えつつ、個性が出るものにすれば魅力度はグッと上がるはずです。
持っている空き家を賃貸として貸し出したいなら、リノベーション方法は熟考すべきでしょう。
完全に相手に譲るのであれば個性のあるリノベーションでも良いと思いますが、賃貸なら一度買い手がついてもまた引っ越す可能性もあります。
ならば、無難に万人に好まれるシンプルな作りにした方が良いでしょう。
自分ではかっこいい、かわいいと思う間取りでも、人によっては好みが分かれることもあります。
特に色を使ったものは避け、白をベースにしておくと無難です。
後で買い手がDIYで変更を申し出た場合は、退却時に元に戻せるかで許可を出すと良いでしょう。
一般的な二階建て住宅なら、一階部分にはオープンキッチン、二階部分には家族分の個室をキレイに用意するだけでも十分かなと思います。
細かいデザインは相手任せにした方が満足度が高いかもしれません。
今日本は、本格的に空き家問題に悩まされています。
ということで、空き家をリノベーションして人が住める状態にしたり、バリアフリー化にすることによって政府が補助金を出してくれるケースもあります。
住宅ストック支援事業では、中古住宅をより使ってもらおうという活動に力を入れています。
そのため、住宅をエコリフォームした場合などに補助金が受け取れます。
どのようなエコリフォームをどのくらいの金額で行ったかによって受け取れるかどうかは変わってくるので、細かいところまでチェックしなければいけません。
リフォーム市場の拡大を目指しているのは利益を目的として会社だけではなく、政府も絡んできていることが大きいですね。
空き家をリノベーションするなら、どこからどんな補助金が出るのかを調べてから行うとお得です。
空き家をリノベーションした場合、政府が抱えている空き家問題解決に貢献してくれていることになるので、自治体によってはその助成金を出してくれるところがあります。
しかも、自分でリフォームしたいという場合でも助成金が下りるところがあるため、思い通りの家を自分で立て直したいという人も要注目です。
あるブログでは、セルフリフォームをしたいという人が、その材料にかかった費用の半分をそこの自治体が負担してくれるという情報を書いていました。
とは言っても上限は200万円と決まっているのですが、このぎりぎりまで使ったとしたら200万円で400万円分のリフォームができるということになります。
これはかなりのメリットですね!
他の自治体ではこの支援がない場合もあるので、そう思うとその差はかなり開くと思います。
自分が住むため、または売るために、空き家をDIYでリノベーションすることはできるのでしょうか。
可能性でいえばゼロではありませんが、リノベーションとはリフォームより大掛かりな工事を指すことが多いです。
となれば、改修するのに必要な知識や、しても良い改修、悪い改修は何なのか把握する法律に関する知識も必要になってきます。
もちろんそれを実行に移すだけの腕も必要ですね。
一人でやれる範囲で楽しむのであれば、長期間かけてプランを練っておく方が良いと思います。
何をゴールとするのかによって完成までにかかる期間は違うでしょうし、予算によって使う材料も違うはず。
デコジャパンなど、会社によってはDIYについて材料面などでアドバイスをくれるところもありますが、リノベーションほどの規模になると要相談でしょう。
注文住宅の総合情報
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