必要なものはそろってる?【2023年版】新築一戸建て購入時の罠
引っ越しといえば引越業者にお願いして家具や荷物を運んでもらう事を想像しますが、実は他にもやることが盛りだくさん。
ネットや電話、ガスや電気等の生活インフラは契約終了や、切り替えを行います。
役所にも転出・転入の手続きが必要です。
意外な盲点なのが、新居の掃除です。
出来立てなのに掃除がいるの?と思われがちですが、パッと見は奇麗でも完成までは、日々業者の方が出入りしていたので意外と汚れていたりします。
そして引越前に、今までの家のご近所の方へのご挨拶と、新居のご近所の方へのご挨拶も準備が必要です。
家を買うのも大変だったのに、まだやることがこんなにあるのかと驚く方もいるかもしれません。
抜かりなく新居への引越しを済ませるために、これから具体的に何をしていく必要があるのかチェックしていきましょう!
引越しが無事完了した暁には、念願の「我が家」での新生活がスタートします。
新築だからといって、他の場合の引越しと特別な違いは多くはありませんが、新築だからこそ気を付けたいポイントはいくつかあります。
まずは新築だからこそのポイントについて、不動産・住宅情報サイトのLIFULL HOMES様のページを参考に、詳しく見ていきましょう。
出典:https://www.homes.co.jp/cont/living/living_00542/
(1)引越前に新居でやること
・換気
・掃除
・ワックスやコーティング
・エアコン等の工事の必要な家具、家電の取り付け
・オーダー商品の手続き
・新居用の家具、家電の購入
最近の家には24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、その理由はご存じでしょうか。
シックハウス症候群やアレルギーを防ぐためです。
家を建てるためには多種多様な内装材や接着材が使われます。
最近はシックハウス症候群やアレルギーへの認知も広がり、原因となるホルムアルデヒド等の少ない物も増えています。
しかし、入居前に換気をしておくだけでリスクが減るなら、換気をしておくに越したことはないでしょう。
季節や体質にもよりますが、窓をあけての換気はアレルギー物質を家に取り込む原因になる場合もあるため、24時間換気システムを活用しましょう。
新築の家は、業者の出入りが多く、意外に汚れていたりするものです。
大型家具が入っていない入居前が一番楽に掃除をするタイミングになると思います。
また、ハウスメーカーによっては、引渡し前にクリーニングサービスを実施している場合もあるので、事前に問い合わせしておくと良いでしょう。
フローリングへのワックスがけや水回りへのコーティング等もお忘れなく。
最近は全館空調を取り入れて不要だという方もいらっしゃいますが、新しくエアコンを買われる場合や、工事が必要な家具を搬入するのも荷物が増える前にしておくのが良いでしょう。
カーテン等の採寸が必要な商品も、入居までに納品が間に合わないといったトラブル回避の為、早めにオーダーを済ませておくと安心です。
せっかくの新居なのでと、新しい家具や家電を買われる方も多いと思います。
お店によっては、引越までの間、購入した家具や家電を預かり、引越後に新居に直接搬入してくれる場合もあるので相談してみましょう。
(2)引越前に今までの家でやること
・引越業者の選定
・生活インフラの解約、変更手続き
・今までの家の解約手続き
・住民票や郵便物の住所変更
・学校等への転校手続き
・挨拶の品の準備
・断捨離
・荷造り
・今までの家の掃除
・今までの家のご近所の方への挨拶
引越しを成功させるために一番重要なのは、良い引越業者を選ぶことです。
ただし、大規模新築マンションの場合は、引越しに関してマンション特有のルールがある場合があります。。
大規模新築マンションは、戸建住宅とは異なり複数の方が一か所に同じタイミングで引っ越ししてきます。
当然ですが、引越日が重複し、引越トラックの駐車場が確保できなかったり、エレベーターがなかなか使えないといったトラブルがおきます。
そういったトラブルを回避するため、新築大規模マンションでは引越の幹事会社が利用されます。
飲み会の幹事ではなく引越の幹事?と思われた方もいると思います。
引越の幹事会社とは、マンション全体の引越を取り仕切る会社。
引越の日程調整や、マンション全体の養生等、マンション全体の住民の引越がスムーズにできるように作業してくれます。
ただし、必ずしも幹事会社に引越しを頼む必要があるわけではありません。
幹事会社に引越しを頼めば、色んな事がスムーズに進めやすく、相手も同じマンション内での引越しを数こなすため慣れもあり、トラブルも最小に済むはずです。
反面、金額に関しては幹事会社だから大丈夫だろうと思考停止して、料金が割高な状態で契約してしまう場合もあるため、きちんと価格交渉することをお勧めします。
しかし、引越し業者は安ければ良いというものでもありません。
いくら安くても、作業のクオリティが低ければ物が壊れたり、せっかくの家にキズが付いたりするリスクが上がるでしょう。
見極めは大変難しいですが、口コミサイトを活用したり、引越しの多い知人にアドバイスをもらうなどして頑張りましょう。
(3)引越し後にやること
・各種立会い
・生活インフラの開通確認
・新居のご近所の方への挨拶
・荷ほどき
引越し後にやることは、おおむね賃貸の引越しと変わりありません。
ご近所の方への挨拶は地域性があり、一概には言えませんが、特に戸建ての場合は町内会等への加入義務等があったりするので、リサーチがてら挨拶しておくと良いと思います。
また、マンション等の場合は、存外階下に足音などが響くものです。
迷惑をかける前に、と挨拶しておくようにしましょう。
新しい家には新しい家具と新しい家電を!と意気込んでいらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。
なんでもかんでも買い揃えるわけにはいかないでしょうが、新しい家に住む醍醐味でもありますね。
皆さんいったいどんな物を揃えているのでしょうか。
「ポラスの分譲住宅」様のコラムに、多くのご家庭で買い替えた家具や家電と費用はいかほどになるのかの参考になりそうな記事がありました。
どれも、新生活に向けて買い替えたい気持ちが分かるチョイス。
紹介されているこれらをすべて合計すると約70万〜150万円になり、安く揃えたとしてもかなりの出費になります。
しかし、実際のところはすべて買い替えるのではなく、もうすぐ寿命であったり、置く場所のサイズが合わない物等を優先して買い替えを行い、他の物は予算と相談してとなるご家庭が多いのではないでしょうか。
今回の例の場合、リビング・ダイニングと寝室、子ども部屋の3部屋にエアコンが計上されていますが、まだ子供がいない、もしくは幼い場合、子ども部屋の使用頻度は低いため、エアコンの購入を急ぐ必要はないと思います。
逆にカーテンに関しては窓のサイズは家によってかなり変わるため、そのまま使えない場合は購入が必要となってきます。
特に大きい窓用は手持ちのカーテンサイズが合わなかったり、数が足りない場合は購入をお勧めします。
使用頻度の低い部屋であっても、作り付けのシェード等がなく日差しがカバーできない場合は、床や壁も日焼けしてしまいます。
カップボードや冷蔵庫は面積も大きいため、インテリア等を考慮して買い替えしても良いかもしれませんが、炊飯器や電子レンジはどうでしょうか。
あまりインテリアは関係ない部分なので、もともと使用している物があれば継続して使っても良いと思います。
洗濯機についても、インテリアの為の買い替えは必要ないと思います。
上記のリストから、エアコン1台、炊飯器、電子レンジ、洗濯機を除くと13万~26万の節約になります。
例えば、LDK等来客の多いスペースは新しい物を購入し、その他のスペースは今まで使用していた物をなるべく流用すれば、我慢ばかりではなくピンポイントで良いものを準備するといった、メリハリのあるお金の使い方ができるかと思います。
自分の中の優先順位をしっかり把握すると、おのずと買い替えるもの、買い替えないものが定まってくるでしょう。
その昔、友人が新築の家に引っ越した時、現場監督さんからの「ある程度お掃除はしてから、お引渡しするので大丈夫ですよ」の言葉を鵜呑みにして、引越し前日に引き渡しをしてもらったら、キッチンのすべての引き出しが木くずでいっぱい、という事件がありました。
私も急遽かけつけましたが、このままでは引越しの荷物が届いても当座の物すら片付けられないと、急遽新居の方の大掃除もする羽目になり、とても大変…。
後から調べてみると、新築でも実際に引越しを行うまでの間にお掃除が必要なケースは多いようで、こちら側のリサーチ不足もあったと反省しました。
また、実際に住み始める前に、各場所に下準備をしておくことで、住み始めてからのメンテナンスがとても楽になるという情報もありました。
親切にもそんなテクニックをまとめた記事が、ブログ「憧れのマイホームで送る趣味ライフ~20代夫婦の家づくりと時々趣味のブログ~」にありましたので、場所別にチェックしてみましょう。
憧れのマイホームで送る趣味ライフ~20代夫婦の家づくりと時々趣味のブログ~より
(1)お風呂・洗面・トイレ
・お風呂に燻煙剤タイプのカビ対策をする
・洗面ボウルの排水口にゴミガードを設置する
・洋式トイレの床と便器の隙間を埋める
(2)キッチン
・ビルトインコンロの隙間を埋める
・グリル排気口カバーを設置する
・シンクに撥水コーティング剤を塗る
(3)その他
・扉が当たる部分にキズ防止用クッションゴムをつける
・家の内外に害虫対策をする
最近はインスタ等でも、こういった内容の投稿が多いので、既にご存じのテクニックも多いかもしれません。
特に燻煙剤タイプのカビ対策は、私もやっていますし、周囲でも定期的にされている方も多いです。
シンクへのコーティング剤はお使いのシンクの素材等によっては使用できない場合もありますし、施工時に既に施されている場合もありますので、良く調べてから使うようにしましょう。
内覧会が無事に終わったら、その状態で住宅は引渡しされます。
しかしそのままでは、あまりにも設備がそろっていなくて、このまま住もうと思っても住めないのが実際。
大きなものからこまごまとしたものまで、いろいろとそろえなくてはいけません。
まず必要なのがカーテン、レールも一緒につけてしまわないと意味がないですよ。
カーテンを購入する方法は、ハウスメーカーに依頼する、専門店に依頼する、量販店で買ってくるの3通りです。
値段はハウスメーカー、専門店、量販店の順に安くなりますし、安心感はその逆に高くなります。
安く上げるなら量販店で、レールの設置も自分たちでするのが一番、意外と簡単なのでおススメです。
こちらの記事→ 新築一戸建てカーテン選びは手間をかければその分安くなる!で詳しくご紹介していますが、カーテン選びに手間をかけることで、お金(費用)を減らし、理想的な部屋に仕上げることができることは間違いありません。
価格以前の問題ですが、必ずカーテンの手配はしてください。
カーテンを付け忘れた人を知っていますが窓の形が特殊だったのと、もともと凝り性だったのもたたって、届いたのが2週間後。
カーテンが届くまでの間、朝は強烈な夏の日差しに起こされ、外出から帰ると炎天下のごとき室内温度とひどい目にあったようです。
周りに家はなかったからよかったものの、プライバシーも何もない状態で2週間は非常につらかったとのことでした。
そしてカーテン選びと同じくらい悩むのは、家具選びです。
家具選びは、デザイン、カラー、使い勝手、素材などなど、考えなければいけないポイントが多々ありますから、それを1人で完璧にクリアするなんて、大変ですよ。
そういうときは、無理せず「先人の知恵に学べ!」です。
あの人気ユーチューバーのヒカキンさんが、IKEA、ニトリ、HOMESに行って家具選びをしてきた動画がありました!
↑ ↑ ↑
面白おかしく家具選びいついて学べると思います。
次に照明、これらはネットや量販店で購入して自分で取り付けると約半額で済んでしまいます。
シーリングライトやペンダントライトなら工事は不要なので、自分で取り付けも可能でしょう。
またエアコン、ハウスメーカーに頼んでしまうと高いというイメージからか、後付けにするケースをよく聞きます。
6帖程度の量販タイプならば理解できますが、サイズが大きくなってくると、値段はそう変わらなくなるものです。
何より入居してすぐに使えるというメリットもありますので、一度ハウスメーカーにも相談をして見ましょう。
照明やエアコンの取り付けはプロに依頼するとして、購入は家主がおこなう施主支給という手もあります。
支給品の手配が遅れると工事の日程に影響をあたえますので、気を付けないといけません。
また、ハウスメーカーによってはできない場合や保証の適応外となる場合がありますので、確認が必要です。
そして注文住宅の失敗として、最も多いものが、コンセントの位置!
こちらの記事→ コンセントの配置場所だけじゃなく、設置する数にも注意!で書きましたが、コンセントの配置でミスると、せっかくの注文住宅が台無しですから。
無垢のフローリングに延長コードがビヨーン、、、なんてことになるのは、絶対に嫌です。
新築だと、今はガスコンロ → 新居ではIHというパターンも多いでしょう。
その場合、鍋やフライパンを買い替える必要があるかもしれません。(事前にハウスメーカーさんから説明があるはずですが)
グレードにもよりますが、IH用の調理器具はそこそこのお値段になりますよね。
AEONで物色してみると、安いものでも@2,000円前後です。
個人的には、ネット通販などをうまく使って「セット買い」するのがオススメ。
フライパン、鍋・・・調理用具9点くらいがセットになって1万円前後で購入できるショップも多いので、バラで買うより効率的です。
引越してすぐにお料理はしないかもしれませんが、意外と忘れがちな物。
細かい部分ですが、新生活の予算として調理器具も計上しておくのをお忘れなく!
賃貸物件の収納って、実は意外と侮れないものだったりします。
例えば我が家は大和ハウスの賃貸アパートなのですが、収納はかなり充実しているほう。
ウォークインクロ―ゼット、シューズクローゼット、パントリー、押し入れ×2、床下収納×2、クロ―ゼット×2・・・と、2LDKの物件でここまで収納たっぷりなのは助かります。
おかげで、部屋に出しておきたくない収納ケースやおもちゃ、ラグ、布団類は全てスッキリ収納できていたのですが、引越し先の新築マンションは今より収納が少なくなるんです。
新築の一軒家だとそんなことはあり得ないのかもしれませんが、アパート→マンションまたは建売物件への住み替えだとしたら収納スペースは少なくなる可能性もありますので注意が必要です。
収納スペースの数を把握するばかりではなく、作り付けの収納棚に入っている棚の仕切り板の数もチェックしておきましょう。
もしかしたら、棚板が少なくて思ったように物を収納できないかもしれません。
そんな場合は、無印良品の収納アイテムを活用した収納術を紹介するサイトも参考になるかと思いますのでチェックしておきますね。
⇒ folk「【無印良品】収納実例集☆リピーター続出の使える収納アイテム&アイデアとは?」
また、無印良品さんのインスタグラムを見るだけでも収納のセンスが磨かれると思います。
こういった事例を参考にしつつ、「どんな収納グッズ」が「何個ずつ必要か」をノートにまとめてみましょう。
「なんとかなるさ」「テキトーでいいよ」と思っていると、無駄に買い過ぎたりして出費が増えてしまいます。
なにかとお金がかかる新築購入、少額な部分でも削れるところは削って節約しましょう。
意外と忘れてしまうのが表札や郵便ポストなど外構にともなうもの。
外構の工事は引渡し後になる場合がありますので、それまではポストのかわりになる箱などの用意が必要です。
また、表札は誰も手配していないというケースがよくありますので、確認が必要です。
新居となると用意するものが膨大なので忘れてしまうこともありがちです。
そんなことがないように、引越しの荷解きは早めに行い、不足の分はすぐに買いにいけるようにしておきましょう。
新築の家でも、はじめから落ち着ける雰囲気が作れたらステキですよね。
先日、リビング静岡でステキなハウスメーカーさんが紹介されていたのでご紹介したいと思います。
(リビング静岡 2018年新春号より)
静岡県清水区にあるシバタ建設さんが目指しているのは、「暮らすほどに愛着の深まる家づくり」。
独自の技術を使い、住めば住むほど愛着がわく家を建てているそうです。
そして私が気に入ったのが、プロバンス風の住まいにこだわっていること。
アンティーク・レトロ・ビンテージの風合いを大切にしていて、新しく製造されたものにエージングをかけて、古めかしさを出しているんです。
また雰囲気がオシャレなだけでなく、強度も大切にしています。
シバタ建設さんの注文住宅に共通しているのが、自然素材を使った家づくり。
地震にも強い木造軸組工法という日本で古くから使われていた伝統工法を用いていて、通気性よし!日本の四季に合う家を実現しているそうです。
どんな家なの?気になりますよね。
それがこちら。
出典:シバタ建設 公式サイト
カフェスタイルのキッチン、欧風スタイルにとことんこだわったステキなお家です。
単に新しいだけではなく、私だけのオンリーワン!のおしゃれハウスを建てたい方は参考になると思いますよ!
【関連記事】
こちらの記事も、新築の注文住宅に入れる家具を検討する際に、お役に立てると思います!ご一読下さいませ(^^)
↓ ↓ ↓
カーテンもさすが県民共済住宅コストパフォーマンスは超高い
新築で必要なものは・・・って、実際に住んでみないと想像がつかないところもあるでしょう。
何が必要で、何が要らないのか。
その目安をつける意味でも、あえて「フル装備の家」を見てみると参考になるかもしれませんよ。
こちらは、生活に絶対必要なものが標準装備でついてくるプラン。
「どれも女性の目線で選んだ」「お引渡しの日から快適に暮らせます」ということですから、このページを眺めてみるだけでも「そうか、これも必要かもね」とイメージしやすいでしょう。
例えば、ランドリーラックは標準仕様ではついてこないメーカーが多いですよね。
しかし、洗剤や洗濯ばさみなどサッと取り出して使いたいものを収納するにはラックがあると絶対に便利。
このプランのように標準でついているのが理想的ですが、そうでないなら自分で調達する必要があります。
また、このプランだと「家具を買い足す必要がないくらいの収納力」を売りにしていますが、荷物の量によってはやはり収納家具が必要かもしれません。
ぜひ、引越しをする前に「何を」「どこに」収納するか具体的にシミュレーションしておきましょう。
そうすることで、せっかくの新築に物があふれかえってしまうのを防止できますし、また余分な収納家具に無駄遣いする失敗も回避できます。
フル装備の家としては富士住建もメジャーです。
こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね。
念願の新築マイホームを手に入れるのですから、それはそれはいろんなものが欲しくなるでしょう。
使える家具だって全て買い替えてしまいたいという衝動に駆られてもおかしくありません。
毎週末、ニトリやホームセンターに出かけては、「あれも」「これも」と買いたいものリストが膨らんでいくかもしれませんね。
ただ、やみくもに買い替えていくだけだと、部屋は雑然とした印象になってしまいます。
まずはコンセプトを決めること。
- ベースカラーは?
- テイストは?(例えばナチュラル系、インダストリアル系、アメリカ西海岸風、北欧風・・・etc)
そして、「どうしてもこれだけは買いたい(置きたい)」という主役級の家具を一つだけ決めてみましょう。
そうすれば、その人がどんなインテリアを望んでいるのかがわかり、全体のコンセプトも定まってきます。
あとは、その家具に合わせて他の家具や雑貨をそろえていくというイメージですね。
「まずはカーテンから」
「どうしてもこのソファーを買いたい!」
「LDKの主役はやっぱりダイニングテーブルセットでしょ」
・・・と、人によってこだわりたいポイントは本当に様々です。
だからこそ、まずは「自分は何にこだわりたいのか」をハッキリさせてから必要な物をリストアップしていくことが大事!
「インテリアのことはよくわからない」という方は、インテリア雑誌を眺めてみたりインテリアショップに出かけて見たりしてイメージをふくらませましょう。
好きな洋服の店やカフェなどのインテリアに自分の好みを知るヒントが隠されていることが多いので、「新居をこんな雰囲気でまとめるなら、まず何が必要か?」と考えてみることをおススメします。
新築マイホームに引っ越して、何気なくふと探してしまうのが「時計」です。
ずっと壁に時計がある生活をしていた方は特に、「ないと違和感を覚える」「ない生活が不便」と感じてしまうでしょう。
せっかくのマイホームですから、時計もとことんこだわって!
たとえば、楽天市場でランキング上位に入っているのはこんな時計。
出典:楽天市場 公式サイト リモコン付き デジタル時計 3D LEDデジタル
デジタル時計の壁掛けタイプはなかなか見かけないので、これは斬新!
部屋を暗くすると自動で就寝モードになり、明るくするとライトアップ。
輝度もお好みに合わせて調整できます。
「他の人と被らない時計にしたい」「エッジの効いた時計がいいな」という方におススメです。
シンプルだけど存在感のある時計がいいな~という方にはコチラ。
出典:楽天市場 公式サイト 壁掛けフック特典付き★掛け時計 電波時計 おしゃれ 北欧 かわいい エアリアルレトロ
絶妙なレトロ感と上品さを醸し出すフレームもさることながら、この時計の魅力は夜間に秒針を止められること!
これなら、寝室の時計にありがちな「秒針の音が気になって眠れない・・・」というお悩みを回避できますね。
フレームも文字盤もいくつかバリエ―ションがあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選び分けができるのも嬉しいポイントです。
どちらも5000円未満で手に入る時計で、なおかつ口コミ評判も高いので、時計選びに迷っている方はぜひチェックしてみてください。
新築物件に引っ越してみて、意外と「計画不足だったな」と感じたのは、照明のサイズです。
「絶対にコレが良い!」と、超絶気に入って購入したものでしたが、実際に新居のリビングに設置してみたら大き過ぎて不釣り合い。
店で見た印象とはだいぶ違っていました。
お店は一般的な住宅と違って天井も高く、面積も広いので光の広がり方がかなり違います。
店やネット写真で見た印象のまま購入すると、「あれ、こんなハズじゃなかった・・・」となりやすいので注意が必要ですね。
電球の色も、明るいほうが良いのか、それとも温かみのある色が良いのかで選ぶべき電球が異なります。
それも、部屋のサイズによって印象が変わってしまうので事前のリサーチがかなり重要だと言えるでしょう。
例えば私は、北欧インテリアでよく見るコチラの電球にあこがれて購入しました。
出典:ツイスト 公式サイト 北欧照明ブランド10選!快適な住環境が考慮されたデザインとは Secto Design(セクトデザイン)
憧れていたイメージとしてはほんのり薄暗い間接照明っぽい明かりだったのですが、本を読んだりするにはやっぱり暗いんですよね・・・。
結局、電球を白色のものに買い替える羽目になり、数千円の追加出費となってしまいました。
子供部屋の照明も、イメージだけでネット購入したため、思ったよりも小さい!暗い!という問題が勃発。
照明の明るさは部屋の雰囲気にダイレクトに影響を与えるので、選び方には本当に慎重になったほうが良いですね。
これは経験してみないとわからないことですが、「あこがれだけで証明器具を買ってはいけない」というのが今回の教訓でした!
モデルルームを見学する際にも、「この照明は、なん帖の部屋に合わせてデザインされているのかな?」という視点から見るようにしましょう。
新築に必要だったもの 実例その1
ブログ「ユメオのマイホーム生活」さんに実際に購入した商品の紹介がありました。
写真もたくさん掲載されていますので、実際に使用したらどうなるのかイメージがつきやすいと思います。
出典:ユメオのマイホーム生活さん
使う場所別に金額を調べてみましょう。
記載の金額は2022年10月時点での価格です。(ダイニングテーブルを除く)
(1)キッチン関係 合計:121,840円
1.ダイニングマット 180×240cm
・メーカー:MODERN DECO
・金額:8,698 円
2.パナソニック生ごみ処理機
・メーカー:Panasonic
・金額:104,980 円(現行商品MS-N53-Sの価格)
3.ケユカのゴミ箱
・メーカー:KEYUCA
・金額:8,162 円
ダイニングマットをあえてキッチンで使用することにより、こだわり床材を隠すことなくいろいろな汚れから床材を守っています。
生ごみ処理機は、自治体により購入に助成金が出ることもあり、新築と同時に購入を検討される方も多いですね。
(2)ダイニング 合計:約17万円
1.一枚板のテーブル
・金額:約17万円
(3)寝室 合計:129,800円
1.ポップインアラジン2
・メーカー:PopIn Aladdin
・金額:129,800円(現行商品のポップインアラジン 2 プラスの価格)
ポップインアラジンは、一時期子育て系のブロガーやインスタグラマーの方々がこぞって紹介していたので、紹介記事を読んだことがある方も多いのではないでしょうか。
使用方法として、スクリーンよりは壁に投影する方がほとんどかと思います。
壁にスイッチ類等があると映像の邪魔になってしまうのが欠点ではありますが、単純にテレビを置くことと比較すると、テレビ台やテレビそのものを置くスペースが不要となります。
物をあまり増やしたくない方や、物のお手入れが苦手な方には向いている商品だと思います。
特に注文住宅の方は、設計前に使用の是非を決めると、スイッチの位置なども考慮できるので効果的に使えそうです。
(4)庭 合計:207,467円
1.倉庫(物置)
・メーカー:ヨド物置
・金額:154,170 円
2.芝刈り機
・メーカー:ゴールデンスター
・金額:19,900 円
3.マキタの充電式ブロワ―
・メーカー:マキタ
・金額:33,393 円
地方在住の場合、冬タイヤの収納場所に困る方が多いですが、物置があれば安心ですね。
芝刈り機やブロワーは、庭のタイプによって要不要が分かれます。
芝生の手入れはすべて手作業だと本当に大変なので、頑張って維持していける場合は購入してみるのも有り!
私の近所には、芝刈り機の購入を迷っている間に、枯らしたり、コケなどが大量発生して、人工芝に切り替えた人が何人かいました。
ブロワーは庭や近所に大きな落葉樹があるかないかによって、検討すると良いでしょう。
我が家にも木は何本か植えてあり5年以上経ちますが、月に数回箒とチリトリで集める程度で済んでいるので、木の種類と落葉時期の様子を見てから購入しても良いですね。
(5)掃除用品 合計:211,239円
1.アイロボットルンバi7
・メーカー:iRobot
・金額:142,868 円
2.ブラーバジェット
・メーカー:iRobot
・金額:59,800 円
3.マキタ充電式クリーナ
・メーカー:マキタ
・金額:8,571 円
こちらのお宅では土間掃除を充電式クリーナーで行い、居室の掃除をルンバとブラーバのセットで行っているそうです。
使う場所別の気になるお値段の合計は以下の通りです。
(1)キッチン関係 合計:121,840円
(2)ダイニング 合計:約17万円
(3)寝室 合計:129,800円
(4)庭 合計:207,467円
(5)掃除用品 合計:211,239円
総額は約653,346円となりました。
助成金や自治体の次世代住宅ポイントを使用したため、実際にはもう少し金額は抑えられているそうですが、住宅の購入後にもある程度の予算は残しておく必要がありそうですね。
【まとめ】新居での生活を具体的にイメージしてリストアップ!
新築購入時は、支払いやら登記やら引越しの手続きやらでバタバタしがち。
うっかりしていて、引越し後に「アレがない」「コレもない」となりがちです。
買い忘れがちな「必要なもの」をチェックしてみましょう。
- プライバシーを守る!カーテン&レール
- エアコンなどの家電製品
- ポスト
- IH(またはコンロ)対応の調理器具
- 収納アイテム
今の家から、新居に移ったら・・・と、腰を落ち着けて新しい暮らしを具体的にイメージしてみることが大事。
新生活をスムーズに始められるように、なおかつ余分な出費を抑えられるように。
必要なもの・足りないものはしっかり把握しておきましょう。
注文住宅の総合情報
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