注文住宅 失敗 インテリア

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「STAP細胞」で大騒ぎ中の理化学研究所に、高価なソファが置かれていると話題になりました。

 

テレビの画面に映されていたのは、コルビジェのデザイン、LC3。

 

何を置いてもいいし、これで研究者のみなさんの実績が上がるのなら安いものですけれど……でもあれ、200万円はするよね。

 

理研のうさん臭さがいっそう増した一件でした。

 

さて、このようにインテリアはその空間の印象を一発で決めてしまいます。

 

ですから、インテリアの見た目は重要すぎるのですが、それだけで選ぶと大失敗します。

 

ショップで一目ぼれしたソファを、いざ新居に運び込んだら、なんかイメージが違う、そして、なによりもでかい！！

 

実際に家具を購入する前に、間取り図の段階で、設計士やインテリアコーディネータと家具の配置を検討するのが普通です。

 

多きさやデザイン、色目など細部にわたりチェックしましょう。

 

失敗したからといって、買いなおしたりはできない代物です。

 

そこまで、吟味しても失敗は起こります。

 

間取り図上では何も問題がなさそうだったが、通路が思っていたより狭く、ソファの背後にあるクローゼットに入るのに困る。

 

人が通らないところにスペースはあるものの、通路が狭くて使い勝手が悪い。

 

動線と、間取り図では把握しきれない問題点が実際はあるということです。

 

通路は最低でも75cm、これを守らないとストレスがたまる家になります。

 

他に、思ったより家具の背が高くキッチンからテレビがみれず失敗でした。

 

という声も聞きました。

 

間取り図は2次元、生活するのは3次元。

 

想像力を働かせないと、失敗の元になります。

 

同じく、カップボードの扉と、部屋の扉が両方とも開けた場合に干渉しました。

 

これはまだ、我慢できるレベルとは思いますが、完璧な家を目指すならば、ここまで想像力を使わなければダメなようです。

 

間取り図に描かれていたサイズのソファで探していたら、ほんの少しが小さくてくつろげないことに気付きました。

 

いまさら、部屋の大きさは変えられないし、失敗しました。

 

ソファでくつろぐには奥行きが85cmは必要とされています。

 

また、3人がけならば幅は2mは必要です。

 

何よりも、実際に座ってみて、サイズも測ってみてから間取りも検討せねばなりません。

 

家族がつどうリビングは、全員にとって居心地が良くなければ。

 

そのためには家族間はもちろん、建築士やインテリアコーディネータとの打合せが必要です。

 

時間をかけて、じっくり取り組みたいものですね。

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