注文住宅 失敗 窓

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高解像度の4K映像を使った窓型のモニターが発売になると、話題になっています。

 

縦長の形でパソコンやテレビとは、様子が違い、映し出される風景は全てオリジナルの映像といいます。

 

海辺の風景とか写したら最高だろうな、と思いながらも、太陽光も風も入らない窓に意味があるのかと考えさせられました。

 

採光、通風など家の基本的な機能を担う窓。

 

それだけに、失敗の事例はなかなか重大なものが多いようです。

 

光があふれる部屋にしたいと思い、東・南・北の3方向に大きな窓を開けたところ暑い、とにかく暑くて失敗でした。

 

風通しも悪くない間取りにしたのに、夏場は窓を開ける気にもならず、遮光カーテンはしめっ放し、エアコンもがつけっぱなし。

 

これは重大!

 

窓は大きければよいというものではないですし、光は入ればいいというものではないのです。

 

特に2階の部屋だそうですから、暑さは余計に大変なもの。

 

3方も開いているのなら、窓を小さく取ることを考えなかったのでしょうか。

 

反対に冬は？と聞いたところ、雪が降るから光は始めから入らないとの事。

 

あの徒然草にも、
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」
という一節があります。

 

昔の人の言葉は重いですね。

 

自然は上手に利用しなくてはなりません。

 

また、窓の数をたくさん取りすぎて、壁が少なくなってしまい、家具やテレビの設置に苦労しました。

 

これも、かなりシリアスですね。

 

窓際のテレビだと、太陽光の入り具合によって写りこみがはげしくなり、視聴どころではなくなってしまいます。

 

また、冬場も窓の働きは非常に大きいもの。

 

ためしに壁と窓とを冬に触ってみると、窓から熱がガンガン逃げていっているのを実感できます。

 

だって、窓って冷たいでしょ？

 

ある人がいうに、我が家はペアガラスにしたのですが、今一つ効果を実感できません、やはり、失敗だったのでしょうか？

 

そんな場合は、二重窓が効果的です。

 

今ある窓の、窓枠にもう1枚窓をつけるだけ、始めから設置するもよし、後で設置するもよしのお手軽さです。

 

断熱性が高い空気の層が厚くなれば、効率も高まるという発想の二重窓。

 

1組施工すると、ほぼ必ずリピートが来るほどの人気商品となっています。

 

採光、通気そして断熱。

 

非常に大きな役割をはたす窓、一度見直してみる価値はありそうです。

 

最後になりましたが、
断熱のために、フィルムを自分で貼ったら熱で膨張したせいでしょうか、夏の日に割れてしまいました。

 

こんなことのないよう、必ずプロとご相談を。

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