「空き家 譲ります」で検索すると掘り出し物が?東京・大阪・神奈川を調査
空き家物件を探しているなら、ネットでも「空き家、譲ります」という検索ワードで探すとある程度はヒットします。
不動産会社や空き家バンクから探すという手もありますが、まだそこまで本気ではないという場合には気軽で良いですね。
どんな物件がどこにどれくらいあるのかをざっくりと知るためには便利です。
ただ、譲ってくれるということは無料ということなので、かなり古かったり辺境にあることもしばしま。
それを良しとできるかどうかで、購入するしないが決まってくるでしょう。
ジモティーなどではそのような情報を探すことができますし、情報があれば言ってくださいと書いておくこともできます。
気長に情報を探すには向いている方法だと思いますが、すぐに欲しいなら不動産業者など、仲介してくれる場所を訪ねた方が早いです。
東京に住んでいれば何かと便利ですが、23区内で空き家を見つけるのは困難かもしれません。
ましてや、譲りますなんてものがあればそれはかなりラッキーです。
大抵は、見つかったと思っても賃貸として貸し出す方法を希望していたり、売却したいという売り手が所有者です。
空き家なのだから少しは妥協してもらいたいという思いもあるかもしれませんが、買い手こそ妥協しなければいけないこともあります。
空き家なら価値がないかというとそうではないことを忘れないようにしたいですね。
空き家が多くなっていると問題視されていても、それをタダでは譲らない人も多いです。
どこが管理しているのか、そこに住んだりビジネスに使ったりするにはどのようなステップを踏む必要があるのか、きちんと把握した上でとっておくべきだと思います。
「家いちば」というサイトで、大阪にある空き家を譲りますという掲示板がないか探してみました。
売却したい、賃貸として貸し出すことを検討している、というものはありましたが、無料で譲ってくれる情報は今のところありませんでした。
空き家となっているのは、学習塾として一度使われたものの、そのフランチャイズ塾の後継者が現れず、そのまままた空き家となったというものでした。
塾として貸し出そうとしても、少子化が原因で子どもが集まらなくなったそうです。
住みたいという人を集まるばかりでなく、このようにビジネスを始める場として提供するというのも手ですね。
ただし、これらに関して現状買い手がつかなくなっているのは事実で、掲示板では所有者の困っている様子がうかがえました。
やはり元は何千万もしたのでしょうから、それを譲ることには抵抗があるようです。
神奈川で空き家を譲りますという人はいないかネットで探してみました。
ジモティーでは、売りますという人、貸してくださいという人はいても、譲りますという人は現在見つけることはできませんでした。
別のサイト、家いちばでは、土地を譲りますという人を発見することができたものの、空き家ではなく惜しい結果となりました。
やはり、立地条件が悪いとしても、空き家だからと言って無料で人に譲るという人は稀だということがわかりました。
それをゲットするには秘境と呼べるようなところに行ったり、空き家物件としてどこにも登録されていないような放置された家を自らの足で探す他ないのでしょうか。
少なくともネットを使った方法だけではなかなか無料の空き家は見つからないので、本気になって探すなら空き家仲介会社へ相談することをオススメします。
空き家バンクではなく、あくまでも「無料で」空き家を探すとなると、なかなかハードルは高いでしょう。
しかし一方で、「解体するお金がない」「タダでいいから引き取って欲しい」という切実なニーズがあるのもまた確かです。
たとえばこちらは、空き家情報を共有する掲示板。
この物件は350万円で取引が成立したようです。
こういった情報サイトをいくつもチェックしていれば、いつか掘り出し物のお宝物件に出会えるかもしれませんよね。
一方、今どきは「家を譲ってくれる人をSNSで探す」という方法もあるでしょう。
実際のところ、家をもらってくれる人をSNSで募集しているユーザーはいるのでしょうか?
検索してみたところ、Twitterでこんな書き込みをしている方がいました。
「空き家のある土地譲ります解体費用がなくて困ってるの
譲ります
滋賀県東近江市
約350平米
平和でのどかで
環境良好です
田舎暮らしに
最適な土地です」
まさに、「どうしたら良いのか途方に暮れている」という状態が伝わってきますね。
同じような書き込みは他にもあり、この「空き家譲ります問題」が決して他人事ではないことを思い知らされます。
ただ、中には「タダでと言ってくれたから実際に見に入ったら、○○○万円請求された」というトラブルも起こっているようです。
SNSは便利な反面、相手の顔が見えないというリスクがついてまわります。
タダのハズが、結局は裁判沙汰になって高額なお金が動く結果になる可能性もありますし、やはり家をSNSで売買するのはあまりにもリスキーでしょう。
それだけはやめておいたほうが良さそうです。
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