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空き家のゴミ問題について考える。処理費用はやっぱり高い?

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空き家のゴミ、どうする?

空き家の粗大ゴミはいくらで回収してもらえるの?

まだ家財がある状態で家が空き家になってしまった場合、家財の整理が必要となってきます。

 

そのまま放置すると家財はゴミと化してしまうため、自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用するのが一般的になります。

 

各自治体によって値段は変わってきますが、大型家具だと1000~1800円で回収してくれます。

 

具体的には、ベッド、ソファ、テーブル、タンスなどがそれに当たります。

 

また、小型家具なら300~700円とリーズナブルな値段になっており、椅子や電子レンジも小型家具に入るところがあります。

 

売ってしまえばむしろ儲けとなりますが、売れるまで空き家に保管しておく必要があること、運搬作業に費用がかかることを思うと、一気に処理したい人には不向きだと思います。

 

古くて買い手がいなさそうなら、さっさと粗大ゴミとして出す方が賢明かもしれません。

 

ゴミ問題は空き家に関する法律で解決できる?

長年放置され続けている空き家では、度々ゴミ問題が起こります。

 

ゴミとわかるものが置いてあるのを見るだけでも気分は良くありませんが、日常生活に支障をきたすようなものがあると自治体により強制撤去してもらうことが可能です。

 

その場合、その空き家に持ち主がいないことが前提となります。

 

いる場合は交渉が必要になってくるので、より撤去が難しくなるのではないでしょうか。

 

ゴミによる悪臭が周りの生活に影響を及ぼしているのであれば、それは撤去対象に当たります。

 

そのような空き家は「特定空き家」とされ、「空家対策特別措置法」によって撤去などの措置がとれるようになりました。

 

この法律は2015年に完全施行されたもので、増えてきた空き家問題解決のために作られました。

 

これからはこの法律がより役に立つことを願います。

 

保有する空き家を知らないうちにゴミ屋敷にしないために

テレビでゴミ屋敷となっている家を見ることがありますが、あれは他人事ではないかもしれません。

 

というのも、空き家を所有しており、遠方に住んでいるため管理が難しかった場合、自分のせいでなくとも誰かが不法投棄していったゴミが溜まりに溜まってゴミ屋敷となる場合があるからです。

 

これを防ぐためには、定期的に家全体の手入れを行ってもらえるようなプランへの加入が有効です。

 

清掃会社や防犯会社などがこのような空き家を管理するサービスを提供しており、月一で清掃を行うプランなどを提供しています。

 

たまに自分で草むしり等ができれば良いのですが、遠くて見に行けないというのであれば、ゴミ屋敷にしないためにも第三者に管理を委託した方が賢いと思います。

 

清掃後の報告書を読めば、その空き家の状態もわかるでしょう。

 

ゴミ処分はどうする?空き家だからと言って放置は禁物!

空き家を放置していたらいつの間にかゴミ屋敷になっていた、なんてことにならないように、誰も住んでいないからと言って管理を怠らないようにするのは重要です。

 

ゴミ処分に関しては、空き家を「特定空き家」とされる前にやっておくべきです。

 

何故なら、勧告を無視して何の処理もしなければ、6分の1に抑えられていた固定資産税が元に戻り、結果6倍近い税金を納めなくてはならなくなるからです。

 

ここまで行く前にきちんと手続きをふむ人がほとんどだとは思いますが、空き家の増加に伴って増える空き家問題に関する法律は厳しくなっていますから注意が必要です。

 

ゴミを処分するのには、自力で行えば時間がかかります。

 

よって、個人的には急ぎであれば業者に依頼するのが良いと思います。

 

実績があり、口コミ評価の高いところなら安心ですね。

 

空き家解体時のゴミ処理費用を少しでも安くするためのコツ

空き家を解体する時にゴミも一緒に回収してほしいという場合、業者によってはそれも同時に行ってくれます。

 

そのゴミ処理費用は業者や量によって異なるため、なるべく安く済ませたいのであれば少しずつ要らないものをゴミの日に出すことです。

 

空き家の解体時に業者にゴミ処理を頼むと、それは産業廃棄物となります。

 

その中には売れる可能性のあるものも混じっているかもしれませんから、売れそうで運びやすそうなものに限定して事前に運び出しておくということも、費用を抑えるポイントです。

 

ただしその場合は空き家以外での保管場所が必要なため、すぐに売れることが確定していないものならあらかじめ保管場所を作っておきましょう。

 

あまりにものが多くて自分でのゴミ処理が大変だという場合には、解体時に一気にさらってしまうのもアリだと思います。

 

ゴキブリがいる?空き家解体時には害虫駆除をしておこう

空き家だからと言ってゴキブリが出るということははっきりと言えませんが、人が住んでおらず、彼らにとって住みよい環境が整っていれば住処となっている場合はあります。

 

人がいないということは、ゴキブリにとって殺される危険性が低く安全性が高い場所となります。

 

そこに餌がなければ空き家であってもゴキブリは住み着きませんが、古くて誰も使用していないとなると少し心配にはなるかもしれません。

 

もし解体後、近所からゴキブリによる被害を訴えられれば、空き家解体時に害虫駆除を依頼しなかったことによるトラブルになります。

 

長年空き家となっており、床下の状態などがよくわからないようならば、念のために害虫駆除をお願いしておいた方が良いと思います。

 

住んでいないから必要はないだろうと思いきや、そうもいかないのでお金がかかってしまいますね。

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