空き家を購入する方法と注意点。補助金は忘れずに活用しよう!
もし空き家を購入したら、何に使いますか?
中古住宅ではなく空き家を選択する人には様々な理由があります。
最近では、中古住宅を購入してリノベーションすることで、新築を建てるより安く一軒家を手に入れようという動きが活発になっているそうです。
その際、空き家を利用すればより安く仕上がるかもしれません。
費用を抑えるためにも空き家は活用できるのです。
また、空き家を購入する理由は住むだけではありません。
そこで事業を起こそうと思っていたり、趣味を楽しみたいという場合にも使用されます。
それなら耐久性はメインとして暮らす家よりはなくても大丈夫だと考える人も多く、購入後そのままリノベーションせず倉庫として使うケースもあるそうです。
在庫を多く抱える事業なら、その場所兼作業スペースとしては活用できるなと思います。
空き家を購入したい場合は、そのメリットとデメリットを把握しておく必要があります。
メリットとしては、一般的に不動産業者が持っている中古住宅より安いものが多く発見できることです。
空き家の状態がそれだけ悪かったり、立地条件も整っていない場合が多いですが、とにかく安さ重視であるなら調べてみるだけの価値はあると思います。
また、空き家を購入後により住みやすくするためのリノベーションを行えば、家族全員が満足できる住まいになるでしょう。
一方デメリットとしては、古い空き家を購入した場合には購入後にメンテナンス費用などを負担しなければならないことです。
売り手が既にメンテナンスを行ってくれていれば良いですが、そうでない場合は耐久性に不安が残ります。
この駆け引きが上手にできれば、空き家でも問題なく住めると思います。
私は東京が大好きで、いつかは住みたいと考えています。
でも、家賃は高いし、家を買うにも土地が高いというか、無さそうだなとずっと思っていたのですが、空き家だったら可能性があるかなと思い、調べてみました。
大都会というイメージが強い東京で、空き家を購入するのは難しいと思っていたのですが、意外と空き家物件は空き家バンクに登録されていたり、ネットでも呼びかけがされているようです。
無料で譲るという人はさすがに見つけるのが難しいですが、売却したいという人や、賃貸として貸し出したいという人は見つけられます。
23区内だとその値段も高くなり、駅からの近さなど暮らしやすさが高いと家賃も上がるのは一般の中古住宅と同じです。
練馬区にある空き家は家賃8万円に管理費1000円という条件でした。
探せばありますが、買い手の要望に合うかどうかはまた別問題となります。
個人的には、東京の端の端、辺境の地でも家族全員がOKを出したとしたら購入に踏み切ろうと思えますが、不便を我慢させるのは心苦しいところがあります。
空き家の購入方法はいくつかありますが、今知名度が上がってきている方法は空き家バンクを利用する方法です。
ここなら、新築一戸建てや建売住宅など、他の不動産情報がないので空き家に特化して検索することができます。
ただし、もちろん全国の空き家情報が集まっているわけではありません。
空き家バンクに登録されている物件だけなので、並行して他の不動産会社で探しておくのも一つの手です。
不動産会社ではあまり空き家という検索ワードがありませんが、中古住宅も空き家と言えば空き家なので、条件を絞りこみ検索してみると希望に沿った物件がヒットするかもしれません。
ネットでも空き家を見つけることはできますが、購入するとなるとそれまでに綿密な情報交換が必要になります。
私なら仲介会社に頼めるタイプでトラブルなく購入したいです。
気に入った空き家があった場合、購入する際には後悔しないために気をまわしておきたい注意点があります。
空き家バンクから物件を購入する場合には、直接交渉になってきます。
つまり、仲介役がいないので、不動産会社に頼らないのであれば個人間でトラブルが発生しないよう注意しなければならないのです。
お互いに知識がないと動きにくいため、売り手は特に準備を進めておく必要があります。
どういった手続きをどのような手順で踏んでいくのか、それを把握しておくとスムーズに話が進むでしょう。
また、空き家の中にはすぐに住める状態ではないものも多くあります。
買ってからリノベーションしなければ住みにくい場合、それだけ期間がかかります。
引っ越しを急ぐ場合には不適当なので、どの程度の耐久性がある空き家なのか注目しておくと安心できると思います。
今の日本が抱える問題の一つに空き家問題があります。
これを解決すべく、政府や自治体によっては空き家を購入することにも補助金を出しているところが出てきました。
どこにどんな補助金制度があるのかを知るには、「空き家の取得に対する補助金に関する補助金一覧」を検索してみてください。
ここをチェックしてみると、全国にある空き家を購入することによってもらえる助成金制度を調べることができます。
やはり制度の数は関東が多いですね。
6つの制度があり、「利根町空き家子育て活用促進奨励金」などがあります。
その制度を導入している市町村になら、移住してもいいかなと思える人も増えるのではないでしょうか。
それが自治体の狙いですからね。
「自治体によりけり」と言われたら、一括して調べられる便利なサイトを一つお気に入りにしておくと良いと思います。
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