注文住宅　失敗　子供部屋

トップページ ＞ 注文住宅の失敗談はかなり重要！ ＞ 子ども部屋のあり方を研究！はたして、その部屋は成功、それとも失敗？

家はこの先、何十年を見越して建てるべし。

 

この言葉が一番当てはまるのが、子ども部屋。

 

乳幼児期、思春期、成人以降と子どもは20年で少なくとも3回大きく変化します。

 

それに対応できる子ども部屋が、成功した子ども部屋といえるでしょう。

 

一番の問題になるのは、兄弟姉妹の部屋割りです。

 

例えば、ちょっと大きさの違う部屋2つを兄弟にあてがいましたが、小さい部屋を使っている方がいつも不満げで、失敗しました。

 

大きめの部屋を2人で使うようにしましたが、成長するにつれてどうしても個室が欲しいと言い出しました。

 

……子ども部屋があるだけでも、感謝しなさい！！なんていっても、聞く耳を持たないのでしょうね。

 

何といっても時代が違いますし。

 

部屋の大きさの不満については、できるだけ、いっしょの条件をあたえるしかなさそうです。

 

また、成長につれて大きな部屋を2つに区切るというのが、最近の子ども部屋の間取りで主流になっています。

 

乳幼児期は大きな部屋、思春期には2つの部屋、成人以降はまた大きな部屋にして使い勝手をよくする。

 

そのためには、2つの部屋にわける仕切りを考える必要がありそうです。

 

可動式の間仕切りというのが正解のようですがコストの問題があるのならば、家具を使って仕切るという手もあります。

 

また、壁紙や家具を可愛くしすぎた。

 

という声もありました。

 

好みの問題だから何ともいえませんが、成長を見越した部屋づくりが必要です。

 

そして、子どもたちが念願というからロフトを作ったが、暑いといってまったく活用していません。

 

……こればかりは、ロフトが暑いのは常識ですし、設計担当はアドバイスをくれなかったのでしょうかという事例です。

 

今では、ロフトは単なる物置になっています。

 

いや、物置としてでも、きっちり活用されているならば失敗ではなくて成功だと思います。

 

最近は、勉強部屋をあたえられていない子どものほうが、良い成績を取る。

 

子ども部屋にこもらず、リビングやダイニングで勉強している方がよい。

 

という考え方が一般的になっています。

 

しかし、思春期のややこしい時期に逃げ場である、子ども部屋がないのはどうかと思うのです。

 

親と衝突し、お互いのストレスになるぐらいならば、逃げ場にこもった方が、良い結果になるのではないか。

 

ひとりになりたいときに、無理してリビングで仲良し家族をやっている方が、不自然だと思いませんか？

 

近場であった事例から、ちょっと気になったことを、最後に書いてみました。

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