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空き家なのに保険って必要なの?

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空き家に保険は必要?

空き家なのに保険って必要?火災保険への加入について

誰も住んでいないのだから、空き家にはあらゆる保険は必要ないのかもしれません。

 

しかし、世間一般的には火災保険への加入は勧められています。

 

転勤で一時的に空き家となる物件はまだあってもらわなくては困るのでもちろんのこと、相続などによって引き継いだ空き家に対してもです。

 

人が管理していないということは、放火や自然発火という危険性が完全にないわけではありません。

 

もし火災によって空き家が倒壊してしまったら、その後始末としてかかる費用を支払わなくてはならないのです。

 

これを未然に防ぐため、火災保険への加入が推奨されています。

 

確かに誰もいないのに保険料を取られるのはもったいないような気もしますが、要は万が一の時に備えて対策をしておくというのが保険ですよね。

 

それは人が住んでいようといまいと本質は同じだと思いました。

 

あいおいニッセイ同和損保が始めた空き家に対する保険とは

あいおいニッセイ同和損保は2017年2月から「空家賠償責任保険」の販売を開始しました。

 

これは、空き家管理を行う事業者に向けたサービスで、空き家について発生する万が一に備えた保険です。

 

その万が一というのは、不審者の滞在や放火、古くなった屋根材や外壁材が落下するなどの事故、事件のことを含みます。

 

空き家問題が深刻化していきたことにより始めた保険で、これからはその需要も増えてくるでしょう。

 

これに加入していれば上記のような事件や事故に対応してくれるので、加入者は安心して作業ができます。

 

この保険に加入しているという業者を選んで空き家管理を頼むというのも、これから見ていくべきポイントになると思います。

 

住宅に関する時代背景が変わればそれに伴って必要とされてくる保険も変わるので、その都度チェックしておきましょう。

 

空き家の保険相談で多いパターンは3つある

空き家の保険相談を受けてくれる会社はたくさんあるので、こちらから金額やサービス内容などを参考にして選びましょう。

 

保険相談に来るという人のパターンは大体決まっているそうなので、相談を受けてくれる人も慣れたものだと思います。

 

よくあるのが、親が亡くなって、相続する期間まで空き家となるパターン、同じく親が亡くなって空き家となったが、その後どうするかは決まっていないパターン、そして、親が介護施設に入居したことにより空き家となったパターンの3つです。

 

もちろん、これに当てはまらなくても空き家の保険相談は無料できるところがあるので、自分の置かれている状況を説明すると良いでしょう。

 

急に空き家を管理することになったとなれば、上記のようなパターンではほとんどの人が空き家管理初心者です。

 

相談して不安を解消しましょう。

 

放火の危険性を考えると空き家にも火災保険は必要

空き家の火災保険と地震保険については、NPO法人、空家・空地管理センターが加入を推奨しています。

 

相談にものってくれるでしょうから、それぞれの保険のうちどのプランが良いかを検討しましょう。

 

誰も住んでいないからといって放置するより、放火から家を守るためにも火災保険には加入しておいた方が無難でしょう。

 

何事もなければ支払ったお金はもったいなく思うかもしれませんが、それは今私たちが入っている医療保険なども同じです。

 

安心代として毎月支払っておくと考えれば良いのではないでしょうか。

 

特に必要となってくるのは、転勤によって一時的に家を離れるというパターンです。

 

いずれ戻ることが前提なら、家の手入れも月一で頼んでおいた方が家の劣化は遅くなります。

 

私なら空き家管理会社にお掃除もお願いしたいですね。

 

家財道具がない空き家でも火災保険には入れる!

家財がない空き家であっても、定期的な利用がなくても、火災保険には加入できます。

 

店舗併用住宅物件として加入できるそうですが、人が住める状態でなくてはなりません。

 

家財がないからと言って保険に入れないと思い込んでいると損をしますね。

 

まだ空き家をどうするか決めていないという場合でも、将来的には売却するかもしれません。

 

更地にして売るにしても、火災が起きてしまっては早く消さないと隣の家に火がうつってしまったら大変なことになります。

 

その分の損失を保険に入っていない状態で補うのはかなり厳しいですから、特に家同士が離れていないのであれば、近所のことも考えて火災保険には入っておいた方が安心できると思います。

 

私なら、最悪は人の命にかかわってくることにもなりかねないので、万が一に備えて加入したいですね。

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