新築一戸建て 妥協

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海沿いの一軒家で静かな環境だけど、駅も近くて通勤にも便利、敷地も広くて休日には庭でペットと子どもが遊んでいるの♪

 

……お金が際限なくあればいいんですよね、ほぼ何でもかないますから、上にあるような理想の環境でも大丈夫でしょうね。

 

でも、実際はお金に上限がある以上、どこかで妥協しなくてはなりません。

 

でも、片っ端から妥協していくと、確かにお金はかからないかもしれませんが、誰のための新築一戸建てかわからなくなります。

 

そこまで苦労してローンを組んで手に入れるのが、特にこだわりの感じられない、どこにでもある家では寂しいものがあるでしょう。

 

妥協した分だけ、どこかにこだわるということですから、どこで妥協するかは、どこにこだわるかと同じ意味合いです。

 

この妥協／こだわりのポイントで、住居の幸せ度が全く変わってきますので、妥協するポイントだけは間違えてはだめですが。

 

まずは予算を立てましょう、一番大切なのは初めに書いたようにお金です。

 

便利なシミュレータがWeb上にあるので、今の自分たちならばいくらまで家にかけることができるのかを出してみます。

 

次に考えるのが土地、いくら家の寿命が延びたといっても20年もたてば建物の価値はゼロになってしまうのが日本の現状です。

 

財産という観点で考えるならば、建物より土地。

 

ならば比較的値下がりのしない、あわよくば値上がりするかもしれない土地を探しましょう。

 

いやここは家の広さだろ、というならば多少不便でも地価の安い場所を検討すべき。

 

……このように意見が割れてきたならば、重要視することを書きだしていくのが手です。

 

「こんな家に住みたい」
家族全員でリラックスしながらアイデアを出し合います。

 

この場合のルールは、どんなアイデアも否定しないこと、質より量を重視すること、結論は出さないこと、どんどん脱線すること。

 

まさにブレーンストーミングですが、実に有効な手段です。

 

その後、ひと段落したら優先順位を付けていきます。

 

立地は？間取りは？リビングの広さは？太陽光発電システムは？……

 

次に賛同をあまり得られなかったアイデアを消していきます。

 

この作業の後に残ったものが、優先度の高いアイデアで、これに残らなかったものが優先度が低いアイデア。

 

つまり、妥協すべきポイントですね。

 

その分、こだわるべきポイントには力をそそぎましょう。

 

この方法ならば、妥協したにもかかわらず、家族が喜べる1軒ができあがることでしょう。

 

なるべく楽しんで家作りに取り組みましょう。

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